イッセー尾形のとまらない生活 2008 春の新ネタ in 博多 【IMSホール】

恒例の春公演♪ …しかし、今回違っていたのは“懐かしいネタを中心に披露”という事でビックリびっくり イッセーさんは博多公演で新ネタをおろしをして、その後改訂しながら全国へ持っていく…というのが定番ですので、公演タイトルも“○の新ネタ”ってなっている訳で~汗 前回の【2007 秋の新ネタ in 博多】で観たばっかりのネタもあり「あらら~」な事もあったのですが…なんと!あの伝説のキャラ“アトムおじさん”がトリを飾るという嬉しいサプライズに大感激☆
以下のタイトルはいつもの通り、私が勝手につけたものもあり正式なものでナイのも含まれますので悪しからず~汗
イッセー2000春1
青りんご ウエイトレス
いつも辞めるタイミングを伺っているやる気のナイ、若い女の子のウエイトレス。 いつも“自分に乗り遅れる”という体験談に苦笑。 マニュアル通りの接客には全く心がこもってなく、クレームがあると「謝りますけど~、心こめませんよ!」、運んだ料理のオーダー間違いにクレームがあると「似たようなもんだから食べてみれば?」には大爆笑!
イッセーさん、こ~ゆ~ヤル気のナイ若者を演じたらホント上手いなぁ~。
青りんご ハウスクリーニング
社長、専務共に20代前半であるハウスクリーンの会社に入社し、本日仕事はじめの56才男性。 3人でとある豪邸に掃除に来てみると、彼が住んでいた家と全く同じ設計の家である事が判明し、男は饒舌にこの家主の趣味を値踏みし始める。 高額な調度品もあれば、贋作もいっぱい飾っているという家主の趣味にしきりと首をひねり「“ルノワール”の隣に“鉄斎の富士山”、解んねぇ~なぁ」に爆笑し、その家の風景がまざまざと頭に浮かんできましたっ
青りんご 野外彫刻美術館の守衛
閉園時間を迎え、美大中退の辻井君と二人で陽も落ちた美術館を警備するおじいちゃん守衛。 「夜こそ彫刻たちは本当の姿をみせるんだ!」と、各々の彫刻の魅力を知っている限りの美術用語を総動員しての語り爆笑! が…美術を本格的に勉強している辻井君には「その作品はパクリ」など、あっさりと切られてる様に…泣き笑い~。
青りんご カプセルホテルの客
教え子の出版記念パーティーを明日に控え、出席の為前日に上京し赤羽のカプセルホテルに泊まるかつて教師だった男。「眠れない~」とフロント係を相手に一方的にしゃべり続ける。 「赤羽に赤羽橋がナイっだって?!」と、驚愕の事実に大混乱の男。 ま、地理を知らなければ普通はあると思うわなぁ。
イッセー春2

青りんご 砂丘に埋もれる古本屋
【2007 秋の新ネタ in 博多】と同じなので割愛。
青りんご 地下鉄車内暴力追放キャンペーン
23年前のネタとの事!…でしたが、私、初めて拝見。
ちょっとイッちゃってるおじいちゃん。 「勇気、りんりん」というスローガンを連呼しながら、地下鉄に乗り込んで、マナー違反の客を片っ端から注意してまわり「怪しい人はいませんか~?居たら大声で叫んでくださいね~」って、アナタが一番怪しい人ですから!
青りんご ひとみちゃん(ホステス篇)
2007 春の新ネタ in 博多】と時とほぼ同じでしたが、お衣装は社交ダンスふうのロングドレス☆ 今回、ひとみちゃんのお客さんは“ヌズスさん(←どんな字書くの?)”。 ひとみちゃん、ウクレレの演奏で歌うは【松尾芭蕉・奥の細道】。 上手いっ! 涙が出るほど笑った~。
青りんご アトムおじさん
30年前のネタ! このキャラクターはもう封印したものと思っていたので、お着替え中に「アトムおじさんだ!」と判った瞬間、ボルテージUP↑ 実は私、生では初めて!! 客席からも「わぁ♪」と歓声が上がりました。 イッセーさん、着替え終わった後、最後は後ろを向いてお尻具合をチェック☆
おじさんのパンツは黒のビニール袋なんですが、今じゃどこの都市も指定のゴミ袋となってきているので、この黒ビニール袋は入手しにくくなっているそうです。 でも地方のファンの方がストックして送ってくれる…との事で「まだまだ袋はありますから、アトムおじさん、当分はできますよ~」で客席大拍手~☆
ウクレレを持ってキャバレーの前座を勤めるも、痰がからんで度々演奏を中断。 「嫁のバカっ!」という不満を間の手に入れながらユルユルな歌芸を披露。 アトムの決めポーズ、片手上げ+片足立ちの震えっぷりに老人パワー炸裂
満席の客席はホントに幅広~い年齢層で様々なトーンの笑い声に包まれました。
また、秋にお待ちしてま~す♪

ヤマトタケル(千穐楽) 【博多座】

【満員御礼】とはいかなかったようですが…立見はビッシリ、客席の熱気も最高潮!な感じに応えてくれた熱い舞台でした。 役者さんの中には気持ちが先走り過ぎてか?!セリフが聴きとり辛くなってしまった方も見受けられましたが、気持ちは充分に伝わってきたので無問題! カーテンコールの二回目は、一列に居並んだ主要キャストが一歩づつ前に出て一礼し…最後には陵墓上から段治郎さん@ヤマトタケルがセリ上がって登場☆ 新橋演舞場の楽では逆バージョンだったそうですが、博多座の大舞台に大トリで登場した段治郎さんに「立派になって~」とウルウル悲しい ダンジロさん、綺麗でした…。
結局、終わってみれば…私、段治郎さん@タケル=2回、右近さん@タケル=2回、の計4回の観劇となりました~汗 二人のヤマトタケルに感じた事は別記事【考察:タケルとタケヒコ】に書きましたので、それ以外の事をつらつらと~。

よつばのクローバー 舞台美術
やはりオープニングに毎回鳥肌が立ち「カッコイイ~っ☆」と呟いてしまいます。 スーパー歌舞伎で好きな演出なひとつとして、絵面でズラリ決まっての大ゼリの出と引込みがたまらなくカッコ良くて好きなんですが、このオープニングは+廻り舞台+シルエット照明…って、好きな要素が凝縮されているので、個人的にはたまりません! この演目では“大セリ絵面”は多用されているので、その度に「う~ん、イカす~☆」と唸ってしまった。
熊襲の砦の大崩壊は…あんなに迫力あったっけ?と改めて驚きました。 樽も本気で投げ合って、しかもヒットしてたし、客席にもポロポロ落ちてきてたし~。 ヤマトタケルの名をもらった背後に登る大きくて真っ赤な大陽の色彩のコントラストがなんと美しいことよ~♪ 今回、道具幕…と言っていいのか?、幕絵に当たる照明がなんとも素敵で、各々にすご~く立体感があったのには驚きました!
海に弟橘姫が身を投じる際、一瞬で広がる畳の浪幕や、海の中に飲み込まれてゆく見せ方は…前公演時に最も印象に残った見せ方でしたが、今回改めて拍手喝采☆
よつばのクローバー 音楽
今公演で驚いたのは客席に男性が多かった事! しかも若者。 何か彼らの心を捕らえるものがあったんでしょうね☆ で、幕間に若い男性が♪タララララ~、ラ・ラララ~♪とテーマ曲を口ずさんでいたのを耳にしてニッコリだったのですが、それほど耳に残るんですね(私は三国志シリーズと混同しちゃってますが汗) 琵琶や和太鼓の音が耳に新しく印象的で、特に富士山を見ながらタケル&タケヒコが背を向けて登場するシーンの曲が大のお気に入り♪ タケルとみやず姫の婚礼の舞も一緒に踊りたくなっちゃう! ♪ハッハ いよぉ~っ ホッホ とった 尊めでたい みやず万歳~♪ 寿猿さん、軽快に踊っていらっしゃいました~びっくり
よつばのクローバー 衣装
あ~!もっと近くで細部をまじまじと観たいっ!」と改めて地団駄を踏みました。 髪飾りもそれぞれにホントに見事で…美術品ですね。 素材も古典にはナイ、現代の素材なども多用しているとの事ですから、ますます気になります! 【スーパー歌舞伎の衣装展】って、やってくれないかなぁ。 熊襲タケル兄弟の蟹蛸マントを持つ民の人。 そのマントの端からチラチラと覗き見る表情の演技がナイスで、笑えましたっ♪
以下、キャストについて↓↓↓

青りんご  熊襲の皆さん
フルーツ娘(民衆の女)は…なんであんなに見た目怖いんだヨ?! 蝦夷の兵士たちが差し出した宝石を見て「キレイかぁ~」「美しかぁ~」ってさりげなく博多弁だったのには笑えた!
琉球の踊り子たちは、笑野さんがさすがに一際優雅に舞っていて惹き付けられました。 立ち廻りが始まると「ア~レ~」と言いながら逃げ惑うのが、なんとも笑えました。 ホントに言うんだ「ア~レ~」って汗
民衆の男たちは宴席に美女が登場する度に、表情がどんどんデレデレと崩れていくのが面白く、タケル@踊り女にはもうメロメロ~で笑える! 踊りながら衣装を一枚一枚脱いでいく様に「うっひょ~!たまんねぇ~!」な感じの小芝居が上手いっ☆ 兵士たちもまたしかり。
吉備の国の使者たちはあくまでもクールで対照的なのも効いてマス。

青りんご  蝦夷の火の皆さん
もはやスーパー歌舞伎には欠かせない存在となっている京劇チームの皆さん。 今回の見せ場はこの火事場! 彼らの躍動感あふれるダイナミックで華麗な動きに、火の粉が飛び散っている様が表現され、舞台から本物の火の熱気が迫ってくる感じ。 あれだけ回転した後に、すぐに走り出せるって…スゴイ。

青りんご  伊吹山の鬼たち
後ろに控える赤鬼たちのゼスチャーが、ボディランゲージ具合が…アメリカ~ン!な感じで笑えます。 両手を広げて肩をすくめたりとか…ネ。 青鬼どん&黄鬼どん、ヴィジュアルはちょっとヘヴィメタちっくでカッコイイのに、やたら可愛らしいんですけど☆ 猿弥さん@伊吹山の山神が、猿琉さん@犬神の使者を殴ろうとして空振りする所が大好き。 みんなあまりにも愛嬌があるので、倒しにやってくるヤマトタケル一行が悪者に思えてきたりして~汗
来月は大阪、6月は名古屋…とまだまだ続く公演ですが、大楽にはまたどのように進化していくんでしょうね~。

劇場 キャスト
ヤマトタケル:右近/タケヒコ:段治郎/ヘタルベ:弘太郎/:金田龍之介

美女と野獣(5)【広島・ALSOKホール】

晴れ 4月19日(土)
坂本ベルはひとまずこれで見納めとなりました。 さすがの安定感に作品にググッと入り込んで観劇☆
以下、西ベルの感想は別記事に単独UPしましたので他のキャストをつらつらと~
よつばのクローバー 玉石まどかさん@チップ
少し大きめのチップくんですが、驚くほど川良さんに声が似ていました!…って、体型や骨格が似ていると声も…なのかな? 【Human Again】の冒頭「ウキウキした気分」の“キブン”っていう言い方が不思議~。 意志が強そうな男の子らしいお顔立ち
よつばのクローバー 織笠里佳子さん@ミセス・ポット
今回特筆すべきは…吉谷コッグスワース&道口ルミエールに加えて織笠ミセス・ポットの3人! この3人のチームワークがすっごく良くなってました♪ 前者のナイスコンビとの距離があった織笠ミセス・ポットでしたが、今回は確実に“王子様応援三人衆”となっていましてトリオ・ザ・キャッスルと私、命名☆ 回を重ねて各々とのアイコンタクトが増えて、一丸となって王子様をバックアップしている感じがより顕著に見受けられてニッコリ。
余裕すら感じる【美女と野獣】情感たっぷりに聴かせていただきましたっ♪
元々チップに対する母性は感じられていたのですが、今回「ようやく愛する事を知ったのね」と言うセリフに、ビーストに対する深い母性を初めて感じる事が出来ました。 織笠さん、確実に年を取っていってます(役のネ)
ターン

よつばのクローバー 道口瑞之さん@ルミエール
回を重ねれば前福岡BB時の演じ方が復活してくるんだろうなぁ…と思っていた箇所は、未だ変化なし…な所を見ると、今期この演じ方でいくんだな、と確信。 「あ~、以前の演り方が好きだったのに~汗」と思う箇所あり、「今期の方が好きかも♪」と思う箇所あり…で舞台はやはり生ものである事を改めて痛感
やっぱりディナー前の身支度時が一番顕著に違っていて「あの娘の事、好きなんでしょう?」の言い方は、なんであんなにシナを作って言うようになっちゃったんだろう?(ちょっと冷やかすような感じで嫌い~汗) 「私のキャンドルがロマンティックに輝きますっ」ってトコも、炎が灯っている反対の手でその炎を差して「こんな感じでキラキラと~」ってクルクル回す仕草もなくなっちゃったし…残念。 「違う、違う」ってコッグスワースにいう言い方や、ようやくベルの元に向かった王子様に、コッグスワースと顔を見合わせて「はぁ~っ」とヤレヤレな感じも変わってきてますね…って、このシーン全部じゃん!汗
BOG後、ベルにいつまでもアピールしてなかなか立ち去らないソルト&ペッパーさんに対して前までは後ろ足で砂をかけるような…ホウキで掃き出すような感じで追い払うのが定番だったのが、今日はキックしてました! 笑う~。 確かになかなか引っ込まなかったもんな☆
「お城の中をいろいろ観てまわりたい」というベルに「ご案内しましょうか?」と言うや否やコッグに腕を掴まれてターンする時に、左足をシュッと伸ばす所が大好きなんですが、しなくなってました悲しい 私、道口さんファンになったのはユタの体力作りのバトンで、これまたヒノデロが左足をシュッと伸ばしてターンした瞬間に「惚れた!ときめき」んですよね。 なんであの瞬間なのか自分でも謎なんですが…なんか道口さんのあのターンの型(ってか脚の演技?)が好きらしいです私汗 これは是非とも復活して欲しい~っ!(あ~、ぐちデロに遭いたいな~☆←とにかく一番はヒノデロ!な私)
しかし…ベルを帰したご主人に「全て上手く行っているようですね!」とトリオ・ザ・キャッスルで駆け寄る際、ど~してあんなに女性的なんだろなぁ~?
化粧が見る度に濃くなっているんですが…“美白ルミエール”が美しいかと~。

月 4月19日(土)
よつばのクローバー 柳瀬大輔さん@ビースト
夕食にベルが来ない事を告げるコッグスワースの口を掴んで「なん・だっ・てっ?」と問う言い方が前回までは、怒りを押さえながらも可愛らしい物言いだったのが、今回はすでに怒り心頭の怖い物言いに変わってました。 前の方が好きだったので残念~汗
スリムになった柳瀬さん、階段をよじ上る体力?筋力?が厳しいのか、何かと苦労されているように見受けられますが…連投のお疲れでしょうか?
この日、モリースの元にベルを帰した後に独りベンチで歌う【愛せぬならば】で…すごく長~い鼻水1本ダラ~リ&キラ~リ。 人間、あそこまで長い鼻水を切れる事なく流せるものなのか…びっくり しかし、歌声は全く揺るぐことなく…でも鼻水が歌声と共にブラブラと揺れるのは、柳瀬さんも最前列で観ている人も…さぞ辛かったろうなぁ冷や汗(私、5列目で目視→オペラで確認する勇気はなく~) 「早く暗転汗暗転汗」と思ったのは、あの劇場内で何人居たことか! ライブだもの、いろいろあるけど…役者さん、大変です(鼻水についてこんなに長く語らんでも~)
いつも気になる事。 魔法が解けた王子様の眉。 な~んか、な~んか左右の高さが違うのか? 眉間が狭すぎるのか? はたまた長過ぎるのか?濃すぎるのか? なんかバランスに違和感があるんですけど…気になるのは私だけ?!
よつばのクローバー 有永美奈子さん@バベット
ん~、悪くはナイ。 けど物足りナイ…という感じなんですよね~汗 美人さんだし、バベットとしては充分に及第点なんでしょうけど…なんかなぁ~。 演技は全く変わる事なくすでに固定化しちゃってるし。 多分、これは好みの問題。
道口ルミエール×小川バベット、観てみたかったなぁ~。
ラストにいつも思う事。 花嫁のパパなんだからモリースにも一張羅を着せてあげてよ~悲しい せめて靴下だけでもお揃いの柄を履かせてあげて~!

劇場 キャスト
ビースト:柳瀬大輔/ベル:坂本里咲(マチネ)・西 珠美(ソワレ)・/モリース:松下武史/ガストン:野中万寿夫/ルミエール:道口瑞之/ルフウ:遊佐真一/コッグスワース:吉谷昭雄/ミセス・ポット:織笠里佳子/タンス夫人:竹原久美子/バベット:有永美奈子/チップ:玉石まどか/ムッシュー・ダルク:田辺 容

美女と野獣(4)リハ見+西ベルデビュー【広島・ALSOKホール】

今回は唯一、発売日に確保していたチケットでの遠征観劇。 吉谷コッグスワース&道口ルミエールは「東京ユタ千穐楽後~再び全国ユタ巡業スタート…のこの間に一度くらいは広島BB登板はあるだろう。あってくれ!来てくれナイと泣く~悲しい」と神頼み的推測のもとチケットを準備。 ま、実際は1ヶ月前から早々と登板で嬉しい誤算だった訳ですが…(予定外の大出費に違う意味で泣いてます~汗
見る リハーサル見学会【Human Again】
でもって、前日の18日夜公演を対象とした【リハーサル見学会】が開催される事となったので、予定を前倒しにして1泊2日、全3公演を観劇しました♪
リハーサルシーンは、私の一番大好きな【Human Again】。 福岡BB時のリハ見ではこの場面に遭遇した事がなかったので(そもそもあったのかな?)大興奮! ダンス指導は石野喜一さん、歌唱指導は松下武史さん。 松下さんはお城のバルコニーまで駆け上がって行って、そこに位置するキャストひとりひとりに細かく熱心に指導されている様子が印象的。 影コーラス(と思われる)キャストも両袖からワラワラ出てきて、指示を仰いでおり「もっと大切に、大切に…気持ちをしっかり入れて」とのアドバイスの声に「だからこのシーンは目に華やかなで感動する事ももちろんだけど、毎回あんなにも心に響いてウルウルきちゃうんだなぁ…」と思いました。 キャストの皆さん、もちろんどのシーンも全力投球でしょうけど、この【Human Again】は特に気持ちを大切にしているようにお見受けしました
質疑応答は野中万寿夫さん進行で、川東優希さん倖田未稀さん
月 4月18日(金)
キャストは、先週迄は秋山知子さん@タンス夫人、小川美緒さん@バベット、玉石まどかさん@チップ…と前観劇時とは変更があっていたので、末観のキャストを拝見出来そう~♪と、すごく楽しみにしていたのに、今週に入ってチップ以外は元に戻ってしまって…ガッカリ汗
…だったのてすが、な~んとビックリの“西ベル・テビュー公演”に遭遇する事に
そう言えば福岡BBでは沼尾ベル・デビュー公演に遭遇したな(百々ルミエール・デビューもな~) 実は私…西珠美さん自体、初遭遇です、確か。
以下、西ベルのみの感想↓↓↓
 ビジュアル
井上ベル8:木村ベル2…な雰囲気に似ているような?(誰かに似ている、すでに観たことがあるような感じ)、動きは五東ベルって感じかなぁ?(おっとりしている雰囲気とか似てる) しかし~なんだか、どうかすると坂本ベルより老けて見えるのは何故?汗 ちょっと人妻な雰囲気が、幼稚園児くらいの子供が居てもおかしくない若奥様な感じに思えるのは…何故? 頬なんか肌はパーンと張ってて若いんだけど、華奢な坂本ベルを見慣れたせいか、背が高くガッシリと落ち着いた印象の落差がそう思わせるのか~??? 謎。
ほわわ~んベル
 歌と訛り
歌にものすごく期待が高まりましたが、デビューの緊張もあってか上ずっている所が多々で、堪能には及ばず。 しかし高音はさすがに綺麗~
心配していた訛りは、思ったよりはさほど気にならなかったのですが、図書館での朗読は…厳しかった! あれって…初めて観た人は、あの本の内容理解できたのかしら?と思わさせる、たどたどしさで~。 「おしまい」っていうイントネーションが「あらら~汗
で…西ベルにつられてなのか?!ベルをモリースの元に帰す柳瀬ビーストの「行って」というイントネーションが変になってた~!!!冷や汗
 演技
坂本ベルを忠実に習っているようで、すでに細かくて驚かされました! 気になったのは両手を広げるポーズでは「シャキーン☆」と固まっている事と笑顔が少なく、常に憂いている感じに見えた事(これが老けて見えた一因かも?)
でも西ベル独自のナイスポイントもあって発見が楽しい♪ 一番印象的だったのは、ルフウがマフラーを拾った場所を思い出す様子を側で見ている所。 「そうそう!そうよ~、思い出して~」とハラハラする様子とじれったく見ている様がリアル。 坂本ベルでは淡白に感じていたビースト臨終&愛の告白シーンは、すごく感情が入っていて良かった! 泣けるっ!
西ベル登板2回目の19日ソワレでは、1回の本舞台を経て確実に良くなっている点も多々あり!で今後の進化に期待大のデビューでした。 きっと笑顔が増えてくると【若奥様→娘】なベルにもなってくるかと♪ 歌系ヒロインの抜擢が続いている西さん、今後のご活躍が楽しみです☆
その他のキャストについては別記事にて鉛筆

劇場 キャスト
ビースト:柳瀬大輔/ベル:西 珠美/モリース:松下武史/ガストン:野中万寿夫/ルミエール:道口瑞之/ルフウ:遊佐真一/コッグスワース:吉谷昭雄/ミセス・ポット:織笠里佳子/タンス夫人:竹原久美子/バベット:有永美奈子/チップ:玉石まどか/ムッシュー・ダルク:田辺 容

第五回・浪花花形歌舞伎(第三部)【松竹座】

 お染の七役
2004年2月博多座公演以来の観劇。 愛之助さん@鬼門の喜兵衛はこの博多座公演時が初役であり今公演はその時以来二度目との事。 演目全体の印象として、博多座公演時は常にバタバタしている忙し~い!という印象が強かったのですが、今公演ではそれを感じる事がなく驚きました。 鮮やかな替わりっぷりには全然慌てている様子が感じられず、純粋に「早替わりスゴ~イ!」と裏方さんとのチームワークの良さを堪能。 正直、演目と配役が発表になった時「扇雀さんの七役かぁ…」と観劇を躊躇してしまった私。 ゴメンなさい 面白かった~!
扇雀さん、初役での奮闘振りに拍手~☆なのは言わずもがなですが、やっぱり立役の方が好き(綺麗)だな、と思っていまいました汗 芸者小糸はすごく厳つい感じで、何故この女に孝太郎さん@油屋多三郎(超ナヨナヨくん!)がメロメロなのか謎でした。 逞しい女性に惹かれるのか?!  土手のお六のふてぶてしさは充分なれど、もうちょっとはすっぱでアッケラカンとした感じがあれば良かったなぁと思いました。
愛之助さん@鬼門の喜兵衛は…どうしても土手お六の旦那には見えなかった汗 二人のバランスなのかなぁ? 不敵な不気味さを強調する為か声が低くドスを効かせているので、セリフが聴き取り辛いのが難点。 この演目を観ると喜兵衛のセリフ「タニシの木の芽和えさぁ~」がすご~く耳に残るのは私だけ?
番頭さんと鈴木さん
橘太郎さん@番頭善六薪車さん@鈴木弥忠太「目で合図、鼻で合図しているというに、いつもビンシャン!ピンシャンと~」ってオウムが可愛いお二人ですが…“鼻で合図”ってどんなんよ? 橘太郎さんの愛嬌ある番頭さんはホントにラブリーですね! 大好き♪ 橘太郎さんの今公演へのご出演はビックリ嬉しかったです♪ 薪車さんは意表を突かれたお役でしたが堅物ぶりに可笑し味があって好演。
竹三郎さん@百姓久作のひょうひょうととながら確かな演技にハラハラと楽しい気持ちにさせられました。
ふぐに当たって仮死状態?になった扇一朗さん@丁稚久太。 お灸で生き返るとは「んな、馬鹿なぁ~」というザ・歌舞伎に笑いながらも愛嬌たっぷりに好演。 今月27日には師匠・扇雀さんと福岡電気ホールで【第一回・若扇会】を開催する扇一朗さん(北九州市若松区出身)、応援してます!