鉄輪【大濠能楽堂】

久々、能に行ってきました! 福岡出身で主に九州を拠点に活動する鷹尾兄弟の“鷹の会”主催によるものです。
今回は昨年に続き“納涼ゆかた会”という企画がありまして、浴衣で観劇するとプレゼントがもらえる、という事で浴衣をお召しになった方がチラホラと。 私は職場から直行でしたので残念ながら…皆さん、個性的に着こなしていらっしゃってて目に楽しめました。
さて構成は…といいますと【解説】→【仕舞】→【能】→【アフタートーク】とあって『気軽に能に楽しんでもらおう』という毎回工夫をこらしたものとなっています。 が…今回は難しかった!
【鉄輪】のあらすじは…夫に見捨てられた女が貴船神社にて、人形に五寸釘を打ち込む…という、納涼にピッタリな?!演目。 ゾゾ~ッ!
しかし、やっぱり能のルールというか作法というか…理解できていないうえ、イヤホンガイドもない訳ですし「今何をしているのか?」という…所作が全く理解不能で、かな~り厳しかったです。 きっと頭の上には「???」っていっぱい出ていたハズ! 今まで演奏していた人がいきなり後見になって小道具や大道具を運んでみたりとか、最初に解説を聞いているものの、謎だらけでした。
やっぱり手始めには以前観た【土蜘】とか、歌舞伎で馴染んでいる演目から入った方が、どうやら私は良さそうです。
でもって、今回も痛感しましたが『三味線やツケ』、これがやっぱりナイと!と思った次第です! …って能でしたね、コレ。

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