レ・ミゼラブル(福井×吉原)【博多座】

チケット確保の際、キャスト表をにらめっこして熟考して購入したつもりだったのに…初日開いて気が付けば「福井さんが全然観られない!」という失態をやらかしていました!
加藤清史郎君も前回のエリザ博多座公演で観れなかったので『福井さんバルで清史郎くんが観れる日を』という事で本日のマチネ、立見してきました。
平日の昼間だというのに(自分もな!)立見は1列ズラリ。 夏休みって事もあるでしょうが、今公演は学校からの団体観劇も多いみたいですね。
本日の感想はキャストのみ…
今公演一番楽しみにしていたお二人の共演。 実は四季時代には共演を観たことがなく今公演が初めて。 感想は「残念ながら期待したほどではなかった」 でもカーテンコールでお二人が堅い握手でガッチリと抱き合うのを目にすると感慨深いものがありました。
福井晶一さん@バルジャン 福井さんを拝見するのは【アイーダ(旧:福岡シティ劇場)】のラダメス以来。 歌は流石に上手く安定している…けど予想外に【HOME】が全く胸に響いてこなかった。 観終わって感じたのは『福井バルは全く年をとらない』。 表情も一辺倒で終始険しくて時間の経過を伺えず、だから「まるで我が子です~」という歌詞に父性(学生と同年代くらいに見えなくもなく)を感じられずHOMEが響いてこなかったようで。 瀕死状態のマリウスを担いで下水道を逃げた後のジャベとの対決、疲労困憊であんなデッカイ声が出る訳が~。 死を待つシーンだけいきなりガクッと弱っていてひどく違和感でした。

吉原光夫さん@ジャベール うん!ジャベの方が好きだ! 映画を観る前だったら既存のジャベール像と比較すると違和感を感じたかもしれないけれど、ラッセル・クロウを観た後だと「有り!」と感じるジャベ。 やはりヒール役的な方が馴染みがあるせいか安心して観れたし、ヴィジュアルもカッコイイ! けど『吉原ジャベも年をとらない』、って事は福井バルとはバランスが取れているのか?
里アンナさん@ファンテーヌ 【夢やぶれて】が、ものすごく力強くて「こんなに強い女なら別に工場を辞めるハメにはならなかったんじゃ~」と思わされる。 臨終の床上、度々ものすごい腹筋で起き上がるのに笑えた。 ファンティーヌ、知念ちゃんでも思ったから今演出では“強い女”に演出されているのかな?
加藤清史郎くん@ガブローシュ 『清史郎くんを観た』という満足感で、彼が果たして上手いのか?否か?は公正な判断出来ず。 なにせEテレ【からだであそぼ】の時から見守っていた親戚のおばちゃん状態なんで。 今後もまた別ミュージカルで観れる機会があるのかな?

劇場 キャスト
バルジャン:福井晶一/ジャベール:吉原光夫/エポニーヌ:昆夏美/ファンテーヌ:里アンナ/コゼット:若井久美子/マリウス:原田優一/テナルディエ:KENTARO/マダム・テナルディエ:谷口ゆうな/アンジョルラス:野島直人/ガブローシュ:加藤清史郎

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