忠臣蔵【博多座】

2004年以来の上様見参!の博多座です♪ お芝居は【忠臣蔵】で…しかも昼公演のみの日にはアフターイベントとしてマジー(=真島茂樹)の【みんなで踊ろう! マツケンサンバ?】が開催されるとあっては開幕前からテンション↑

忠臣蔵

討ち入りを果たした後~浪士たちが各々の逗留先にて切腹の場に赴くまで…の描写に重きを置いて描かれているお芝居でした。 松平健さん@大石内蔵助はドッシリと構え、紺野美沙子さん@妻りくは健気に支え好演。 浪士達は討ち入り後、四家に分かれて正式なお沙汰を待ち切腹になった…との事ですが、皆、内蔵助と一緒に最期を迎えたかったんじゃないかなぁ~と思ったり。 切腹の場に向かう白装束の同志に心情を吐露する様に引き込まれました

唄う絵草紙

高まる期待を裏切ることなくド派手衣装に華麗なステップで歌い踊る上様。 スパンコールが2割増じゃないの?!ってなくらいの光り輝く“人間ミラーボール”と化した上様に視線を投げられた客席が湧く!沸く! 本日、劇場に足を踏み入れた時からヘビィーローテーションで流れていた【暴れん坊将軍テーマ~松平健バージョン~】で気分は最高潮! ゴレンジャーのような5人5色の裃を身に付けた従者が富士山をバックに大セリで上がって来ると「おぉ~!」 まるで早馬を走らせるかのような振り付けはツボ~。 ♪愛 愛 あい~(LOVE!)、夢 夢 ゆめ~(DREAM!)♪って素敵すぎる!
私【暴れん坊将軍テーマ~松平健バージョン~】のCDお買い上げ。 おまけに上様ミニうちわが付いてきました☆(裏面歌詞入り)

みんなで踊ろう! マツケンサンバ?

マジー(真島茂樹)のアフターイベント。 花道からの登場で【花吹雪 不夜恋】と【宝島伝説~ワクワク愛の伝道師~】2曲を披露で感激☆(このCDも持ってる私) 腰元ダンサーズを従えて、観客にテキパキと指導するマジーは“THEダンサー”って感じ。 でもその口調は…改めてホントおネェなんだなぁ。
【唄う絵草紙】だけでも、もう一度観たい!と思っていたのに今月は初のグループ展が控えていてその準備と運営でバタバタしてしまって…残念。 でもヤル気と気分転換にとても楽しい1日でした♪

松平健特別公演【福岡市民会館】

会場は“マツケンサンバ”の一時的なブームも過ぎ去り、本来の客層と入り…に戻ってました。 ブームとは、人気とはこうもアッサリと冷めるものかと驚き、この世界で活躍し続ける大変さを観客ながら思い知った次第です、ハイ汗
ま、以前から観続けている者にとっては、とっくの昔から披露されていたショーでの定番曲が、いきなり今更突然の大注目を受け、異様なまでの盛り上がりを見せた事に戸惑った訳ですから…よ~やく静かに、本来の姿で上様拝謁する事が出来る環境に戻り、少しホッとしている事も確かです。 が、私の観劇は夜の部だった…という事もあるのでしょうが、ちょっと寂しすぎる客席で、切なくもありました悲しい

【第一部】遠山の金さん ~桜が泣いている~

松平健さん@北町奉行の遠山金四郎が、“遊び人・金さん”として町に繰り出し、事件の真相を探り裁いていく…というTVでお馴染みのストーリー。
偉い身分の人が、町人姿を装って…という所が、どうしても【暴れん坊将軍】を彷彿とさせてしまい、終盤の大立ち廻りの殺陣では、あの成敗BGMが流れない事に激しく不満を感じたほど。 健さんの殺陣は相変わらずの超高速で目を見張るものがあり、流石!なんですが~。 ラスト、お白須での裁きには「おぉ~♪桜吹雪を生で観れた~!」と感動はあるものの、個人的にはもっと違う題材のお芝居が良かったのでは?と思ってしまいました汗
今回の見所は、京唄子さん@油問屋の女将・佐和舞風りらさん@娘おくみのご出演。 唄子師匠はさすがの存在感でドッシリと構えた芝居で締め、ヅカ退団後初舞台?の舞風りらさんは可憐な娘を好演。

【第二部】唄う絵草子

マツケンパラパラオープニングは【マツケンパラパラ~俺様ゲーム~】。 芝居で「あ~、観に来なくてヨカッタかなぁ…」という軽い後悔が先立っている気持ちがフッ飛びました! 「うわぁ~ん、観に来て良かったわ、お母さ~ん!」 ホスト系ヅラに和の要素もプラスされた白いフリンジ洋装+白ロングブーツでパラパラを踊り歌うマツケンの後ろにはべる腰元ダンサーズ。 すごい図です! 面白すぎます!
衣装を替える度に、そのゴージャスさと目も眩むような輝きっぷりと、「そのデザインセンスって…」と突っ込みを入れたくなる不思議デザインを、ガツンと着こなすマツケンに客席は湧き、その世界に引き込まれていきます~。 【マツケンサンバII~III】への流れは圧巻! 今回、マジー・真島茂樹先生のご出演がなかったのは残念!
京唄子師匠の立役でのキリリとした舞は、御歳80才とはとても思えない達者さに感嘆。
マツケンと“四季・蝶の連れ舞”を披露する舞風りらさんの華奢で可憐な美しさとその繊細な踊りに目を見張る…が、故に並んで踊るマツケンに、改めて「顔、デカッ!」と思ってしまったのは…上様、失策かと存じます~汗
パソコン 松平健公式サイト

2005松平健・全国横断特別公演【福岡市民会館】

上様への拝謁は…昨年の新宿コマ公演こちら以来でした。
当然【マツケンサンバIII】を生で観るのは初めてでしたし、会場に入ると過去の公演ではお目にかかった事がナイような様々な年齢層ので埋まるほぼ満員の客席を目にし、改めてマツケンサンバIIのヒットのスゴさに驚かされました~(って20世紀から上様ライブに行っている「私、変わり者?」)

暴れん坊将軍-吉宗子守唄-

鉛筆ストーリー
徳田新之助と馴染みのあった芸者が姿を消し、久し振りに現れたその腕には赤子が! 女は「この子の父親は徳田新之助」だと言い残し、赤子を強引に新之助に預け再び姿を消す。 実はこの女、芸者時代にとある領主に身請けされたものの、お家騒動に巻き込まれ夫を亡き者にされ子供の命も狙われた為、子供を連れて藩を逃げ出してきた…という事情があったのだ。 そこで新之助は…というお話。
何が面白いって…思いがけず突然父親になって戸惑う松平健が、徳田新之助が、徳川吉宗が…赤子を抱いてあやしたり、おぶったり、おしめを替えたりするその見た目のギャップ☆ 会場のおばちゃん達は涙を流さんばかりに、赤子に戸惑う上様の姿に「ぎゃはははは~」と笑う、笑う。 私としては、おんぶ紐で背負ってかざぐるまであやしながら、おしめを入れた風呂敷を持ってトボトボ歩く姿がツボでした♪
そしてラスト大詰「成敗!」の高速殺陣シーンは「カッコイイ~っ」☆ 目にも止まらぬ速さで…という感じのスピーディーな殺陣は型もリズムもホントに綺麗で引き込まれます!
もう上様公演ではレギュラーの浅利香津代さん。 今回のお役は大奥のヘッド! ガンとした融通の効かない頑固さながら、ユーモアたっぷりに笑いどころもいっぱい さすがの芸達者ぶりに感服 私、あの声が好きなんですよね~。

唄う絵草子-マツケンサンバII~オーレ!

休憩中には、ロビーで買い求めた“サンバ棒”の電池チェックをする人、ド派手な法被を羽織る人、チョンマゲづらを被る人…と、もう完全に一緒に踊って歌う体勢作りで、ビックリ! 改めてスゴイぞ、マツケン☆
ライブは30分程度のミニバージョン。 『歌謡ショーのフィナーレ=マツケンサンバ』が通例だったのに、いきなりオープニングが【マツケンサンバII】☆ 久々に観る上様の有り難い光を浴びつつ、客席も負けじと七色に光るサンバ棒を振りながら、舞台に食いついていく! 間奏に入ると…上手からキターーーッ! 華麗なステップとシャープな踊りのマジー(=真島茂樹先生)☆ 私、一気にボルテージ上がりました! 計らずも上手席だったので、マジーと向かい合ってのダンスポイントだったんだもの~♪
他の唄では「さすがは上様」と感服しながらも思わず笑ってしまう、超ド派でゴージャス衣装の数々。 「基本は和装でココまで派手にできるんだ…」って踊りのお姉さん方の衣装もオペラグラスで細部までチェック!(浅利香津代さんの踊りの所作、キレイ~)あ~、これだから楽しいのよねぇ♪
で、フィナーレは【マツケンサンバIII】。 あの半身づつ赤×金のお着物は、金地は地紋が入ってるんですね! いや~、生で観るとより一層きらびやで上様は全身ミラーボール。 初めて聴いた時は「ちょっと一緒にノリにくいメロディだなぁ」と思っていたのは何処へやら。 完璧に一緒に歌って、MYサンバ棒を振りまくっていた私でした♪
上様の〆のトークは以前にも増して、滑らかでユーモアと高齢者への愛?が溢れるものでニッコリ。 あ~も~う、めちゃくちゃ楽しかったばい!

松平健特別公演【新宿コマ劇場】

【エーゲ海】の予定が…【大江戸八百八町】で歌い踊る!
【マンマ・ミーア】の前日予約にチャレンジするも、あえなく撃沈したので「歌舞伎座幕見だな…」と羽田に降り立ったのですが、この所、めちゃくちゃ忙しくて気分も滅入り気味だったので「ここはパァ~ッとひとつ気分を盛り上げたいところ」と思い立ち、新宿コマ劇場へ方向転換! そう、今ノリにノッている上様公演【松平健特別公演】でございます~。
前売りは“完売”。 劇場に到着すると【満員御礼】の赤い懸垂幕が入り口にドド~ン! 開場を待つお客さんで入り口は人がが溢れています! 当日券窓口でチケットを買い求めると、どうやらラスト3枚の補助席だった模様でラッキー♪…といっても補助席も20~30席は用意されていたような感じでした。 しかも、その後、立見の方もいらっしゃったそうです。 さすがは上様!
新宿コマの座席って一番前のブロックは【いろは…】、その後ろからは【ABC…】なんだか不思議。 補助席は前から2ブロック目と3ブロック目の間の通路にズラッと横一列に設置されて、とっても観やすくて感激! 劇場自体、私“初・新宿コマ劇場”なので、劇場探険自体もワクワク
チケットをもぎってもらって一歩劇場内に足を踏み入れると、いきなり目に飛び込んできたのはギンギラギンに光り、七色のライトがチカチカ光る“マツケンサンバ棒”を手に笑顔で振るコマスタッフ ロビーには当然“マツケンサンバII”が鳴り響いている…。
今年3月の博多座公演の時は、まだ今のような一般ブレイク中ではなかったから、このように熱くてノリノリな熱気帯びたロビーではなかったので、開演前からいきなりボルテージが上がる! 買いましたよ、当然“マツケンサンバ棒”。 売場のお姉さんが購入時にはライトの電池チェックをしてくれます。 「はい、大丈夫です。 間違いなく光ます」と。

お芝居の方は…
演出は博多座の時とは舞台機構の変化に伴って変わっている所と、脚本的に変わっている部分がありました。 今公演では、将軍という一人の人間として、“心から許しあえる友が居ない孤独感”や“将軍として生まれた運命のもつ重さ”、そして…大鳥れいさん@お夏との恋模様がより明確に伝わってきたように思えました。
驚いたのは高速で回転する回り舞台! 『これが“コマ”たる所以だ、ご覧あれ!』とばかりに驚くほどブーンと勢いよく回る舞台。 舞台奥にかかる太鼓橋の上で演技をしている役者さん達は、振り落とされそうで、必死に欄干をつかんでいる様子が…笑えた 残念ながら“逆コマセリ”…つまり三段ケーキのような形状の“コマ舞台”は拝めなかったけど「これがコマかぁ…」とえらく感心してしまった舞台機構でした。
配役は、博多座では熊谷真実ちゃん(彼女はどうしても“ちゃん”なの)が演じていたお役が三原じゅん子さんにチェンジ。 ヒロインの大鳥れいさんと並ぶと、どちらも“綺麗なお姉さん”で、キャラクターの対比がなく、コメディタッチなお役が…ちょっとニンに合わない三原さんは、ところどころドスがきいていて…怖い。 真美ちゃんがピッタリすぎたのか、ちょっと、かなり残念~。
あと、博多座では仁藤優子さんの意外な歌の上手さ(めちゃくちゃ失礼!)に感動していたのですが、今日は喉の調子が最悪のようであの綺麗な歌声が聴けず…これまた残念でした。
今回は浅利香津代さんの演技に釘付けでした! 悲しい過去から逃れて生きるため、悪の道に進んでしまった心の葛藤や、思いっきり悪女と化す演技がとっても素敵でした。 悪役三人組で歌う【悪党ほどおもろい商売はない】は、博多座公演の時はなんだかテレが感じられたけど、思いっきりフッきれて踊りもキマっていて楽しい、楽しい♪ 浜畑賢吉さんは、さすがの歌いっぷり☆
それから、それから…忘れてならないのは真島茂樹先生! ダンサーかつ振り付け師であらせられます真島先生は【マツケンサンバ】の振り付けはもちろん、お芝居でもダンサーのお役でご出演。 指先までピンと伸びてしなやかで華麗な先生のダンスに博多座公演の時も釘付けでしたが、今回もスゴかった! 華麗です、先生! 素敵です、先生☆ 先生が登場のシーンは、先生しか観てないです…上様、すみません。

そして魅惑の歌謡ショー
そして「本日は無礼講じゃ~」の上様の一言からなだれ込む“魅惑の歌謡ショー”の突入に、客席のボルテージは一気に高まる! 博多座では花道を使った演出が多々あり、この時もスッポンからの登場だった上様は、舞台中央の大セリより登場。 青いラメの着流し+金の足袋で「う~ん…マンダム」なキメポーズでセリ上がり。 客席「おぉ~」とどよめく、どよめく。
とにかく客席がいちいち大きく反応してどよめくのがメチャクチャ面白くてニッコリ! そりゃ、あのド派手な衣裳を生で初めて目にしたら…声を上げずにいられませんものね! 上様はやはり“今ノリにノッている”感が漂い、歌の艶も増し、踊りのステップも(博多座公演よりはちょっとスリムに?)軽やかでイカしてます☆ 小林幸子も「負けた!」ときっと言ってしまうだろう、白いフワフワの羽のガウンに身を包んだ上様が下手にはけた瞬間、博多座で予習?済みの私は、ロビーで購入した“マツケンサンバ棒”の電源スイッチON☆
キタ~っ! 会場の皆が待ちに待った【マツケンサンバII】のイントロが流れ、煌びやかな着物のマツケンダンサーズが一気にステージに溢れ出てきた。 天井のミラーボールはもちろんなんだけど…な、なんと! 舞台両袖には“スタンド型のミラーボール”もあるではないか! スゴイぞ、新宿コマ! ミラーボール3個で、会場はまばゆい光に満たされた瞬間、軽やかなステップでさらにまばゆい“全身ミラーボール”の上様登場
「うぉ~っ!」 やはり生で観る衝撃はスゴイらしく、客席の反応が大きくて熱い。 あとはただただ上様のありがたい光を浴びて、何もかもパーッ浮世を忘れて弾けた時間でした。 あ~、楽しかった♪ 行って良かった…新宿コマ。
サンパ棒
写真は購入した【マツケンサンバ棒】。 左は両手で持ちたい時。 中央は端と端でジョイントして、スイッチON!で七色のフラッシュライトがまばゆく輝きだします! 右はジョインとして1本の棒として大きく踊りたい時仕様♪