北島三郎特別公演【博多座】 

最近、何故かチケットを間違った日程で確保する事が多く…自分で自分がちょっと心配な私。 今日も何故だか平日の夜の部のチケットを購入してしまい、ちょい早退して博多座へ。 しか~し!今日は朝から台風18号が九州最接近で、福岡市内の公共の交通期間は全面ストップ!というなんとも…な日でありました。 が!夕方には台風は過ぎ去りまして博多座、行ってきました!

幡随院長兵衛

正直言って…ここ数年見ているサブちゃんのお芝居の中で一番「ん~」って感じでした、私は。 オープニングは花魁道中なんかあってとっても華やかでしたが、あんなに高速で歩く花魁道中って初めて観たよ。
いきがかり上、子供を預かり本当の娘として年頃の娘に育てあげた所に、本当の親が引き取りたいと申し出て…。 【義理と人情】【男同士の友情】【親子の絆】を軸に展開するストーリー。 劇中の暗転で字幕つきで主題歌が流れる演出には…正直苦笑しながらも聴き入ってしまいましたが~。
いつもサブちゃんの女房役の野川由美子さんはソツなくさすがの存在感なのですが、白木みのるさん>や龍虎さんなどのサブちゃん芝居でお馴染みのメンバーの活躍の場が少なく、今回のゲスト俳優林与一さんも今ひとつ印象が薄く、なんだかもったいない起用の仕方の脚本になっていたような…。
ラストの大立ち廻りはキレは…置いておいて、吉原の大階段での奮闘ぶりに拍手☆ なんだけど「あれ?ソコで幕が降りておしまい?!」という感が強く、なんだかスッキリできない終わり方で…「ん~」。

北島三郎大いに唄う

「待ってました、サブちゃん!」さすが日本が誇る大エンターテナー
失礼ながら「サブちゃん、歌、ウマイ…」と改めて思ってしまう。 曲の合間合間のサブちゃんトークも軽妙で「今日は台風の中大勢のお客さんがこんなにも来てくださって、感謝感激」と度々感謝の気持ちを語っていました。
オープニングではド演歌なのに、何故か白いイブニングドレスを 着た大勢のお姉さんたちが舞台両袖からワラワラと現れて、 ムーディーに踊りあげ、コーラスのお兄さん方は何故だか手持ち マイクでちょっと斜め向きで整列。 不思議で面白いゾ!
セットも曲調に全くマッチしない雰囲気で場を盛り上げる時も あり、サブちゃんの衣裳も「素材はきっと高価なんだろうなぁ」と推察できるものの、デザインと色のセンスに謎が深まるばかり。 突っ込みどころ満載の歌謡ショー鑑賞はこれだからヤメられない!
そして!今回一番楽しみにしていた生【与作】。 しか~し! 何故だか前半はコーラスのお姉さん方が歌い上げ、サブちゃんは後半の部分をチラッと唄って終わり なんでだよぉ~!!
そしてそして、いきなり、本当にいきなり上手より登場してきた 歌謡ショー司会者。 「その衣装はどこで誂えたの?」と問いただしたくなるような印象的な衣装と、不思議な笑みを浮かべて流れるようなトーク。 「○○とかけて○○ととく、その心は…」 と2つ3つ、かまして客席をドン引きさせた後、何事もなかったか のように「それでは我らがサブちゃん、宜しくお願いしま~す」と 上手にハケていった司会者。 面白すぎる…。 しかし、その後、彼は二度と再びトークで現れることはなかった! 彼は果たして必要だったのか?
でもって今回のラスト、クライマックスの2曲で「やっぱりサブちゃん最高!」と思ってしまいますドライアイスの海をローリングする北島丸の船上で漁師姿のサブちゃんが熱唱する【北の漁場】! 今回は背景の映像の荒海も迫力満点で、ここ数年で私的には一番ナイス☆
それから【祭】になだれ込み~!! TAOの太鼓も大迫力。 今回のセットはまるで“香港のアバディーン”のよう…そこに巨大な赤提灯が登場し、サブちゃんがその上で熱唱! 「祭だ、祭だ」というリズムに合わせて、客席に飾ってある博多座の赤提灯も一緒にフラッシュするのもイカしてる♪ 1番が終わったところで、巨大提灯が半回転ししたかと思うとパカッと開いて、電飾獅子舞が登場。 さすがサブちゃん!舞台も客席も最高潮に達した終宴でした。
来年5月も博多座での公演が決まっているサブちゃん。 人気です!

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