北島三郎最終公演【博多座】

サブちゃん最後の劇場での座長公演!
博多座開場以来、ほぼ毎年公演を行ってきて…おそらく“満員御礼”の札が立った回数も一番多い観客動員数を誇り、“博多座ドル箱公演”なサブちゃん公演。 私も…多分片手くらいはそのカウントに入っており、終わってしまうのはやはり寂しいもの。 「これは最後を見届けなくては!」と、私にとっては数年ぶりのサブちゃん公演に勇んで劇場に入ると…玄関ロビーから大量の大漁旗が懸垂されていて、それは館内至るところに装飾され、物産展の体を成したロビーにはわっさわっさとお客さんが蠢く賑わいぶり! きっと一番購買力がある方々がメインの層であるお客さんなんでしょうね〜。

 💡 お芝居【国定忠治】
これ以前の公演で拝見した事があります。 作・演出共に“原譲二”=サブちゃんご本人。 サブちゃん@国定忠治は…声は「録音源?」と思うほどこもってて、殺陣も動きも「今回で最終公演とした英断は寂しいけれど正しかった」と思える年月を感じました。 すでにサブちゃんの女房役として安定感のある星由里子さん@おふじや実娘の水町レイコさん@お千代、実義息子の北山たけしさん@浅太郎と盤石の布陣で臨む博多座での最後のサブちゃん芝居。 過去の公演感想で何度もつぶやきましたが、作・演出は他の方に任せてみてはどうだろう?

 💡 ヒットパレード【北島三郎、魂の唄を…】
『燦然と輝く46年間の金字塔。史上最多公演を誇る、魂のステージ!!』のコピーで、最後の博多座座長公演を締めくくります。 魅せます!聴かせます! 多分、毎公演言ってますが『歌手、とはこ〜ゆ〜人の事を言うのだろう』という感動があります。 はっきり言ってサブちゃん作曲の“一文字シリーズ”(母・山・川・竹など)は、曲の違いが判らないけれど、合間に挟むトークは相変わらず軽妙で楽しい。 そしてお約束の北島丸に乗船しての【北の猟場】も巨大神輿に乗ってのフィナーレ【まつり】は圧巻!大満足!

「今年もサブちゃんを観た!」という満足感で満たされ、毎年この感動を届けてくれたサブちゃんに感謝! 有難うサブちゃん! そしてお疲れさまでした…。