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ユタと不思議な仲間たち【福岡シティ劇場】

日本のミュージカルはこんなに面白いものだったのか。』というキャッチフレーズと、怪しげなポスターで「ホントかなぁ~」と今イチ観劇にノリ気ではなかったのですが…2回の観劇を経て、ハマりました。
ミュージカルといえば外国の作品しか観たことがなかった私にとって、日本の懐かしい風景が広がるセットや、東北弁セリフ、演歌や民謡を取り入れた歌、そしてだっさーい田舎の服装…と軽いショックを受ける事が多かったのも要因
ストーリーは父を亡くした少年・勇太が、母の故郷である東北の山奥の村へ転校するが、もやしっ子の勇太は“ユタ”と呼ばれ、村の子供たちと馴染めずイジメに! ひとりぼっちのユタは村の老人から“座敷わらし”の言い伝えを聞き、彼らとの出会いを通してユタは心の成長を遂げていくというお話し。
『友達はいいもんだ』『生きているって素晴らしい』…とその言葉だけ聞くと説教っぽくて拒否反応があるかもしれませんが、そこは個性的な愛すべき5人のキャラクター“座敷わらし”からのメッセージである事で、観る者の心に素直に響いてきます。
【学級崩壊】【いじめ】【命を軽んじる事件】【教育現場の荒廃】…と、’80年代に作られた作品であっても、現代においてなお一層深刻になっているこれらの問題が提議されている所が興味深い。 これは学校観劇や家族で劇場に足を是非とも運んでほしい舞台。 劇団四季の作品の中でもリクエストが常に高い人気の作品というのはなるほど、そうだろう!…と思える、素敵な作品。
そんな“教育的テーマ”の作品にあって、何故ハマったかと言いますと~
☆ 日本の懐かしい風景を再現したセットの素晴らしさ
☆ …かと思えば、レーザー光線、本水、ワイヤーフライングの最新演出
☆ サエない服装の子供たちがものすご~くダンスが上手い事
☆ 座敷わらしの一人、道口瑞之さん@ヒノデロにグッときた事

座敷わらしは皆、歌舞伎の隈取りのようなメイクをしているのですがヒノデロは女形、という感じ。 所作がと~っても綺麗なんです!! 「きっと歌舞伎の女形をみて研究したんだわ!」と思える役者ぶり。 カーテンコールでも「ヒノデロ~」と客席から声がかかるほどの人気です。 しかもこの道口瑞之さん@ヒノデロ、中村芝のぶさんに似てるんですよね~。 公演期間中、通ってしまいそうです!
この作品、歌舞伎が好きな人は…きっと好きだと思いますよ♪

青い旗キャスト
ペドロ:光枝明彦/ダンジャ:増本藍/ゴンゾ:吉原光夫/モンゼ:高城信江/ヒノデロ:道口瑞之/ユタ:望月龍平/小夜子:八幡三枝/寅吉:吉谷昭雄/ユタの母:西島美子/クルミ先生:丹 靖子/大作:菊地正/一郎:澤村明仁/ 新太:小川善太郎/たま子:種市万理子/ハラ子:大口朋子/桃子:大月恵

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  • 市民檜舞台の月(5〜19日)

    ●昼の部/公演内容毎に異なる
    ●夜の部/公演内容毎に異なる

  • akko-3(あっこさん)
    歌舞伎・ミュージカルを中心に舞台観劇好きな福岡市民でリゾートダイバー
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