海神別荘【博多座】

本日の博多座は【着物の日】で客席は華やか☆ 着物着用者には久留米絣のミニポーチのプレゼントが♪
夜の部は17時開演の…上演時間1時間40分、という事で夕食は終演後に博多座内レストランでいただく…という、なんか変な感じでした。 「えっ?まだこんな時間?」ってな~。
玉三郎さんが泉鏡花作品を舞台化した作品は過去に【天守物語】しか観たことがなく、今作品は初見。 いろんな意味で…観る前から敬遠していたのですが「そこは自分の目で観てみないと!」 玉三郎さんも5年半ぶりの博多座お目見えですし☆
私“海大好き”なんで、基本、海が出てきたり潮風を感じたりする設定のものは前のめりで観てしまいます。 ので、今回の海の中の舞台美術がドツボにハマりました!!(何故だか俳優祭の【鯛多二九波濤泡】の竜宮城がフラッシュバックしたのは内緒汗) 侍女達の袖がドレープになってて、後ろは打ち掛けのようでいて…というアレンジ着物が素敵! 白竜馬はなんか品があって…ちょっと映画【ネバーエンディング・ストーリー】のファルコンを彷彿とさせるものが。 しかし!あ~ゆ~動きをするものって、私の中では“長崎くんちの龍踊り”と決まっているので、ラッパや銅鑼が聞こえてくるような幻聴が~汗
歌六さん@沖の僧都はお茶の水博士のようなヅラがツボでした。 登場より滔々と語る様は言葉がクリアですごく綺麗で聴き入ってしまいました。
橋吾さん@博士は、最初の出で「亀ちゃん?!」って思ったくらい似てました。 私、橋吾さんと認識してこんな大きなお役で拝見した事がなかったので、今日の観劇で大ヒットでした☆ すごく声がイイですね。
笑三郎さん@女房は綺麗☆ あの年でなんで玉三郎さんより年上のような風情があるんでしょう? 澤瀉屋さんのお弟子さんも沢山御出演なんですね~。
獅童さん@公子は…意外にも獅童さん、腿太いんですね(ってまずソコですか?) ん~と、なんか優しい物言いが“胡散臭い感じ”に聴こえるのは私がヒネているからでしょうか? セリフで美女の事を「貴女、あなた」という呼び方が好き。 「見てみて~」と本を持ってスキップしながら侍女達と戯れる様がなんとも~(爆)
玉三郎さん@美女…って役名が美女って凄いですね。 舞台の全てが“玉さんワールド”なので、それを全身で堪能させていただきました~、という感じ。 この本のあらすじを文字にするとなんの事はナイ、あっさり…なのに、それを嘆美な世界としてヴィジュアル化しここまで昇華させ舞台化した玉さんに改めて敬服
公子のラストのセリフ「女の行く極楽に男はおらんぞ 男の行く極楽に女はいない」って…なんだ、つまんな~い!と思いっきりガッカリした私は不謹慎でしょうかニヤリ

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