イッセー尾形のとまらない生活 2007 秋の新ネタ in 博多 【IMSホール】

公演会場のホールがあるIMSのフリーペーパー【ims crip】11月号に掲載されていたイッセーさんのインタビュー記事で印象に残った事。
ここの舞台(=IMSホール)は非常に投げ掛けやすい。お客さんが僕のやる事を真摯に受け止めてくれるので』とありました。 博多で新ネタ下ろしをして…その反応から方向を修正しながら全国に持っていき、そして定番ヒットネタへと成長した作品も多々ある訳で、10年前から続くこのIMS春&秋公演は何か特別な思い入れがおありのようです。 驚いたのは博多の客席の反応について『幕が開く時はいつもシーンと静まり返っている。あの陽気な博多の人たちはどこへ行ったんだ?と思うくらい』。 私、イッセーさんの公演は博多でしか拝見した事がナイのでこれが普通だと思っていたんですが…でもって舞台が進むとドッカン!ドッカン!客席が湧くという…。『ここまで反応がコロッと変わる場所は他にナイ』らしいのですが…皆、固唾を呑んでガッチリ構えてイッセーさんを待ってるんですよ♪きっと。 でも、そう聞くと他の地での客席の反応も気になるなぁ~。

2007秋・イッセー1

以下のキャラクタータイトルは私が勝手に付けたものです~汗
青い旗 リタイヤ・塩原さん
定年退職した会社の近くの皇居周辺を散歩中の塩原さん。 ランチに向かうかつての同僚に遭遇して「時間ナイんだろ?」と一応気にするそぶりを見せながらも、自分ペースでベラベラと語り続ける。 思いっきり加齢臭が漂ってきそうな今回唯一の愛すべきお年寄りキャラ♪
青い旗 運び屋・タマ子
ティッシュ配りをしながら、お金欲しさにヤバイであろう“運び屋”のバイトの話があり迷い中。 傍らにいる友達に「何を運ぶか聞いてナイんだけど…どうしたらイイと思う?」と相談しながらも、ちゃんとティッシュを配ってるタマ子。 友達の恋愛相談には冷静にアドバイス出来るものの、自分の事となると訳解らなくなるブッ飛んでる今ドキの女の子(ちょっとロック系)。
青い旗 ローカル局・DJレポーター
殆どシャッターが下りたままの寂し~い商店街に中継にきたローカル局のDJ兼レポーターの男性。 「イェイ♪」とひたすら盛り上げるものの、数少ない営業中の店主のノリが悪く気の利いたインタビューが取れずに苦労する様に同情してしまいました~。
青い旗 キャンプに向かない女
キャンプが…共同生活が苦手~と不満タラタラ口にしながらも、参加している女。 女数人でキャンプ場に来ているようで、男性グループに声をかけられる事をひどく警戒している…でも期待している様がすっごく笑える! 『Take off = タケオ』『今、使ったイマジネーション、返せ』ってのには爆笑。
2007秋・イッセー2青い旗 砂丘に埋もれる古本屋
砂丘の側に建つ古本屋の店主。 ひどい風が吹いて店内に砂が吹き込みひたすら掻き出す作業中にお客が一人来店。 自分の亡き祖母が、かつて“アンジェラ並木”という名でヌード写真集を出していたらしく祖父の為に探している…という男の子。 会話のやりとりがなんとも可笑しく、八重洲の語源について語る下りが最高に笑えた!
青い旗 大家族・荒川家のお宅訪問
大好きな大家族シリーズ! 始まった途端、客席は大拍手~♪ 子供達もそれぞれちゃんと成長していてシリーズを観続けている者には感慨深いものが。 とある古い屋敷を訪問する事になった一家のやり取りが微笑ましいが、一番笑ったのは“瓶のカルピス”に興奮する父ちゃんでした☆
この度、ようやく家族構成を把握した私。 長男=しんじ、次男=いさお、三男=ひろし、長女=まゆみ、次女=まどか。 あんなに小さかったまどかちゃんは小学生に! みんな、大きくなって…。
青い旗 帰国を夢見る日本人
お金がなくって日本に帰国出来ず海外放浪を続けている怪しい日本人。 とある広場で“綱を渡れたら賞金○○○”というイベントに遭遇し、一稼ぎしようと綱渡りにチャレンジする。 拵えだけで相当笑えましたが、そ~言えば、イッセーさんの和装キャラって珍しいかも。
青い旗 ニート・家族を唄う
今回唯一の音楽ネタ。 家でダラダラしながら家族に対して不平不満を愚痴ってる男の子(大学生くらい?ニート?) 芸術家ばかりに恋してしまう姉の歌、プチ贅沢を試みるもそれさえ出来ずにいる母の歌を作り、各々に弾き語りで聴かせる。 自身の歌は「んっ?!」という間の手の言い方が爆笑で、特に笑った歌詞は♪その微妙さは~PasmoとSuicaの間くらい~♪でしたっ。

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