ARASHI 10-11 TOUR【福岡Yahoo!JAPANドーム】

ツアー“Scene”~君と僕の見ている風景~のオーラス福岡に行って参りました。
スタンド席で視界半分がバックネットがかかっている…というお席ではありましたが、全てのパフォーマンスをほぼ真正面から全体を見渡せて堪能できたので良し(参戦出来ただけでも良し、ですから)
驚いた事に黒柳徹子さんが客席に(後に【出張・徹子の部屋】だった事が判明)
以下、セットリスト ↓↓↓

01 movin’on
02 Love Rainbow
03 Troublemaker
04 Attack it!
(挨拶/松本→二宮→相葉→大野→櫻井)
05 Everything
06 T.A.B.O.O(櫻井ソロ)
07 Let me down
08 マダ上ヲ
09 kagero
10 Oh Yeah!
11 静かな夜に(大野ソロ)
12 1992*4##111(二宮ソロ)
13 CARNIVAL NIGHT Part2
14 One Love
15 ハダシの未来
16 ファイトソング
(MC)
17 ユカイツーカイ怪物くん
18 Dont’stop
19 リフレイン
20 Dear snow
21 タイムカプセル
22 Come back to me(松本ソロ)
23 Magical song(相葉ソロ)
24 PIKA★★NCHI Double
25 Love so sweet
26 言葉より大切なもの
27 Believe
(ARASHI SHOW TIME)
28 サーカス
(Accent Dance)
29 Monster
(挨拶/櫻井→大野→相葉→二宮→松本)
30 To be free
31 空高く
Encore1
32 Summer Sprash!
33 きっと大丈夫
34 Happiness
35 マイガール
Encore2
36 果てない空
37 サクラ咲ケ
Encore3
38 Still…

壽初春大歌舞伎・夜の部【松竹座】

昼の部に続いての観劇です…が、朝イチの新幹線の移動のツケがここにきて~ショック

八陣守護城

初めて観る演目で楽しみにしていたのに…気絶。 一面海原で豪華で美しい大きな船に雛人形のように居並んで…の幕開きに目を惹かれたのですが、動きが少ないお芝居故か?…気絶。 故に感想は書けず汗 秀太郎さん@雛衣が可愛かった♪

吉田屋

お正月らしい…っちゃそうですが、もうなんか…成駒屋(山城屋)さんの吉田屋はお腹いっぱい、という感じがする演目の一つ。 と、言いつつも藤十郎さん@藤屋伊左衛門何度観ても、その可愛らしさに惹き付けられ、さすがだなぁ~と思わされます。
歌舞伎役者さんで親子で恋人or夫婦って演じる事は珍しくありませし、なんの違和感も感じないのですが…多分、この親子の組合せが自分的には苦手みたいです(藤十郎さん×翫雀さんには違和感なし、むしろ好き♪)

江戸宵闇妖鉤爪

初演の時に、すごく観たくて遠征日程を真剣に検討して…ダメだったので、このタイミングで観れるとはラッキー♪ 幸四郎さんが大阪松竹座の大歌舞伎に出演するのは11年振りだそうで、その気合いの現れの1本☆でしょうか。
江戸川乱歩の原作【人間豹】も全く知らなかったので、舞台が進むに連れて『人間豹とはなんぞや?!』とお話にグイグイ引き込まれました。 舞台美術や衣装も怪し気で陰鬱な乱歩の世界を表現していて目にも面白く、特に高麗蔵さん@娘お玉が際立って不気味で哀しく強く、吉弥さん@老婆百御前の身勝手キャラに怒りを覚え印象に残りました。
『虐げられた人間の怨念、恨み、そうした人間の思いの塊=人間豹』の染五郎さん@恩田乱学、正道を歩いてきた幸四郎さん@明智小五郎との対比と対決は、解りそうで…ワイヤーアクションやラストの大凧の宙乗りの派手な演出に目を奪われるばかりで、ちょっと難しかったかなぁ。
染五郎さん@神谷芳之助に改めて「色男が似合うなぁ~、綺麗だなぁ~」と思い、恩田乱学のダイナミックな動きに「劇団☆新感線に出てくる鬼みたいだなぁ~、また客演で観たいなぁ~」と思ったり。
今後【乱歩歌舞伎】というジャンルで何本か創られるのでは?と期待を持てた作品でした。

壽初春大歌舞伎・昼の部【松竹座】

今年も恒例の『歌舞伎はじめは松竹座』って事で初遠征。
梅田芸術劇場【M!】と国立文楽劇場【初春文楽公演】の観劇も絡めて…の予定でチケットも確保していましたが、自分の大ボケのせいで“松竹座のみ”の観劇となりました~悲しい

土屋主税

翫雀さん@土屋主税が、とにかく観たかったんです~!!! この演目って玩辞楼十二曲の内なのに、あんまり…しないですよね? 『年の瀬や 水の流れも 人の身も 明日待たるる その宝船』の唄の真意をあれこれ考えて~ハッ!気付いてテンション↑~目の前でくどくど愚痴をこぼす晋其角に辟易して~寝たふり。 …とこの一連の芝居がと~ってもラブリーでニッコリ☆ 正義を一点の曇りもなく信じる“愛らしいお殿様”って感じで、扇雀さん@侍女お園に対する情け深さも納得(扇雀さんは…熟女すぎて~あの…)
染五郎さん@大高源吾客席に背中を向けて、土屋主税に討ち入りの報告をするのは新歌舞伎ならではの珍しい演出だとか。 その報告を「それで?それで?」とワクワク表情で聴き入る土屋主税の表情と、見えないけれど誇らしく晴れ晴れとした表情であろう源吾の対比を想像しながら観れて面白かったです。
橘三郎さん@晋其角は源吾と10年来も付き合っていながら、その真意を見抜けなかったのかよ~!という突っ込みと、手の平をかえしたような厳しい態度…そしてラスト松の木登り+滑り~という、感情の起伏が激しいキャラクターを「なんだか憎めないよな~この人」って思わせてくれる好演。 薪車さん@落合其月は劇画ちっくな堅物ぶりに笑えました。

男の花道

講談の【名医と名優】が元になっているとの事で…こっちの方がしっくりくるのでは?と思った次第(男の花道ってタイトル、なんだか敬遠してしまう私)
久々に観るな~、と思ったら私がこの演目を初めて観た2005年1月公演以来との事(藤十郎さん@加賀屋歌右衛門がね…ってその時は鴈治郎さん)。 あれから6年も経っているのか…とちょっと驚愕びっくり
私、今公演で高麗屋さんが御出演って全く知らなかったので(前の演目で染五郎さんが出てたじゃん!)、幸四郎さん@土生玄碩(初役)の登場にビックリ! 前回観た時は土生玄碩=蘭学の医者って事で、皮のバックやブーツを履いていたのが印象的だったんだけど、今回はなくって残念。 頑固一徹な医者風情を全面に押し出している印象。 前回感じた“歌右衛門と玄碩との恋愛感情”のようなモノは今公演では全く感じなかったのは、玄碩を演じる役者さんによって違うのかな~?
歌右衛門が【櫓のお七】を公演中に、玄碩からの便りを差し出す竹三郎さん@加賀屋東蔵の緊迫感と、幕前で騒ぐお客様をなだめる様はすごく胸に迫るものが! 今回は3階席からの観劇だったので、役者さんが2階席まで来て舞台にヤジを飛ばす演出も充分楽しめました♪
でもやっぱり随所に差し込まれるBGMは…な~んか拍子抜けしちゃう印象なんだよなぁ~。

坂本冬美 藤あや子・第二部【博多座】

初日開いて早速行ってきました♪
…と言っても、第二部【冬美とあや子の麗しのショータイム】のみですが。
当たり前なんだけど、お二人とも歌が上手いっ!! これぞ“プロの歌手”という…耳が幸せ~な85分でした。 お二人とも文字に偽りなく“美人演歌歌手”なので眼福でもあります。 着物好きな方はなおさら目に楽しいはず。 お二人ともお揃いのウサギの根付けをつけたり…その衣装のバランスなんかも楽しめました。
二枚看板の歌謡ショーってどんな感じなんだろう?…と思っていましたが、デュエットはもちろん各々の持ち歌、相手の持ち歌を歌ったり、演歌の歌謡ショーには定番の「歌は世につれ、世は歌につれ…」的な司会者の登場や花柳社中的なバックダンサーズで場を繋いで、とてもスムーズな進行でとても見応えがありました。
今まで私が観たことのある博多座での歌謡ショーの中では、セット美術に品がある感じで好きでした。 照明デザインも素敵で、特に坂本冬美さんの【夜桜お七】は圧巻! 今回実は一番生で聴きたい曲だったので、ものすご~く期待値が上がっていたのですが大満足☆ 藤あや子さんは【紅い糸】が印象的。
特筆すべきは【九州出身歌手の曲メドレー】(←もっと気の利いたタイトルだったはず)。 TDLのダンサーの衣装デザイナーに作ってもらったというウサギをイメージしたフワフワの…まるでアイドル歌手のような衣装をまとって歌う二人のユニット名は“ラビッツ”だそうで。 “赤いスイトピー”を歌う藤あや子さん、実生活ではお孫さんがいらっしゃるそうで…ビックリ☆ 客席から「冬美ちゃぁ~ん!」「あやちゃぁ~ん!」と熱い声援が飛び交う客席の熱さにもビックリ☆

お二人とも公私ともに大の仲良しだそうで、トークの掛け合いもとっても楽しく、また生バンドに加えて大太鼓、二胡、三味線、尺八、と曲ごとに登場する豪華さで「プロの仕事を観た」という感じ。
華やかなお正月公演で「なんかイイ年明けだわ~☆」と気持ちが上がった公演でした。
※終演後、坂本冬美さんの【また君に恋してる】【ずっとあなたが好きでした】のCMソングの商品【いいちこ】から観客全員にお酒のプレゼントが! 太っ腹~☆