久々にギンギラ太陽’sを観劇。
- 劇場
- 西鉄ホール
- 日時
- 2019.7.21(日曜日)/12:00〜
久々にギンギラ太陽’sを観劇。
2016年の初演時には遠征の都合がどうしてもつかず、観劇を見送っていたら…案の定、大評判で主演のお二人は各々演劇賞を受賞。 首を長くして再演を待ち望んでいた所に朗報! 今作の観劇をメインに遠征計画を立てて、満を持しての観劇。 シアターオーブ観劇は【メリー・ポピンズ】以来、1年振り♪
「ハイ、ここは手拍子をする所」「ハイ、ここは笑う所」という客席の空気がかなり煩わしく感じるほどの、一体感に居心地が悪く思う事も多々あり。 ま、それほど皆さん今回の再演を思いっきり楽しんでいらっしゃるんでしょうけど…ねぇ。うん。
主演のお二人は前作の評価が『納得!』と膝打つ好演で感嘆する事しきり。 実はこの作品、映画も観た事がなかったので、三浦春馬さん@ローラがスーツや半裸になるシーンがあるとは知らず、そのヴィジュアルの落差も楽しめた。(色、白っ!)ドラァグクイーンの化粧を一旦落として、ラストでまたフルメイクで登場!とは、お肌酷使だわ…と要らぬ心配。 三浦さんは他のミュージカル作品でも是非とも拝見したい!
エンジェルスの皆さんも完璧な美しさとキレのあるダンスで魅了されました♪ そして…ラスト、ひのあらたさん@ジョージのロングブーツ姿に「ひのさん、足、長っ!」 私の中では『ひのさん=ムファサ(LK)』のイメージなんで、強烈なギャップ萌え☆
対して女性キャラがどちらも共感出来ず、キンキンと五月蝿い感じで残念に思うのは、その設定なのか?演出なのか?
銀河鉄道999 劇場版公開40周年記念作品 舞台『銀河鉄道999』の第二弾。 今作は松本零士先生誕生の地、北九州公演はナイため(『ライブin北九州2019』が開催)、私、初の明治座遠征! 浅野温子さんのプロメシュームに期待していたけど、体調不良で残念ながら降板。 代役で松下由樹さん。
4月11日にお披露目されたばかりのteamLab作の“明治座創業145周年記念企画・新緞帳【四季喜昇座-時を紡ぐ緞帳】”が見れる事も、すっごく楽しみにしていたけど…、今公演は開幕前から緞帳が上がってて、幕間〜終演まで緞帳が一度も降りることはなく、見れずに涙。 見たかった! 見たかった! 見たかった〜!! だって次、いつ明治座観劇の機会があるのよっ! 見たかった〜!!
今回の観劇を経て「あ!これはミュージカルではなく“音楽劇”なんだな」と。 どの曲を聴いても難しくて、一緒に口ずさめるような耳に心地良いメロディーが皆無。 唯一は映画でも唄われていたリューズの曲くらい。 ほぼ一緒に口ずさめる自分にもビックリしたけど、改めて聴くと『めっちゃ演歌っぽい!』 う〜ん、第二弾にしても曲が難解過ぎるよ…(なのでライブin北九州はパス)
今回の照明デザインは良かった! 少ないセットの中で、照明デザインで様々な空間を造り出して、あの機械化帝国まで表現。 プロの仕事って凄いなぁ〜と感嘆!
前作から変わったキャストは前山剛久さん@機械伯爵/ハミルと木下晴香さん(伊波杏樹さんとW)@メーテル。 ハミルは舞台オリジナルのキャラクターだけど、 その役所がよく解らなかったのは…私だけ? メーテルは前回よりはお芝居と声のトーンが良く、メーテルの背負わされた辛い使命みたいなものが感じられた…けど、やっぱりこのお芝居におていは脇役っぽい扱いなのは不満だなぁ〜。
で…総括な感想としては「よく、第二弾まで舞台化出来たなぁ…」と。 興行的にはどうなんだろうか?
終演後【ヤング・アフタートークショー】開催。 木下晴香さん、前山剛久さん、美山加恋さんが登壇で、途中からお宮の松さんも。 とにかく衝撃的だったのは皆さん「出演が決まってから999を観た」って事! 999ファンとしては心底驚いたけど“劇場版公開40周年記念作品”だもの、観客も含めて生まれてナイも多いよね、うん…。 かなりショックだった。
終日雨で、風もなかなか強く…【着物の日】を狙って本日のチケットを確保したものの、着物着用は諦めました〜。 ま、それでもお着物で観劇の方はチラホラと。
途中、愛之助さんの口上もあったり、客席二階での早替りや舞台との掛け合い等もあって、『お客さんを楽しませよう』という心意気がビシバシと!
いつも思うけど、十役あるんなら他の役者さんに振ればイイのに…。 早替りは見せ場だけど、慌ただしすぎて観ていてお腹いっぱいで疲れる〜。
三階さんが結構ご高齢の皆さんで驚いた! 壱くんの小桜姫はホントに愛らしくて「可愛い〜♪」と思わず声がもれてしまった。
千穐楽も観劇。 “ならでは”の爆発があるかと期待したものの、もうすでに疲労困憊のようで、ラストの本水での立ち廻りはヘロヘロ。 お疲れさまでした…。