レ・ミゼラブル トークショー(山口×禅×塩田)【博多座】

14日マチネ公演後にジャン・バルジャン役の山口祐一郎さん、ジャベール役の石川禅さん、指揮者の塩田明弘さん…というお三方によるトークショーが開催されました。 40分程度でしたが、文字にすると膨大になりますし、すでに参加された方のレポートが多数WEB上に上がっていると思いますので(人任せですんまっせん!)、当方では“禅さんに絞って”おぼえ書き
最近、しゃべる機会が増えてきたので自称“しおもんた”と名乗ってる…という塩田さんのよどみのナイしゃべりと仕切りっぷりに、このメンバー設定に納得。 祐一郎さんと禅さん二人だけ…なんて、考えただけでも話が全く進まなそうだもの~汗(それもグダクダで楽しそうだけど)
しかし博多座ったら失礼~冷や汗 水を用意するのはイイけれど床に直接ペットボトルって…普通に考えてありえない~汗 ま、おかげで…置き場がなくて困った禅さんが股間に挟んで「こんなんでどうでしょ?」とニッコリで…祐一郎さんに「ヤメなさいっ!」って突っ込まれてたナイスリアクションが見れたけど。
トークショーの禅さん
禅さんはジャベール最期の衣装(コートなし)で登場!だったのですが、途中で「ちょっとコレ、失礼して脱いでイイですか?暑くて、暑くて~」と、おもむろにアノ不思議ジャケットを脱ぎ出すと…手がかかるらしく、祐一郎さんと塩田さんが手伝う事に汗 「これ、ジャベールは(この当時の人は?)こんなの一人で脱ぎ着出来てたんですかね~?」とニコニコ笑顔で脱がせてもらいながら語る禅さん。 下は白シャツ+黒タイ+サスペンダー+パンツ。 劇中では見れないジャベールの衣装に「おぉ~っ」と客席から声が。 決して禅さんの生着替えがセクシーだったからではありません汗(そんなの解りますね、ハイ)  大の男が二人がかりで、これまた大の男のジャケットを脱がしている光景は…何故だか微笑ましいんだから不思議です。 しかし、あのジャケットの上にロングコートを羽織る場面もある訳だから…そりゃ暑かろうと、舞台上でのご苦労も伺えた一面。 そのジャベールパンツにはウエストにグレーの切り替え部分(サッシュベルト?)があって、デザインのポイントになっている上、細く見える効果があるらしく「ソレ、いいなぁ~、僕のも付けて欲しい」と、黒一色パンツなバルジャンはうらやましがってました。

きのこオレンジ クワトロキャストについて
「組む相手によって芝居も変わってきて大変では?」という話に「やっぱり人柄が出ますよね。警棒をピシッ!と当てながらも目は『大丈夫かなぁ~?』って人も居るし…」と祐一郎さんがおっしゃっていたのは…隣でニコニコしているこの人ですか? 「しかも禅さんは来月、また違うキャラクターを~」と塩田さんから話をふられ…「再び大変な挑戦がやってまいります!
ジャベールとマリウスの切替は全然大変な作業ではナイらしい…ですが、体力的な大変さはあるとの事。 柵越え、頑張ってね。

きのこオレンジ 舞台での失敗談
本日の自殺シーンで、柵に足をかける場所を間違って、歩数が音楽と合わなくなってアセった~との事(客席にはその間違いに気付いた人も居た、スゴイ…)
あとは…帝劇の時もお話されていた、2幕目冒頭のハケ場所間違い

きのこオレンジ MAとレミゼ
ルイ16世を演じた時に、レミゼの時代へと繋がるフランスの歴史の勉強をいやが上にもする事になって、それが役立っている(延々と語り続けそうになるが…空気を察知して強引に話を〆汗

きのこオレンジ レミゼで他に演じてみたい役
アンジョルラス。 やっぱりカッコイイから…でも盆が周りながら、その上で荷台で赤い旗をブンブン振り回すのは、あの遠心力に耐えれなさそう~、との事。
その後は観客から事前に集めた質問状から数点。 各々がその質問状を読み上げて、自分でソレに答える…という形式。

きのこオレンジ 1月のMAの時のルイとは全く違うキャラクターで、いつもその変身ぶりにビックリ!なのですが、どうやって切り替えていらっしゃるんですか?
私はルイとジャベールって、全く違うとは思ってナイんですね。 それぞれ同じ人間で、それぞれに喜怒哀楽もある訳だし…
と、ココから更に深く語ろうとする禅さんに「あ~、また真面目に語っちゃってるよ」「話長くなりそうだなぁ…」と祐一郎さんと塩田さんが斜めに構えはじめ…ソノ視線に気付いて慌てた禅さんは「…そんな感じです!」と強引に話を〆。
変身!禅さん
前段のトークですでに“ジャベールとマリウスの切替は大変な作業ではナイ”とのくだりがあったので、重複するような質問になっちゃったのですが…
コレ、私の書いた質問でした汗 ビックリした~~~っびっくり このようなイベントで何度となく質問状を書いた事はあれど、採用されたのは初めて。 しかも急いで書いたアノ小汚い字が本人の目に触れて、しかもご本人に読み上げられるとは~冷や汗 恥ずかしい…。 これには“ほわわ~ん”なルイと“キビギビ”なジャベのイラストも落書きしてたんですけど…実は(※マリウスは永遠に卒業しないでください)と無謀な希望も欄外に小さく書き添えてました(当然読まれませんでしたけどネ) 柵越えは…年齢に合せた演出に変えるとかもアリじゃないですか? ちゃっかり合鍵を作ってて、堂々と門から入るとか…ネ汗 来月、マリウスでの博多座ご帰還、本当に楽しみでなりません♪
きのこオレンジ レミゼを色で表すと?
グレー。 灰色の厚い雲がかかったどんよりと暗い空から一筋の光がスッと差し込むイメージ、だそうです
その後、座席番号抽選でサイン入りポスターが当たる抽選会もあり、ラストは質問状に『三本締めを一緒にしてみたい』とあったリクエストに応えて客席全員参加でお開きに。 博多なので…ココは“ 博多手一本”で締めたかったなぁ~(全員揃うのは難しそうだけどネ)
あと1点書き添え。 世界中いろいろな所でレミゼが上演されているにもかかわらず、作曲家・シェーンベルクさんが博多座初日観劇の為にわざわざ来日されたのは「日本に博多座という音響効果が素晴らしい劇場がある!という噂を聞いた」からとの事で観劇後には「信じられない!こんな素敵な劇場を持っているこの土地の人たちは幸せだ!」とおっしゃっていた…とは祐一郎さんからご紹介エピソードでした♪

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