中村福助 『歌舞伎・女形の美』【福岡シンフォニーホール】

【九州市民大学】の11月講師として講演 この大学は月に一度、いろいろな分野で活躍している著名人を招いてお話を聞く事が主な講義内容で、通常は1年間(計12回)の受講のようですが、「この講演だけ聴講したい!」というのも、講演内容によって可能な時もあるらしいです(今回はコレが可能でした)
昼、夜二回講演にも関わらず、広い会場の2階席までいっぱい☆ 中には遠方から来られた福助さんファンの方もいらっしゃったようで“福助さん人気”にビックリしました!
意外にもスーツで登場の福助さんは、約1時間半、一人でしゃべりっぱなし。 しかも…テーマである『歌舞伎・女形の美』に沿うことは殆どなく、勘九郎さんと博多座初お目見え公演・2002年9月【狐狸狐狸ばなし】の思い出や、襲名について、映画【娘道成寺 蛇炎の恋】の出演、そして【娘道成寺】に対する想いなどを熱弁!
印象的だったのは「歌舞伎のチケットは高いから、もっと気軽に見れる値段になるように、皆で働きかけましょうよ!私達も頑張るから」って盛んにおっしゃってた事と、愛之助さんを強力プッシュされていた事。 そして「来年6月は海老蔵くんの襲名披露公演でしょ? 彼は綺麗だから絶対観てね! そして瀬戸内・源氏にハマってくださいねっ」と。
よどみなく、次から次へと豊富な話題で楽しかったのだけど…福助さん『女形の美について』聞きたかったなぁ~。

異国の丘【福岡シティ劇場】

劇団四季オリジナルミュージカル“昭和三部作”の第一弾(→ミュージカル李香蘭→南十字星)。
舞台は第二次世界大戦後、極寒のシベリア この地において抑留されていた日本の首相の御曹司、九重秀隆が日中の和平工作に奔走した過去を回顧し“シベリア抑留”“戦争”という日本が経験してきた事実を語るストーリー。
私自身は、劇場という空間には【非日常的な夢を見せてくれる空間 = 楽しい場所】という事を期待しているだけに「教えられなかったから、知らなかった…では済まさせれないこと。自分の国の歴史は知っておくべきだと思う」という石丸さんのコメントに、かなり構えての観劇となりました。
当然、シベリア抑留のシーンは痛いまでに凍てつく大地で、辛い労働や人々の辛い心情が語られ胸が痛くなりましたが、深見正博さん@西沢の関西弁や川原洋一郎さん@大森の九州弁(何弁の設定かしら?)のもつ言葉の柔らかさで、緩和されているように思われ「方言って、お国言葉ってイイなぁ」と思わされました
維田修二さん@長老・平井の遺言は…やっぱり泣いた。 泣きました! 母親、妻、子供それぞれに対しての遺言の中で、特に妻のくだりで泣けました。 唯一血が繋がってないじゃないですか、妻は。 に、対して最後にあんなふうに夫から思われ言葉を託されるこの女性はどんなに素敵な人なんだろう、と想像させられました。 平井さん自身もそんなふうに思える心の持ち主、という事があるんでしょうけど、とっても素敵なご夫婦だっただなぁ…と。
一転して、石丸幹二さん@九重秀隆のアメリカ留学時代の回想シーンは歌やダンス、そして中国の高官令嬢・佐渡寧子さん@宋愛玲との出遭いがあり、とても美しく華やか☆ バックスクリーンに映し出される背景が次々と替わり、舞台がいろんな場面へとスムーズに転換していく手法がとても面白かった。 期待していた船上シーンは…船の動きがあまりにも速くて「高速船か?!」とビビリました(1階席観劇時。2階席からだと…ちょっとマヌケな船でしたが~)
今回、拝見できるのをと~っても楽しみにしていた佐渡寧子さん@宋愛玲、綺麗ですね 歌声も素敵…だけど、ラストの親書を届ける4人のコーラスの時など、皆と合わせると一人だけで唄っているような、一人の声だけ飛び出して聴こえてくるような印象が私は強かったです。
あと早口でたたみかけるようなセリフまわしの時って“四季ふう”ですね。 アレって独特ですねぇ あと四季って【じんせぇ~え~(=人生)】【うんめぇ~え(=運命)】って唄うのがいつも気になります(母音法の為か?)。 「そこは“い”だろ!い」と。 唄いやすいのか?響きが綺麗に聴こえるからなのか? いつもナゾです。
…と、真摯な気持ちで観ていたのにもかかわらず、英国総領事館のパーティーシーンのジョージ六世の肖像画が、どうしても巨人の星の、星一徹にソックリの俳優さん(名前ド忘れ)にしか見えず困った事と、木村不時子さん@アグネス・フォーゲル夫人が岸田今日子に見えて仕方がなかった事が密かなツボだったりしました。 ラブシーンも延々と謎な演出だったし…。
客層は、ご年配の方が多くいらっしゃってて、中にはご自身がシベリア抑留体験をされた方もいらっしゃったのかもしれません。 そんな客席を見ながら、この作品の重さを感じた観劇でした。

劇場 キャスト
九重秀隆:石丸幹二/宋愛玲:佐渡寧子/吉田:中嶋 徹/神田:深水彰彦/西沢:深見正博/大森:川原洋一郎/杉浦:宮川政洋/平井:維田修二/宋美齢:武 木綿子/李花蓮:坂本里咲/劉玄:栗原英雄/宋子明:日下武史/蒋賢忠:青山祐士/九重菊麿:山口嘉三(劇団昴)/アグネス・フォーゲル夫人:木村不時子/クリストファー・ワトソン:青木 朗/メイ総領事:高林幸兵/ナターシャ:西田有希 (劇団俳優座)

CATS 【キャッツ・シアター】

過去キャッツを観たのは…1990年、福岡のシーサイドももちに建設されたキャッツ・シアターで1度だけで、今回はそれ以来の観劇。 もっと覚えているかと思ったけれど、冒頭の…たちがキャッツ・アイ・ライトをつけて客席に出てくるトコと、グリザベラのメモリーしか記憶になかったのにはビックリ! 演出も殆ど変わってるんだろうけど、物語の大筋は変わっていないだろうから…ちょっと自分が情けなかった。
舞台は…といいますと、11日に開幕したばかり、という事もあってか、待ちかねたヘビィ・リピーターが多かったようで、一糸乱れぬ拍手や手拍子には驚嘆! 私は…といいますと、ほぼ初見に近い為、まず舞台の進行を追うのがせいいっぱいで、キャスト表をみて名前と顔が判る役者さんが出演されていても、メイクが激しすぎて殆ど判別できず。  きっと、猫のキャラクターが判別できるようになったら、ご贔屓役者さんのご出演と併せて楽しめる舞台なんだろうなぁ…という印象でした。
強いて言えば、井上智恵さん@ジェリーロラム=グリルドボーンのキュートな表情と美しいソプラノ、増本藍さん@ディミータのシュッとした男前?なカッコよさ、荒井香織さん@シラバブの可憐さ、そして芝清道さん@ラム・タム・タガーの流石なエンターテナーぶりが印象に残りました。
ストーリーとしては…う~ん。 勉強して出直しきます、私…。
で、私はキャッツ・シアターの美術さんのこだわりに大感動 2階客席の隅々まで、3倍?の大きさで造られた都会のゴミが施され、東京ならではの“雷おこし”とか“品川版・タウンワーク”とかご当地モノも♪ バックなんてジッパーが動くこだわりよう!
実は私、舞台美術に興味があって、高校生の時はESS部の英語劇の舞台のセットをひたすら造る青春だったり、大学生の時は地元テレビ局で美術のバイトでセット組んだりしてました。 ですので、舞台セットとか、その転換方法とか舞台観劇の楽しみのひとつなんです。
美術さんとか照明さんって、誰よりも早く現場に入って、誰よりも最後に帰る…という地味~な、ホント縁の下の力持ちだけに“好きじゃないと出来ない”、職人の域のお仕事ですよね。 だから、舞台美術や照明で感動させられる“職人の心意気”がバーンと伝わってくる舞台を観れた時って、ものすごく思い出深いモノになるんです! このキャッツ・シアターのゴミを造るのって…どのくらいの気の遠くなる時間がかかったんだろう?…とか、いろいろ考えてしまいます。 あのね、卵パックとか感動モノです。
劇場の構造は、舞台を客席がグルッと囲む感じで、どのお席も舞台に近く一体となって楽しめる感じ。 2階席両端は桜席のようなお席があって、リピーターには楽しいかも。 でも…共有スペースの狭さは「ココで何か災害が起こったら怖いなぁ」と、ひどく不安になるほどの狭さで、別に閉所恐怖症ではナイけれど、幕間に階段に殺到する人の波を見て、かな~り怖かったです。

青い旗 キャスト
グリザベラ:早水小夜子 /ジェリーロラム=グリドルボーン:井上智恵/ジェニエニドッツ:服部良子/ランペルティーザ:章ヤヤ /ディミータ:増本藍/ボンバルリーナ:池田さやか/シラバブ:荒井香織 /タントミール:滝沢由佳/ジェミマ:王クン/ヴィクトリア:坂田加奈子/カッサンドラ:大口朋子/オールドデュトロノミー:石井健三/アスパラガス=グロールタイガー&バストファージョーンズ:村 俊英/マンカストラップ:趙 宇/ラム・タム・タガー:芝清道/ミストフェリーズ:松島勇気/マンゴジェリー:百々義則/スキンブルシャンクス:キムスンラ/コリコパット:幸田亮一/ランパスキャット:三宅克典/カーバケッティ:齊藤 翔/ギルバート:千葉ヒカル/マキャヴィティ:上田龍雄/タンブルブルータス:山口博之

吉例顔見世大歌舞伎・夜の部【歌舞伎座】

菊 畑

季節に合った演目で、セットの菊も、その世話をする沢山の腰元たちも艶やかで目が覚めるよう…と、言いつつかなりの時間、気絶していたようで~。
吉右衛門さん@智恵内実は鬼三太は前回、この演目を観た時と同じ配役。 前段の“気転が効いたヘリクツ?!”ぶりの智恵内はユーモラスでありながらも、時折みせる鋭い目つきのメリハリが鮮やかで、う~ん、さすがです。
芝翫さん@虎蔵実は牛若丸に迫る、福助さん@皆鶴姫。 赤姫にありがちな?大胆でストレートな迫りぶりは苦笑ながらも慣れっこですが、実は私、芝翫さんと福助さんのラブシーン?って初めて観たような ものすご~く違和感があって不思議な感じでした 芝翫さんの立役を拝見したのも久しぶりでしたし…。
段四郎さん@笠原湛海富十郎さん@吉岡鬼一法眼…という大顔合わせの舞台だったんだけど~、もう記憶に残っている事がナイから書く事がナイ~。 次回目標「菊畑で絶対寝ない!」情けない…。

吉田屋

鴈治郎さん@伊左衛門は、久々の拝見。 しかも夕霧が雀右衛門さんとあらば…いやがおうでも期待は高まるでしょ 失礼ながら「鴈治郎さん、やっぱり上手いなぁ…」という印象。 舞台上はひとあし(ふたあし?)早いお正月で、自分の日常においては約一年ぶりの日本の風物詩的なセットや小道具をみて「あ、もうそろそろ」と何故か気がアセったりしました。
鴈治郎さん@伊左衛門は、吉田屋前でウロウロしている様子、座敷で夕霧をソワソワ待っている様子、夕霧との再会で嬉しいクセに意地悪する様子。 どれを取っても、にくめない愛嬌があって…それが自然でニッコリでする でも、記憶していた“こってり伊左衛門”ではなく、案外とサラッとした印象だったのは意外。
秀太郎さん@喜左衛門女房おきさ(我當さん@喜左衛門)は、「やっぱり、こ~ゆ~お役は秀太郎さんのが大好き!」と思う女房ぶり。 駄々っ子をあやすように伊左衛門の話の相手をする様が、な~んてイイ感じなんでしょう
そして…雀右衛門さん@夕霧。 懐紙を顔を隠して奥座敷からスス…と登場で「うわぁ…。」 さすがのオーラに背筋が伸びる思いで拝見しちゃいました えび反りをしたり…ちょっと観ていてドキドキする所はありましたけど“雀右衛門さん@夕霧”ってだけで、満足です。
ラストは何度観ても、そのノーテンキぶりに笑っちゃいますね♪

河内山

仁左衛門さん@河内山宗俊初役との事。 私は吉右衛門さんでしか拝見した事がなかったので、今回の遠征で楽しみにしていた演目のひとつでした。
質見世での、おかしみある胡散臭さが全体から受ける印象は薄かったのですが、表情でいろいろ細かく表現されていたように思えました。 大きな目をさらに真ん丸にして驚く松之助さんの大袈裟なリアクションが、かなり笑えて楽しいです。
孝太郎さん@腰元浪路は、乱れた髪で走り出てくるところがイイです! 伏せ目がちにオドオドしているところは、やつれているけれども色っぽく、信二郎さん@宮崎数馬でなくとも、お殿様の前に立ちはだかって守りたくなるかも 。
梅玉さん@松江出雲守の傍若無人なお殿様ぶりも“観ていて腹立たしいくらいヤな奴!”でイイ! 梅玉さんは貴公子的な“イイ人”なお役での拝見が多かったのですが、これからは敵役もいっぱい拝見したいな、と思いました。
「ばぁ~かぁめぇ~っ!」 う~ん、やはり吉右衛門さんのが耳に馴染んでいるせいか…う~ん。 胸がスカッ!とするような豪快な「ぶぁ~かぁ めぇ~っ!」 が好きな私にとっては、ちょっと不完全燃焼だったかな。

吉例顔見世大歌舞伎・昼の部【歌舞伎座】

「マー君の初舞台の日の為に!」…と“マー君貯金”をして楽しみにその日を心待ちにしていましたが…思いのほかアッという間にきてしまいました! 「時が経つのは早いわねぇ…」と、まるで親戚のおばさん状態で、マー君の成長ぶりを嬉しく、しみじみ思いながら…自分も確実にその分年を経たことは、棚に上げている私です。
11月、という事で歌舞伎座は【吉例顔見世大歌舞伎】。 正面玄関には樽が積まれ“初代・片岡千之助初舞台”という事もあっていつもより華やかな感じの印象が♪

箙の梅

“新歌舞伎=梅玉さん主演”…という図式が何故かある私。 今回もやっぱりもちろん?そうでして…梅玉さん@梶原源太景季。 上演は実に40年以上振りというこの演目は、私もちろん初見。
お話の舞台は源平争乱の時代で、偶然我が家を通りかかった鎌倉方の風流な若武者・梅玉さん@梶原源太景季に一目惚れしてしまった孝太郎さん@梅ヶ枝の悲しい恋のお話。
「一目惚れ、しかも今逢ったばかりの人の為に、今まで慈しみ育ててくれた親の忠告も聞かず命まで落とすなんて…」と、「そんなんあり?!」な、まぁ、かなり極端な行動に走るヒロインには全く共感できませんでした。 が、箙に梅の枝を差して戦う景季を見て「そんな洒落っ気のある奴は大した奴だ」と斬らずにおく、我當さん@平重衡の度量の深さの方が「洒落てるなぁ~」と思わされ、キャラクター設定が面白いお話でした。
“梅”がキーとなって物語が進行するのですが、ハラハラと本物のように散る花びらをみて「小道具さん、イイ仕事してますねぇ」と感心しきりでした。 ものすごく自然で、美しかったんだもの あの、梅の枝…毎回ひとつひとつ手作業で制作されてるんだろうなぁ…。

葛の葉

久々に生の歌舞伎の舞台を観て、涙ポロポロ…でした。 鴈治郎さん@女房葛の葉が子供と別れて森に帰り、何度も何度も家の方角を見やるところは…完璧に涙腺を刺激されて、も~うダメでした。 私、やっぱり“鴈治郎さんの”が好きです。
女房葛の葉はふっくらとした優しい母であり、妻である様子がみてとれ、家族にかける愛情の深さがひしひしと伝わってきました。 この演目の最大の見せ場である、障子に歌を書くところは、今回の童子の子役さんの可愛いあどけなさが手伝って、より悲しい感じが際立っていた印象を受けました。
翫雀さん@安倍保名は「大人の男性で、そんなに風車が似合うのは“風車の弥七”か、翫雀さんくらだわね」と思う似合いぶり?!…すみません、贔屓目です。 前半の「なんで女房殿が二人?!」と、ちょっとコミカルな笑いを誘うシーンと最後の別れで、まるで今にも走り出して女房を追いかけてしまいそうな悲痛な心の叫びの落差があって、と~っても良かったです。
個人的には久々に左團次さんを拝見できたことも嬉しかったです(@信田庄司)

積恋雪関扉

吉右衛門さんと福助さんが共演の舞台って…私自身、実はあまり観た記憶がなく、吉右衛門さん@関大伴黒主福助さん@小町桜の精が並んで立った時「あら…」となんだか不思議な感じを受けまして、かなり見入ってしまいました。
実は福助さんって、弾けるお役の時しか「上手いなぁ」と思ったことがなかったので、今回、吉衛門さんとの気と気のぶつかり合い!のような舞台を拝見し、考えを改めさせられました。 迫力、ありました~。
魁春さん@小野小町姫富十郎さん@良峯少将宗貞という豪華な配役。 しか~し、今遠征で一番気絶していた時間が長かったような気が…(故に感想の内容も薄いのであった)

松栄祝嶋台・お祭り

初代片岡千之助初舞台
初日開けてから、観劇のこの日まで…いろいろと舞台の様子は伺ってはいましたが「百聞は一見にしかず!」 も~う、あの愛らしさは文章では上手く表現できないのが歯がいいくらい、可愛かったです☆
浅黄幕が切って落とされて、仁左衛門さん@鳶頭のカッコいいスッとした踊りを観ようと、孝太郎さん@芸者の艶やかな姿を観ようとも…うわの空。 「早く千之助さんを観せてくれぇ~!」とジタバタしていたら…シャリーン☆ 揚幕が開くと花横の客席からは一斉に「うわぁ…可愛い~っ」! ピョコピョコとリズムを取るような足取りで、千之助さん@若鳶、花道からの登場です♪
客席の視線を独り占めの千之助さんですが、大変お行儀よく、しっかりとお芝居をなさってて、とっても驚きました! 何より素晴らしかったのは“笑顔のタイミング”! この演目だけに華を添える、愛之助さん@若い男との立ち廻りをしっかり決めた後に…ニコッ。 型が決まって…ニコッ。 この笑顔のタイミングが絶妙で、観客全員がノックアウトです☆ 「“可愛い”という言葉は、こ~ゆ~時に使うのが正しいんだわ!」と思ったくらい。
口上では、お爺様とお父様のご挨拶をしっかり受けて「片岡千之助です! 宜しくお願いします!」と。 「う~ん、するする、お願いされちゃいますよ~!」と、もう半パニック状態に近い心情の私。 舞台終わって、グッタリしていた自分に笑えました。
初舞台にしてあの度胸と、お客の心をグッとつかむ笑顔。 今後のご活躍が楽しみでなりません。
まーくん祝い幕
写真は萌黄色を基調とした可愛い祝幕と、歌舞伎座内に掲示してある“ご挨拶”パネル。 沢山の方が足を止めて「可愛いねぇ」と笑顔で読まれてました。