モーツァルト! 大千穐楽カーテンコール【博多座】

今年再演され、各地で上演された【モーツァルト!】が本日博多座で大千穐楽を迎えました。 とりあえずカーテンコールの様子を…♪
井上芳雄さんがまずは挨拶をして…その後は進行役という形で全員個々の挨拶はありませんでした。 個人的には、特別ゲストとして登壇した…博多座での出演はなかった木村佳乃に割いた時間を全公演出演されたカンパニーの皆さんにフッてほしかったな、と怒り
以下「…というような趣旨のコメントを言っていた」という事でお許しください(泣き過ぎて記憶が欠落していますので)

よつばのクローバー 井上芳雄さん
日本では初演から中川晃教くんと僕だけしかヴォルフガングをした人は居ません。 大変なんです! でも、あっきーと二人だから演ってこられたのかな、と思います(初演時は世間の目は冷たかった…というようなコメントも)
よつばのクローバー 大塚ちひろさん
名古屋からの参加ですが、本番までの稽古が6回しかなくって…とにかく不安でしたが、皆様に助けられてなんとか頑張れました(涙ボロボロでしゃくりながら)
よつばのクローバー 高橋由美子さん
昨日、中川君の千穐楽の挨拶で「すがすがしい朝を迎えた…」と言っていましたが、私は今朝は今までで一番緊張しました。 でも今日は最高の出来だったと自負しています!
よつばのクローバー 一路真輝さん
私も名古屋からの参加で、いつになく緊張しましたが博多では少し落ち着いたかな。 博多座では北島三郎さんと登場回数を競っていましたが、今回の出演で勝ちました! その為に今回出ました?!(でも来年5月サブちゃんはまた博多座出演ですよ、一路さん)
よつばのクローバー 山口祐一郎さん
私も皆さんと同じく緊張して…数日前から考えてた挨拶が飛んでしまいました(妙に小声で神妙にしゃべっていると、背後から一路さん“嘘つけ”ってなニュアンスのチョップあり)
よつばのクローバー 黒沢ともよちゃん
出演者の皆様、オーケストラの皆様、楽屋とかで遊んでくださって有り難うございました。 私は井上さんと中川さん両方に出ていて49回アマデをしました。  今日はお客様の暖かい拍手がとってもとっても胸にじ~んときて、カーテンコールの前から涙が出ました。  お客様の暖かい拍手(←このフレーズを何度もリピート)が嬉しくて、毎日楽しくて…有り難うございました。
…という趣旨の事を泣きながら、一生懸命とつとつと話して、途中から市村さんの手をぎゅーっと握って市村さんをの目を見て話して、市村さんはそのひと言ひと言に頷いて、カンパニーの皆さんも健気な彼女のコメントにもらい泣き。 猛烈可愛くて私も号泣! もっと賢い…その年でスゴイぞ!と驚くような内容を長い時間話していたのですが、とにかく私、泣き過ぎて記憶飛んでます。
よつばのクローバー 市村正親さん
この作品で初めて父親役をしました。 博多座にも今回初めて出させていただきました。 そして来年1月、コレで(屋根ヴァのダンスの振り)で、また来ます。 「観に来てくれますか~?」と客席に問いかけ。

星 特別ゲスト
よつばのクローバー 中川晃教さん
僕は昨日一足早く千穐楽を迎えました。 今日、客席で観ていて改めて素敵な作品だなと思い、この作品に関われた事を幸せに思います。(歌詞の一節について心に染みた…というようなコメントもありましたが記憶欠落)
よつばのクローバー 川綱治加来くん
僕も昨日千穐楽でした。 今まで有り難うございました。「モーツァルト!ばんざ~い!」(何故かCATSカチューシャ?を付けてました)
よつばのクローバー 木村佳乃さん
「皆さん“よだきぃ、よだきぃ”じゃありませんか?」と客席に問いかけるも…シーン。 それ博多弁じゃありませんけど。 使い方もまるで違うと思うんですけど…とドン引き。「博多、サイコー!」…ってあなた、出てませんから!怒り
(よだきぃ=おっくうだ、面倒くさい(大分、宮崎の方言)
よつばのクローバー 小池修一郎さん
練習から入れると8ヶ月間、無事ここまで完走出来て良かったです。 多分、今日ここに居るお客さんで初めてM!を観た、という方は殆どいらっしゃらないのではないかと思います。 そんな愛される作品を上演出来て嬉しいです。
よつばのクローバー シルヴェスター・リーヴァイさん
(舞台袖に迎えに行ったともよちゃんを抱っこして登場! サンタクロースみたい)ダイセンシュウラク オメデトウゴザイマス! ミナサン ホントウニ ホントウニ スバラシイ!

星 緞帳前にて
井上くん、ともよちゃん…そして由美子アマデが登場☆
由美子さん「すっごくやってみたかったの!コレ着てみたかったの」って満面の笑み♪ あの衣装もズラも全く違和感なくめちゃくちゃ似合っててすごく可愛い。
井上くんが「キツくない?」と尋ねると…「ちょっと。でもココ(胸)は全然」って で、ともよちゃんは井上くんにおんぶされて下手にはけていきました。

星 そして、再度緞帳が上がると…
全員があのセットの黒BOXに上がっているか、中に座っているか…で、上手にはフラメンコの「オレ!」のようなポーズを決めた由美子アマデ。 そしてその周りにひざまずいてキラキラしているあっきーとその他のカンパニー数人。 皆さんと~っても素敵な笑顔で最後まで手を振っていました☆

モーツァルト・大千穐楽【博多座】

大千穐楽に今公演で一度井上芳雄さん@ヴォルフガングを初演以来初めて拝見した訳ですが、感想としては…【井上芳雄=ミュージカル俳優】、【中川晃教=シンガー】なんだな、という事でした。
記憶にある井上さんの歌声よりは、かなり低く以前よりは格段に聴きやすい印象。 演技も細かくて、大聖堂パイプオルガンの前の場で、パパが借金の額を読み上げると「まあっ♪」とおどけて見せる面白さも。
井上ヴォルフガングは“自分の事が大好きな青年”という感じを受けました。 妻コンスタンツェよりは家族への依存度が高いような…。 アマデが“才能”として完全に独立しているような印象でした。
黒沢ともよちゃん@アマデ 今回の博多座公演に登場した4人の中で一番小さいアマデ。 お人形さんのように可愛くて目がパッチリと大きいともよアマデはどこか冷たく、ヴォルフガングをちょっと突き放して見ているような印象
ウィーンへ行く事を勧める男爵夫人を追って、ヴォルフガングの手を懸命に引っ張る所は、態度がハッキリしない彼を怒っているかのようだし、魔笛の本を手にした時の微笑は「才能の腕がなる」とニヤッと笑っている感じ。 ヴォルフガングの首を絞めるシーンでは冷酷な表情で飛び掛り、自分=才能をないがしろにしている彼に怒りをぶつけているようで。
だから、絶命のシーンではともよアマデだと「ヴォルフガングという人は神童と呼ばれた名声に自ら潰された」というように私は受け取れました。 天才の短い生涯により悲劇性を感じるような。
本日の公演で特筆すべき他は…
山口祐一郎さん@コロレド大司教 トイレシーンで「あっ、ちょっと…出た」。 客席ドッカーン!でしばらく笑いが収まらなかったです ステップはおとなしく御髪の乱れもなかったのですが。
吉野圭吾さん@シカネーダー 登場のジャンプシーンは前楽と同じ「あ、跳躍」! しかしその後がありましたっ! 「私を誰だかご存知か?」「シラネーダー?あ~っ、ちょっと惜しい!」「エマヌエル・シラネーダー…もとい! エマヌエル・シカネーダーその人であ~る」

青い旗キャスト
ヴォルフガング:井上芳雄/アマデ:黒沢ともよ

モーツァルト!(中川晃教千穐楽)【博多座】 

注意! あっきーベタ褒めの感想で…ちょっと痛い部分が目につくかと思いますので事前にお断りしておきます汗 何卒了承ください。

便箋 初演から今博多座再演公演まで
M!初演を観た当時は、博多座で大千穐楽を迎えた2001年版エリザベートを観た興奮がまだまだ冷めやらず…の時。 皇太子ルドルフを演じて人気急上昇中の福岡出身・井上芳雄くんがタイトルロールを演じるとあって話題沸騰で、Wキャストとしてこの公演がミュージカル初出演にして主演となったシンガーソングライター中川晃教くん(当時19歳)は未知数。 そこで開幕前は当然のことながら井上くんの公演に人気は集中した訳ですが、フタを開けて見ると…。
私は一日通しで日生劇場2002年10月22日、マチネ=中川晃教さん@ヴォルフガング×鶴岡良くん@アマデ、ソワレ=井上芳雄さん@ヴォルフガング×内野明音ちゃん@アマデで観て…物凄い衝撃を受けました! 中川晃教という人の歌声に声量に! 熱演に!
第一声から「この人すごい…」と圧倒されていたのですが、決定的に堕ちたのは一幕最後の【影を逃れて】。 青い照明に照らされてた中川晃教という人が作り出す空気感はヴォルフガングという青年の迷いそのもの。 苦しい心情を熱く吐露する…たたきつけるように熱唱する様は衝撃的☆ 「この歌声はただ者ではない!」と。
ミュージカル初出演にして初主演の中川くんは、この舞台で多くの賞を受賞し、その実力は誰もが認める事となったのはご承知の通り。 それだけ彼の出現は衝撃的なものでした。
その後、【SHIROH】等の舞台での評判等を聞くも、私は彼のミュージカルの舞台を観る機会はなく、今再演の博多座公演が久々の観劇となった訳で、初演の観劇以来『今後博多座でご覧になりたい演目は?』という博多座のアンケートに今公演決定時まで、ひたすら「モーツァルト!(中川晃教)」と書き続けた私。 ですので、この公演は特別な想いがありまして「後悔しないように“あっきー詣で”に博多座に通う」と心に決め…突発立見も含めて、計6回のあっきー詣でとなりました。

便箋 今舞台について
観劇の度に変えてくる歌い方や演技のバリエーション、アレンジの仕方に驚き、シンガーとしても役者としても更に魅力を増している中川晃教にマイッタ…という感じで観劇後には「魂、揺さぶられたばい…」「あっきー、ホント凄いばい…」と放心状態で友達と感想を語り合った一ヶ月間でした。
しかし…嬉しい開幕があれば、寂しい終わりもあるわけで、とうとう“あっきー千穐楽”のこの日が来てしまいました。
この日のあっきーは“最後だから”という気負いはなく、むしろ落ち着いた…ひとつひとつ確認するように丁寧に演じている印象(観劇前は…高揚して「ポォウ!」連発かと予想していたのでちょっと拍子抜け?!)  アクシデントとして、大聖堂パイプオルガンの前の場で「そうしたらパパからの借金もすぐ返すよ」というセリフがなかなか出ずに「そうたら…あの~あの~」と繰り返すアクシデントがあったくらい。 やっと出たセリフに対して、市村パパが妙な間を作って客席とあっきーの笑いを誘ったのは面白かったですけど♪ プラター公園での「行く、行くぅ~」も「ああ」とクールに言ってましたし。
魔笛の作曲に専念するために借りていた部屋にコンスタンツェが尋ねてきた時に「とにかく今は魔笛を仕上げなくてはいけないんだ!」とヒステリックに叫ぶ迫力は鬼気迫るものがあり、客席は水を打ったよう…。 その分コンスタンツェの寂しさや、彼の戸惑いも倍増される感じがありました。
歌の方は…公演期間中は毎回あれだけの熱唱を繰り返したにもかかわらず、声量も艶も全く変わることなく聴き納めに素晴らしいもので大満足でした 「魂、揺さぶられたばい…
演技での変化が見られたのは…
【並みの男じゃない】の前にのこぎりを振り上げる時「ポォ~ッ!」→「行くわよっ♪」→「ポォ~ッ!」。
大聖堂パイプオルガンの前の場で、パパから呼ばれて慌てて出てくるシーン。
「チャックを上げながらアセって出てくる」→「すっごくはだけたジーンズを上げながら『チャック、チャックが』と言いながら出てくる」→「ベルトを締めた後、上からパンパンと叩く」など。
毎回変化を楽しみにしていたシーンでした♪

本日の公演で特筆すべき他は…
山口祐一郎さん@コロレド大司教 トイレシーンで「あっ、もう…ダメ」 定位置に付くまでに、クルリと1回ターンが入るスペシャルバージョンで、花王おさむさん@アルコ伯爵もこの時ばかりは噴出してしまい、笑いをこらえて話すのに苦労されてました。
吉野圭吾さん@シカネーダー 登場のジャンプシーンではもはや「今日は何を言ってくれるのか?」と客席が期待しているシーンと化して「あ、ジャ~ンプ♪」「あ、ぴょ~ん♪」と変化を遂げていましたが、本日は「あ、跳躍♪」そうきたか!と客席大爆笑。
川綱治加来くん@アマデ 今公演ではあっきーとのコンビが一番多く、そのコンビネーションの良さに何度涙した事か! 彼は表情が豊かで、心情が解りやすく『やんちゃなお兄ちゃんを見守る心優しい弟』といったイメージを私は受けました。
【僕こそミュージック】でのヴォルフガングとの絡みは一番微笑ましく、暖かい気持ちになれます。二人が抱き合って広がる未来を遠い目でみつめるシーンは大好き☆
ウィーンへ行く事を勧める男爵夫人を追って、ヴォルフガングの手を懸命に引っ張りすがるような表情と、手を振り払われた時の失意をも素晴らしく印象的。
魔笛の本を手にした時の微笑は、各アマデそれぞれに印象的なのですが、彼は本当に嬉しそうに目をキラキラと輝かせて無邪気な微笑みなんですよね。 おもちゃを与えられて喜んでいるような。
だからラストの絶命では、ようやく二人が(人間性と才能が)寄り添って一緒になって人生を昇華した…という印象が強かったです。 「ようやく精神の安らげるところへ行けたのね…」というような安堵感というか。
この日は、ヴォルフガングに向かって羽根ペンを差し出す治加来くんの横顔の顎のラインにキラリと光るものが。 「泣いてるの?」と驚いて凝視すると、胸に一突きして正面に顔を向きかえると…両目からいっぱいの涙が流れている顔でニッコリと安堵の微笑みを浮かべヴォルフガングの膝にバッタリと倒れ込みました
私、号泣悲しい ラストの【影を逃れて】の壇上でのヴォルフガング&アマデの二人の姿は涙でゆがんで殆どみえてなかったけど、あっきーのシャウトぶりは力強く伸びも素晴らしく圧巻でした。
中川くんは「あの声は天からの授かりもの」「歌う為に生まれてきた」と言ったら痛いと言われるかもしれませんが、本気でそう思った今公演の中川ヴォルフガングの歌声でした。

星 カーテンコール 星
高橋由美子さん、大塚ちひろさん、治加来くんはずっと泣いてました。 他の方も泣きそうな顔多数。 市村さんの司会のもと…
あっきー挨拶は…
今朝ホテルの部屋の窓から見える博多埠頭を見てたらお天気もいいし、清々しい気持ちで来ました。 本日千穐楽を迎え、この5ヶ月間を振り返ってみると…22歳から23歳になりました。 共演者、スタッフ、全国のM!ファンの皆さん、自分を支えてくださった皆様に感謝します。
治加来くんは…
僕は37回アマデを演らせてもらって感謝してます。 最後にひと言…『天才と 思っていたのに バカだった』。 みんなもらい泣きしていたのに一気に爆笑☆ 「彼は歌って踊れるコメディアンを目指してるんですよね」と市村さん。
そしてあっきーが治加来くんに耳打ちをすると…治加来くんはコロレド大司教のトイレステップ?で下手へはけて…シルヴェスター・リーヴァイ氏をエスコート。 彼の登場もトイレステップでした!
アキノリ・ナカガワ センシュウラク オメデトウ!ミナサン スバラシイデス!…みたいな趣旨の挨拶。
最後、緞帳が下りた前に、あっきーが治加来くん登場。
治加来くんがこんなに泣いちゃって…。でも…僕はね『大人の男は自分の足で…』だから僕の分も泣いてイイよ』!』…とヒシッと抱き合う二人。 すると治加来くんが…楽になった?と、あっきーの腕をそっと取って心配そうに見上げると、あっきーがコンスタンツェなんだね?って♪
も~う泣きながら大爆笑の素敵な思い出に残る千穐楽のステージでした。

青い旗キャスト
ヴォルフガング:中川晃教/アマデ:川綱治加来

美女と野獣・日本公演10周年【福岡シティ劇場】 

1995年11月24日が日本における【美女と野獣】公演初演だそうで…本日は10周年! 当時は東京と大阪で同時公演されたとの事で、ディズニーの夢の世界に連れて行ってくれる舞台を初めて目の当たりにして、大きな驚きと感動が東と西で連日生まれていたんでしょうね(って事はあの巨大セットは2セット今でもあるの?)
ロビーでは初演時から今福岡公演までの歴代ポスター展示がされており、デザイン的な歴史(レイアウトとか書体とか)も感じられと~っても興味深かったです 野村玲子さんは写真だけでも…さすがの“ヒロインオーラ”が感じられました。
舞台は…
佐野正幸さん@ビースト 京都公演以来、久し振りに拝見して…大きな衝撃と感動がありました。 こんなに細かく丁寧な演技だったっけ? こんなに大迫力な歌声だったっけ?…って、その素晴らしさに戸惑い、終始「佐野さんスゴイ、佐野さんスゴイ~」と心の中で連呼してました(私が佐野さんの舞台を最後に拝見したのはマカルディ@エビータだったので)
癇癪ぶりや、恥じらいぶり、せつなさ…痛いほど伝わってきます。 目が大きいからでしょうか? すっごく表情のアクションが大きくて解りやすい印象も。
一幕ラスト【愛せぬならば】は聴いていて座席シートに身が埋まってしまいそうになるほどの迫力と重厚感があり…それでいて野獣の気持ちに心を寄せて泣けてしまう、というもので圧巻でした(ちょっとオペラ歌手みたいな歌い方な印象というと語弊あり?) 素晴らしかった~♪
吉原光夫さん@ガストン ますます冴えている!といった印象。 今までは“阿呆カッコイイ”というガストン像を見事に表現されていましたが、本日は暴徒化するシーンがスゴイ迫力でホントに恐かったです! 野獣を殺そうとするガストンを本気で憎く感じたもの!
百々義則さん@ルミエール 実は…本日ですでに三回目の観劇になる百々ルミエール。 回を重ねるごとにどんどん進化されていて「さすが~」な印象。 スマートな方だから燭台のヴィジュアルがピッタリ♪ オリジナルな部分も多々見受けられてその発見が楽しいです。 コミカル系にフッていかれるのでしょうか?
吉谷昭雄さん@コッグスワース 改めて言いますけど…大好きです! 何のセリフを言うのか、どういうリアクションをするのか分っていても…必ず笑ってしまいます。 ポット夫人が「魔法がどんどん進んでるんだわ」って言った時「ああっ」て泣きべそかいて自分を抱きしめている事に気がついたのですが…あれは前からですか?(ですよね、きっと)

星 日本公演10周年特別カーテンコール 星
岩本潤子さん@ミセス・ポットが舞台中央から幕前に登場し【美女と野獣】を歌うと、背後の幕が静かに上がり舞台後方に大型スクリーンが登場。 美女と野獣が公演された各地の劇場と公演期間が映像で紹介され、ここ福岡で10周年“Happy Birthday Beauty and the Beast”というメッセージで〆
静かに終わると、1階客席後方より賑やかな鼓笛隊のリズムが聞こえ、出演者達が客席通路を歩き、客と握手をしながらステージへ上がりました。
百々義則さん@ルミエールが代表して挨拶、そして「一緒にお祝いの歌を歌ってくださいますか?」と客席と一緒にバースデーソングを歌うと幕が上がり、大きな三段ケーキとBOGの蝋燭も立ち上がったうえ、シャンパン花火も 天井からハートの花吹雪が舞い降りてきてと~っても綺麗☆ 「それでは皆で蝋燭の火を吹き消しましょう」という事で、全員「ふーっ」「ふーっ」ってする趣向が面白かったです。
これからも日本で末永く愛される作品でありつづける事でしょう♪


青い旗キャスト
ビースト:佐野正幸/ベル:井上智恵/モリース:高橋辰也/ガストン:吉原光夫/ルミエール:百々義則/ルフウ:遊佐真一/コッグスワース:吉谷昭雄/ミセス・ポット:岩本潤子/タンス夫人:織笠里佳子/バベット:井田安寿/チップ:川良美由紀/ムッシュー・ダルク:長 祐二

2005松平健・全国横断特別公演【福岡市民会館】

上様への拝謁は…昨年の新宿コマ公演こちら以来でした。
当然【マツケンサンバIII】を生で観るのは初めてでしたし、会場に入ると過去の公演ではお目にかかった事がナイような様々な年齢層ので埋まるほぼ満員の客席を目にし、改めてマツケンサンバIIのヒットのスゴさに驚かされました~(って20世紀から上様ライブに行っている「私、変わり者?」)

暴れん坊将軍-吉宗子守唄-

鉛筆ストーリー
徳田新之助と馴染みのあった芸者が姿を消し、久し振りに現れたその腕には赤子が! 女は「この子の父親は徳田新之助」だと言い残し、赤子を強引に新之助に預け再び姿を消す。 実はこの女、芸者時代にとある領主に身請けされたものの、お家騒動に巻き込まれ夫を亡き者にされ子供の命も狙われた為、子供を連れて藩を逃げ出してきた…という事情があったのだ。 そこで新之助は…というお話。
何が面白いって…思いがけず突然父親になって戸惑う松平健が、徳田新之助が、徳川吉宗が…赤子を抱いてあやしたり、おぶったり、おしめを替えたりするその見た目のギャップ☆ 会場のおばちゃん達は涙を流さんばかりに、赤子に戸惑う上様の姿に「ぎゃはははは~」と笑う、笑う。 私としては、おんぶ紐で背負ってかざぐるまであやしながら、おしめを入れた風呂敷を持ってトボトボ歩く姿がツボでした♪
そしてラスト大詰「成敗!」の高速殺陣シーンは「カッコイイ~っ」☆ 目にも止まらぬ速さで…という感じのスピーディーな殺陣は型もリズムもホントに綺麗で引き込まれます!
もう上様公演ではレギュラーの浅利香津代さん。 今回のお役は大奥のヘッド! ガンとした融通の効かない頑固さながら、ユーモアたっぷりに笑いどころもいっぱい さすがの芸達者ぶりに感服 私、あの声が好きなんですよね~。

唄う絵草子-マツケンサンバII~オーレ!

休憩中には、ロビーで買い求めた“サンバ棒”の電池チェックをする人、ド派手な法被を羽織る人、チョンマゲづらを被る人…と、もう完全に一緒に踊って歌う体勢作りで、ビックリ! 改めてスゴイぞ、マツケン☆
ライブは30分程度のミニバージョン。 『歌謡ショーのフィナーレ=マツケンサンバ』が通例だったのに、いきなりオープニングが【マツケンサンバII】☆ 久々に観る上様の有り難い光を浴びつつ、客席も負けじと七色に光るサンバ棒を振りながら、舞台に食いついていく! 間奏に入ると…上手からキターーーッ! 華麗なステップとシャープな踊りのマジー(=真島茂樹先生)☆ 私、一気にボルテージ上がりました! 計らずも上手席だったので、マジーと向かい合ってのダンスポイントだったんだもの~♪
他の唄では「さすがは上様」と感服しながらも思わず笑ってしまう、超ド派でゴージャス衣装の数々。 「基本は和装でココまで派手にできるんだ…」って踊りのお姉さん方の衣装もオペラグラスで細部までチェック!(浅利香津代さんの踊りの所作、キレイ~)あ~、これだから楽しいのよねぇ♪
で、フィナーレは【マツケンサンバIII】。 あの半身づつ赤×金のお着物は、金地は地紋が入ってるんですね! いや~、生で観るとより一層きらびやで上様は全身ミラーボール。 初めて聴いた時は「ちょっと一緒にノリにくいメロディだなぁ」と思っていたのは何処へやら。 完璧に一緒に歌って、MYサンバ棒を振りまくっていた私でした♪
上様の〆のトークは以前にも増して、滑らかでユーモアと高齢者への愛?が溢れるものでニッコリ。 あ~も~う、めちゃくちゃ楽しかったばい!