文楽いろはレクチャー【アクロス福岡円形ホール】

昨年末は恒例化していた【博多座文楽公演】は、年明けの某ミュージカル3ヶ月ロングラン公演の仕込みの為に中止となり、涙をのんでいたので…久々の生文楽♪(本公演じゃナイけど)
しかしながら2007年に同じ会場で、同じ出演者で拝見しましたが…『再生映像を観てるのか?!』ってなくらい全く同じでした冷や汗
多分、私以外にもこのレクチャーに何回か参加している人もいらっしゃるかと思うのですが…もう少し講義内容に変化を加える事を要検討(…って金額に対して要望が多過ぎ?)
昨日より計三回公演のコレが千穐楽。 満席の盛況でして、参加者の中に小学生くらいの愛嬌のある女の子が体験モノにチャレンジして可愛いかった~♪ 子供の笑い声ってなんであんなに可愛いんだろ☆
…と、いう訳で、レクチャー内容としてのレポートは2007年のモノと同じで良いかと汗 新たに特筆すべき事は何もナイんですが、今回の観劇の記録として記事をエントリー鉛筆

宝塚歌劇宙組公演【博多座】

博多座公演って…“トップお披露目公演”って事、多くないですか? 私が観ただけでも、春野寿美礼さん、貴城けいさん、そしてこの度の大空祐飛さん(+娘役トップの野々すみ花さん
2006年の貴城けいさん公演時に演目にすごくハマってリピーター化しちゃったので、貴城けいさんについてほんのちょっと詳しくなりました。 …な、もんで大空祐飛さんが貴城さんの同期という事での存在は知っていたので、この度宙組トップになって博多座にご出演!と聞いて楽しみに観劇へ…。
博多座周辺からして“宝塚公演独特な雰囲気”が早くも漂いテンション↑。 やはりず~っと応援してきたジェンヌさんがトップになったお披露目って、ファンの方は特別感慨深いものがあるんでしょうね。 お披露目トップのファンクラブ(って言うのかな?)は博多座ロビー内からズラリと気迫が感じられました~。 博多座内も“乙女モード”な感じで、スウィーツ系はいつもより充実。 ご婦人方に大人気なレイメイも大繁盛!に見受けられました~。 博多座って公演ごとにガラッと客層とその雰囲気が変わるのが面白いですよね、改めて☆

王朝千一夜【大江山花伝】-燃えつきてこそ-

なんでも24年ぶりに再演の名作!との事。 鬼伝説で有名な大江山の茨木童子の説話をもとにした木原敏江さん原作のマンガの舞台化で、茨木と幼なじみの恋人・藤子の恋、渡辺綱との友情の物語。 “酒呑童子”といえば、歌舞伎でもお馴染みの演目ですので「ヅカ風味になるとソレが一体どうなるのか?!」というのは興味津々♪
大空祐飛さん@茨木童子は人間と鬼のハーフという事で、妖艶な雰囲気をたたえたクールな美青年。 影がある怪し気な魔性漂う感じは大空さんに合っていて、クールながらも内に秘めた怒りのような、フツフツとたぎる熱い想いと失望感が交錯する様が感じられ好演。 このお役はとても合っていた印象でしたが、いかんせん前回私が茨木童子を観たのは玉三郎さんの【茨木】。 歌舞伎的な要素が衣装も含め多分に取り入れられていた為、どうしても比較してしまいまして…時々ため息が~汗
花影アリスさん@胡蝶もそうですが二人とも何故にそんな大衆演劇のようなメッシュ鬘なんだよ怒り ちょ~っと安っぽい感じが残念無念(胡蝶は好演だっただけに下品な拵えが残念すぎ)
野々すみ花さん@藤子は凛とした意思の強さと熱い想いに一途なヒロインを好演。 幼少の頃、茨木とお互いの心の近いとして焼き印を押し合う…だなんて、どんだけ根性の座ったお子様なんだよっ汗汗汗…と、苦笑。 ラストの「人間の心の中にも鬼が住んでいる」という趣旨の絶叫は上手いなぁ~と感動。
今公演は蘭寿とむさんのご出演がなく残念に思っていましたが、北翔海莉さん@渡辺綱が奮闘。 歌の上手さは言わずもがな、芝居も安定していますね。 正義感溢れる四天王を確かな存在感で爽やかに演じていらっしゃいました

Apasionado!!II

ラテンを中心にしたスペイン風の情熱的でゴージャスなショー。 スパニッシュな感じは大好きですし、お芝居が“青い静”って感じだったので、“赤い動”のショーの対比はガラッと雰囲気が替わって面白い! 
大空さん、歌がちょっと…汗 クールな感じに徹しているのでしょうが、もうすこし曲ごとにいろんな表情が観れた方が楽しかったかな。 野々さんが意外と肉感的な色気が漂っていたのが印象的。 北翔さんの歌は「やっぱ上手いなぁ~」と堪能☆
♪ア~ パッショ ナァ~ドォ~♪というフレーズが観劇後もグルグル頭の中をリフレイン。 階段を下りる足取りも軽やか。 私、どうやらこの曲気に入ったようです。