美女と野獣(3)【広島・ALSOKホール】

え~っと…まず断っておきますと(誰に?何に?)本日の遠征を決めたのが先でした。 でも我慢出来ず、先週突発してしまった訳で…想定外の2週連続広島遠征汗 この調子だと、地元福岡BB公演時につぎ込んだ時をもしや上回る出費になるのでは?!…と、怖い。 怖すぎる~冷や汗 それだけはなんとしてでも思い留まらねば~。 博多~広島って、新幹線を使えば1時間ちょっとで簡単に行けちゃうけど、それなりの距離があるからしてお財布には全く優しくナイ訳で~汗(地元福岡で今年1月開幕したLKにはまだ一度も行ってナイ私)
会場前には大型観光バスが数台ババ~ンと横付けされてます! 愛媛、山口、香川、松山…など県外からのバスツアーでご観劇になられる方も多いようですね。 九州もんには見慣れない県名のプレートに「おっ♪」といちいち反応してしまう私。
でもって、広島の方…なのか?近隣からの遠征の方なのか? この会場では私の目を釘付けにしてしまう【観客ウォッチングFILE】に描きたくなってしまう個性的なお客さんに必ず毎回遭遇してしまうのも楽しみになってきました☆ 「何故そのファッション…」「今日は“リトルプリンセス&プリンス”Dayかっ?!」
私が観劇した日がたまたま~なのかもしれませんが、広島…というかその近郊を含めた観客の皆さんって大人しい印象ですが…どうなんでしょう?(博多が熱すぎるのか?!) 今回はファミリーゾーンの座席設定もあるのでお子様率も高い客席なのですが「キャッキャッ☆」っていうような弾ける笑い声や拍手も控えめな感じ。 じ~っと舞台を見据えているような…でも京都のようなクールな印象ではなく、静かにかみしめながら感動してる、とでも言いましょうか? 終演後に口々に「面白かったね」「楽しかったね」と感想を述べ合いながら席を後にされている様子を伺うと、内に秘めるタイプなんでしょうか。

投げkissルミエール

晴れ 3月22日(土)
柳瀬大輔さん@ビースト
「これを食べてくれるかなぁ?(←毎度とても言いにくそう…)」とベルの部屋に食事を運ぶ様を見て、他の皆はBOGで楽しく華やかに盛り上がっているのに、キッチンで孤独に調理していた様を想像し…愛おしくなりますね。 あの中の料理、ビーストは何を作ったんでしょう? 一幕ラスト♪この身ぃ~をぉぉぉ~~~♪で、今まで聴いたことがナイほどの絶不調で割れてしまい…残念。 バルコニーに突っ伏す様が「うわ~ん、失敗した~汗」という感じ。 開幕から続投のお疲れか?と思いきや他は安定。 今回、図書館で「…という事は彼が王様だ!」と言った直後にすぐ声を出して笑うんですね。 「まぁ、お待ちなさいな」とベルがたしなめて見つめ合う前から笑うので、ちょっと残念。 ここで初めて彼の弾けるような爽やかな笑い声を聞いてハッとさせられる感じが好きだったので…。
坂本里咲さん@ベル
先週の感想で「今回はちょっと厳しい…」なんて言ってゴメンナサイ汗と反省させられるほどの素敵なベルでした。 ひとつひとつがすご~く丁寧で。 あのお姫様ドレスがこんなにも似合うなんて…改めて凄いな、と。 ただラスト橋の上のビーストvsガストンに対してと臨終間際のビーストに対する様があっさりしている印象で泣けない。 感情を叫ぶシーン「父をここから出しなさい!」「私はここから出ていくわ!」「そんな事させないっ!」など全てにおいて同じく何故だか淡白に聞こえる…
吉谷昭雄さん@コッグスワース
ベルへのプレゼントを考える「普通だったら…花束とかチョコレートとか…守るつもりのナイ約束とか~」は今期はスキップで移動です♪ 身軽~☆ 【Human again】でコッグスワースを見ているとじわ~っと涙腺が緩んできちゃいます。
月 3月22日(土)
道口瑞之さん@ルミエール
マチネは“美白ルミエール”だったのにソワレは「は?!」と驚きの“小麦色ルミエール”。 マチソワ間に日サロにでも行ったんかい?! 演技は…意外にも先週と殆ど変わっていませんでした。 道口さんのルミエールって私の中ではフランス人ではなくイタリア人、って感じなんですよね、なんとなく。 バベット以外の女の子へのちょっかい度は細かさを増してましたっ! 気になったのは歩き方、以前はあんなにピョンピョン跳ねるようなチョコチョコした歩き方ではなかったかと思うのですが~。 ラスト「今のアナタの方がス・キ・だ・わ」とバベットに言われて「うわぁはははははぁ~」と追いかける様はより一層オカマちゃん走り。 これは以前から「なぜその走り方なんだ?!」と謎でありますが、今期は輪をかけて~。 ディナー前の王子の身支度の際もやっぱり女性的に感じるのは言い方が柔らかくなっているからかな? 以前はもっとビシッと男らしく力強い物言いで迫力があったのですが、今期は優しくアドバイスする感じです。 コッグスワースから「取ってくれ」と言われてネジ回しの取手を回し「取れないなぁ~」という言い方。 以前は笑いながら軽~く言ってましたが(深刻な事態にわざと明るく振る舞う感じ)…確か福岡BB後期から変更し、深刻な感じの言い回しに今回も準じて。 これは以前の方が好きなので残念~。 BOGでは改めてひとつひとつの動きが綺麗だなぁ~と堪能。 ベルから花束を受け取って下手にはけるターンやナプキン達に「へぇろぉ~う♪(=Hello、この言い方ダイスキ!)」と言って「お次はナプキン達です!どうぞ♪」と言ってパコッ☆というSEと共にポーズを決めてターンする所とかが特に好き。 こんなに歌い踊った後に休むことなくベルの城内ツアーに続く訳ですから、ルミエールの運動量って改めてスゴイな、と。 本日、バルコニー上でのバベットとの絡みでの魅惑の低音エロボイスの響きが今イチだったのですが、表情がいやらしすぎます! いや~、道口さんに対して“エロ”とか“いやらしい”という感想を書く日が来ようとは、ルミエールにキャスティングされるまで全く予想できなかった事で驚きますね、ホント!
晴れ 3月23日(日)
有永美奈子さん@バベット
BOGのタンゴのシーンのセクシーポイントであります、チラ見せピンクのガーターベルトが見えない!見たいっ!見せてっ!(オヤジ目線汗) ガーターベルトの本来の装着として腿前にくるのが正解ではありますが、あれは見せるのが目的なので…宜しくです!(あくまでオヤジ目線) …で、そのタンゴですが、有永さんが背が高いから歩幅が広いのか?舞台の幅が狭いのか?すっごく窮屈そうに踊っていて残念。 背が高いので、この時のルミエールのデレ~っとしたいやらしい顔も頭で隠れちゃって見えないし~(八田バベットと同じくらいかと思うのですがその時は見えてたなぁ~???) お城の攻撃時、ルミエールとの連携プレイで相手をやっつける…って感じが今ひとつ解りにくいのが残念(やっつけた後のルミとの投げキッスなし) ラストシーンでルミエールに肩にキスをされる時「キャッ♪」って感じで肩をすくめるんですね~。 今まで拝見したバベットって、ルミエールを尻に敷いていてドーンと構えていた感があって全く動じる事はなかったのでこれは新鮮!可愛い☆ 道口ルミエールも今回は全く遠慮なくブッチュ~ですしネ(キスする前の顔はなんであんなにいやらしいんだ!)
織笠里佳子さん@ミセス・ポット
自分の目が慣れたからなのか?いやいやそれだけではナイはずで…すっごく母性愛が増したような印象。 改めて歌をじっくりと拝聴。 高安定。 魔法が解けて火花の中から登場する時に、やっぱり会場の照明が明るめだからなのか?階段下で待機している姿が思いっきりバレバレなのがひどく残念~。
田辺容さん@ムッシュー・ダルク
♪閉じ込めちゃえ~♪とラストテーブルの後ろに移動する際、長祐二さんの身軽な横ジャンプを見慣れてしまったせいか、小走りでの移動にもっさり感が~。 ひたすら不気味です…。
すみません…お名前が解らないのですが~汗
緑のスィリーガールの方。 気絶からの立ち直り方が早過ぎます~。
ガストンの酒場…ん?ガストンのなのか? で「大きくて醜い鼻をして?」という村民男の方。 すっごく意地悪そうに、モリースを小馬鹿にしているような表情と言い方が上手い~♪
しかし、改めて前福岡公演時に愛着を持つほど拝見していたキャスト陣で今期の再会が叶わない人が多い事に驚き、寂しさも感じます~。 バベットなんて…井田安寿さん、八田亜哉香さん、竹村千穂さん…誰も居ないよぉ~悲しい
前感想での訂正。 ラスト王子様の魔法が解けるイリュージョン照明、フラッシュライトありました!(カラーでなくホワイトの) ピカピカ☆してました! でも…先週はやっぱり光ってなかったので…何かたまたま不具合だったのかな?(カラーのフラッシュ、というのは私の記憶違いのようで?) 謎。
度々言ってますが明る過ぎる?照明のせいなかのか?舞台の寸法のせいなのか?セット転換や暗転でもスタッフや俳優の移動の様がハッキリと見えてしまい…興醒めしてしまう事も多々。 改めて専用劇場で観劇出来る…というのは恵まれた環境なんだなぁ~と思う次第でありました。

劇場 キャスト
ビースト:柳瀬大輔/ベル:坂本里咲/モリース:松下武史/ガストン:野中万寿夫/ルミエール:道口瑞之/ルフウ:遊佐真一/コッグスワース:吉谷昭雄/ミセス・ポット:織笠里佳子/タンス夫人:竹原久美子/バベット:有永美奈子/チップ:川良美由紀/ムッシュー・ダルク:田辺 容

美女と野獣(2)【広島・ALSOKホール】

今回の速攻突発遠征の原因は【吉谷昭雄さん@コッグスワース×道口瑞之さん@ルミエール】という最高に好きなコンビが揃って登板だったから! 多分、どちらか一方のみの登板だったら、もう少しゆっくり構えていたかと~汗 ナイスコンビこのお二人、各々の掛け合いだったり、間だったりが絶妙のコンビネーションでたまらなく好き。 投げたものに対して、しっかり受け止めて返す…そのキャッチボールのテンポに心地良さがある、とでも言いますか。 お互いのキャラクターの魅力を見事に引き立て合っていて相乗効果☆楽しさ倍増なんですよね~。 それぞれ他の俳優さんとの組み合わせでも拝見しましたが、私はこのコンビがピカイチ大好き♪ 「GJ!イェ~イ♪」と顔を見合わせてお互いを讃え合うラストは毎回ニッコリです。
お二人とも昨年から寅吉じっちゃとヒノデロ(byユタと不思議な仲間たち)で長~い登板でしたが、その千穐楽直後のご出演。 中一日にして湯の花村の住人から一転、華やかなディズニー世界の住人に見事なまでの変身(しかもイギリス人とフランス人!)と、登板直後なのに揺るぎない安定ぶりに、プロの俳優さんとはいえ驚くばかり~(遊佐さんもネ)

よつばのクローバー吉谷昭雄さん@コッグスワース
今迄もさんざん言ってますけど、今公演でも改めて言わせてもらいます! どこでどんな演技をしてどんなセリフを言うのか分っているのに、毎回必ず笑ってしまいます♪ “間”…が絶妙なんでしょうか? 頭がちょっと硬いけどと~ってもチャーミングで愛すべきコッグスワースは健在☆ 今回特に印象に残ったのは、ネジ回しの取手が背中に出現して動転し、ふと我にかえった後に発する「怖いんだよぉ~、ルミエ~~~ル」というセリフに、今までに感じた事のナイ絶望にも似た恐怖心が漂っていて、涙目でルミエールにすがっているようで“魔法の進行をくい止めるすべがナイ恐怖に怯え続ける年月の辛さ”を感じられ胸を打たれたました。 「解るよ、友よ!」と、それをしっかり受け止めながら自身をも励ますように力強く語るルミエールに、この二人の絆を見て感動。 魔法が解けた王子に抱きしめられた時の硬直した表情と「あの若い人はだぁ~れ?」は、もうホントに最高デス☆ すでに完璧な仕上がりのコッグスワースとの再会でした。

よつばのクローバー道口瑞之さん@ルミエール
対して「今からエンジンかかってくるのね~」というような“探っている感じ”が伺えました。 私的ツボは“内股ルミエール汗 ヒノデロ長期登板の名残か?表面上は完璧に女ったらしのプレイボーイのフランス伊達男でしたが、ちょっとした仕草に「ん?」と気になる所があり、特に身代わりになったベルを「こちらのお部屋へご案内したら」と階段上を指し示す仕草がめっちゃ内股~!! ディナーの身支度を手伝いながら王子様を励ますシーンでも顕著。 両膝をそろえて一瞬折って伸び上がる仕草(ん~、上手く表現できナイ「ん、もう!」って感じ)が多くてちょっと女性的。 何よりヒノデロ大好きな私としては嬉しかったり~♪ でもこれは段々となくなっていくでしょうから貴重なルミが見れた、という事で。 総体的には「久々のルミエール、すっごく楽しいっ☆」って感じで演じていらっしゃる道口さんの弾けっぷりがガンガン伝わってくる熱い舞台を存分に堪能。 改めてルミエール、道口さんにすごく合ってる~と思いました。 福岡BB以降、道口さんの歌をガッツリと堪能出来る舞台は拝見する事は叶わなかったので嬉しい。 …けど、ヒノデロ好きとしては一抹の寂しさも…(まだ言うか!)
忘れもしない2005年11月15日福岡ソワレ以来のルミエール(翌16日ソワレの百々ルミエールデビューに立ち会ってしまった私→客席にルミエールチェックの道口さん悲しい)。 しばらくは筋肉痛で大変そうですね~。
さて…このコンビ、いつまで拝見出来るかな~? 静岡、そしておそらく仙台公演?では遠征は出来ないから、今広島公演、ちょ~っと無理しそうな自分が「怖いんだよぉ~、ルミエ~~~ル」汗
その他、舞台で気になった事は…
オープニングの老婆→美しい魔女の変身~の羽ばたきっぷりが勇ましい(怖い)! 村民の黄色いブラウスの髪縦ロールの娘さん、豊乳ラインが濃過ぎます汗 舞台の奥行きがナイようで森のスライド書割りがなく、アッ!という間にお城へ到着。 パパが牢屋に閉じ込められているシーンは下手に柱がなく、ルミエールは階段下から姿バレバレで登場。 魔法が解ける王子様変身イリュージョンの照明、通常はお城の壁や階段などに埋め込まれたカラーのフラッシュライトも一緒にカラフル点滅してたと思うのですが、今回はピンスポットの交差のみ。 魔法が解けるキラキラ感がなくて味気なく残念! う~ん、全体的に照明は明るめなのか?ムッシュー・ダルクのメイクがあそこまで不気味に感じた事はなかったもの~(ハッキリ見えるから)

劇場 キャスト
ビースト:柳瀬大輔/ベル:坂本里咲/モリース:松下武史/ガストン:野中万寿夫/ルミエール:道口瑞之/ルフウ:遊佐真一/コッグスワース:吉谷昭雄/ミセス・ポット:織笠里佳子/タンス夫人:竹原久美子/バベット:有永美奈子/チップ:川良美由紀/ムッシュー・ダルク:田辺 容

美女と野獣(1)【広島・ALSOKホール】

ダ~ッシュ ダ~ッシュ ALSOK ダァ~ッシュ
いち に さん し ALSOK
…ってな感じで広島・ALSOKホールに井上康生と共に急遽出動して参りましたっ(ウソ!) いや~、だってユタ千穐楽直後に間を置かずして登板だなんて全く予想してなかったもんだから、今週に入って「いつ広島行くの?!」というメールをいただいても「は?」 さっぱり状況が把握出来ず~汗  その後、あれやこれやそれやどれやを猛スピードで調整した結果…15日マチソワ日帰り遠征決定! 毎度思う事だけど、この決断力とテキパキと調整するスピーディーさを、もうちょっと仕事に生かせないものなのか?!私は! ま、観劇でもらった感動と元気を仕事を頑張る為の糧とすればいいじゃん♪…という事でひとつ。
2年前の福岡公演時にさんざん観ていたにも関わらず、マチネはその記憶を辿りながら~思い出しながら~の観劇となり、長く感じました。 が、ソワレはアッという間に終演! ソワレは客席の反応がすっごく良くて、BOGでは各々の見せ場に対して盛大な拍手あり、ナプキン隊+ベルのカンカンから手拍子が出たり…で、これぞBOGだ☆を目の当たりにし「あぁ~、BBが戻ってきた♪」と実感(今再演では私、初観劇ですので) ビーストの愛らしい様や、コッグスワース×ルミエールの楽しいやり取りはどっかんどっかんウケてました♪ 幾度目かのカーテンコールではスタンディングオベーションとなり、これはキャパ約1700席ほどの大ホールですので壮観でした~!
よつばのクローバー柳瀬大輔さん@ビースト
細い…というのは、あの重装備衣装からでさえもハッキリ判るほど。 専用劇場ではナイ照明のせいか?やたら、口まわりのメイクが白く見えたのですが…前から? 表情の演技がすご~く細やかになっている印象で、ビーストであっても常にその下の“王子様”が透けて見えてくる感じ。 私の印象は、以前はビースト時は「恐ろしい姿をした野獣だけどホントは優しくて可愛い野獣」だったけど、それが今回「姿は野獣だけどホントは純粋な心を持った王子様」っていう事が納得させられるものに変わりました。 図書館でのシーンは特に顕著。 歌は安定。
よつばのクローバー坂本里咲さん@ベル
歌、ヴィジュアル、演技共に“ベテラン・ベル”の揺るぎない安定はあるものの、思っていたよりも今回は厳しかった(私は)。 表情の喜怒哀楽があまり豊かではナイからかなぁ? ビースト×お姉さんベル…バランスが取れてて好きなんですが、落ち着きすぎている印象で面白みがナイといいますか(ベルに面白みは必要ナイんだろうけど) 「さよならも言わせてくれないの…」では涙腺決壊!

よつばのクローバー野中万寿夫さん@ガストン
歌、絶好調! かねがねアニソン界の帝王・水木一郎を彷彿とさせる歌声だと思っているのですが、ガストンではその“水木節”が顕著(私だけ?) まさかデビル(by夢から醒めた夢)とガストンを兼ねる俳優が出てくるとは~、と改めて驚かさせます。 プロとはいえ俳優さんって凄い! 以前拝見した時よりは“マッチョ”な印象でこれまた驚き。 でもやっぱり和風な感は否めず~。
よつばのクローバー遊佐真一さん@ルフウ
「つい先日まで大作(byユタと不思議な仲間たち)だったのに…」と思いながらも、その見事な変身と安定ぶりに感嘆。 そういえば大作もルフウも“長ラン”に共通点が?! (いやルフウは学生服じゃなく…ガストンのお下がり服) 憎めない愛すべきおばかキャラ全開で「あぁ♪遊佐ルフウだぁ~」と懐かしくもあり。
中島徹さん@ルフウをご覧になった方から「ちょっとズル賢い部分も見える面白いルフウ」という事を伺ったので、こちらも是非拝見したいっ!
織笠ポット
よつばのクローバー織笠里佳子さん@ミセス・ポット
デカッ! ビーストに意見する時、完全に目の高さ(目線も)同じです。 あのポットスカートから見える足の部分が長く、全体的なシルエットが縦に長いので…電気ポットか?! ミセス・ポットってあの母性愛溢れる様があのふっくらとまん丸いコロンとした形にも表れていると思うので激しく違和感。 演技は、福岡公演で初めてタンス夫人を拝見した時とは比べ物にならないくらい自然な感じでしたが、表情に愛情や優しさを感じられないのは残念。 魔法が解けた際、チップとの身長差はホントの親子に見えました。
よつばのクローバー竹原久美子さん@タンス夫人
全てにおいてセリフのタイミングが早い~! まるで自分のセリフをその場にきたら忘れないうちに言ってしまっておこう…とでもするかのように、たたみかけるようでひどく残念。 激しく改善を求む!

よつばのクローバー有永美奈子さん@バベット
今週デビューとの事ですので、きっとこれから~と期待大。 予想外にバッチリ弾けていらっしゃいましたが、常にプンスカ怒っている印象の方が強かったのは…何故? 背が高く美人さんなので迫力もあり目の保養に◎ ルミエールと絡む時、あまりルミを見ていないのが淡白で気になりました。
…で、観劇目的のお二人、吉谷昭雄さん@コッグスワース×道口瑞之さん@ルミエールについては、長~くなるので汗別記事に改めます。

劇場 キャスト
ビースト:柳瀬大輔/ベル:坂本里咲/モリース:松下武史/ガストン:野中万寿夫/ルミエール:道口瑞之/ルフウ:遊佐真一/コッグスワース:吉谷昭雄/ミセス・ポット:織笠里佳子/タンス夫人:竹原久美子/バベット:有永美奈子/チップ:川良美由紀/ムッシュー・ダルク:田辺 容

ユタと不思議な仲間たち(2)【四季劇場・秋】

良かった…。 無茶遠征して本当に良かった~悲しい
今期はコレで見納めと思って観るから…という事も作用しているかとは思うんですが、いやいやソレだけではなく確実に昨年春のスタート公演時とは格段の仕上がりの舞台になっています!(あの時は個々がバラバラで頑張っててまとまり感がなく…) 1月の京都公演時には菊地ペドロのあまりにも素晴らしい成長ぶり(と言うと何様で大変失礼ですが…)に感動し、2月の東京リターンその京都公演からのわずかな間に全体的に更に良くなってる~!と感動し、そしてこの3月、歌の迫力に感動~♪ わらし達のコーラスの層が厚くなってて、すっごく心に響いてくる感じ。 コレは私が初めてユタを観た時に「こんな少人数なのに、こんなに重厚で迫力ある歌声ってスゴイ…」って圧倒されたあの時の感動が蘇りました! ユタを観て、久々に歌で心を揺さぶられましたっ!
特に♪生きているってすばらしい♪は、心臓をズンズンと拳で叩きながらその命の鼓動を訴え、ユタに詰め寄るわらし達の真剣な眼差しと力強いメッセージに圧倒的な迫力があって…涙。 “生きていたくっても生きていられなかった彼らの悲しみ”と“生への憧れ”の様に…涙。 ♪鐘の音の輪にのって♪では、何故だかボロボロ泣けてしまって困りました汗
鐘の音の輪にのって

よつばのクローバー 菊池正さん@ペドロ
も~う、更に更に良くなってる~! さすがにこの作品に長~く関わっていらっしゃるだけの事はある!(と言うと失礼ですが) 歌は親分デビュー時から安定していたのですが、それは「菊地さんって歌ウマイんだぁ…」というものであって、ペドロ親分としての心情が伝わって来ず、物足りなく思ってました。 が、が!時を経て…“ペドロ親分”が歌ってました! 『これで菊地ペドロ、一丁上がり~♪』ってな感じで、菊地ペドロが確立してました! 特に♪見果てぬ夢♪の前のセリフ「あぁ~、俺も人間…だったらなぁ~っ」という心の底から絞り出すような溜め息まじりの叫びに涙。 青空教室の小夜ちゃんの言動に見せる親分の反応に「兄貴はホントに小夜ちゃんに惚れてるんだなぁ~」と微笑ましい。 青虫に関してクルミ先生に意見する小夜ちゃんを誇らしげに見つめて、わらし達に自慢するトコがたまらなく可愛い親分です。
菊地ペドロにだと、わらし達にスゴイ結束力を感じるんですよね~。 「ごぉ~んさん☆」ってなスキンシップも信頼感が感じられて大好きです。
よつばのクローバー 丸山れいさん@ダンジャ
「ダンジャが前に出てきた!」という変化に驚きました。 今まで決して悪くはナイけど特に印象にも残らない…という感じだったので、丸山ダンジャ独自な部分を今回拝見する事が出来、感動~。 わりと感情を表情に露にするタイプなんですね。 兄貴想いの所が随所に観られてそのフォローぶりに優しさが♪ 「ああみえても兄貴、デリケートだからなっ!」ではユタをすっごく睨んで怒ってるし(この時のゴンゾ、ヒノデロの立腹ぶりも今回顕著!…兄貴愛されてます!) 旅立ちのシーンでは目に涙ためて一番ウルウルしている感情豊かなダンジャです。
よつばのクローバー 深見正博さん@ゴンゾ
ゴンゾって“かんしゃく持ちで力持ち”なので大柄のキレやすい兄ちゃん…ってイメージが強かったので、いぶし銀の深見ゴンゾを初めて拝見した時の衝撃と違和感が忘れられません。 が~、この深見ゴンゾは観れば観るほど好きになります。 がらっぱちで、ちょいと江戸っ子な感じがあります。 「ガッツがねぇ~んだよぉ!ガッツがぁ!」「ま、黙って付いてこぉ~い!」「ユタの体力作り、はぁ~じめっ♪」ってトコが大好き。 菊地ペドロとでは信頼関係の厚さが随所に見られて素敵です☆
よつばのクローバー 大徳朋子さん@モンゼ
もう何度も拝見している気がしてましたが…実は今遠征で初遭遇。 “モンゼとはこうあるべき”というお手本のようなモンゼで、何の違和感もなく安心して観れますね。 でも~、やっぱり深見ゴンゾと丸山ダンジャと並ぶとそ~んなに背丈の差がナイのはヴイジュアル的に面白くナイんだなぁ~。
よつばのクローバー 道口瑞之さん@ヒノデロ
コーラスで一際声が大迫力で届いてきました! 毎度ですが、あんな美人さんの口から超低音ボイスが聴こえてくるのがなんともツボです。 ご挨拶の♪アゲロジャ ガガイッ♪ってトコに今回のわらしチームは凄い気迫が乗ってます! 青空教室の青虫事件での演技の細かさに改めて感動~。 ひどい事を言うクルミ先生にムッとし、小夜ちゃんの意見に目を細め「んまぁ~、なんてイイ子。ね、お兄さん」とペドロに相槌を打ち、事の終着にそっと袖先で両目の涙を拭う…可愛らしかぁ~。 体積と重さの実験では、親分とヒノデロがどうやら綿派、ダンジャが鉄棒派。 「あちゃ~、間違ってすまねえっス」とヒノデロに手を合わせて謝る親分に「んも~う、お兄さんったら!」とスネてみせる…その様子を微笑ましく笑って見てるダンジャに『このペドロ一家はイイなぁ』と感動~☆ 
梅雨前の「みんな一枚しか持ってなかんべ、なっ?」というモンゼのセリフを聞いている時の顔の引きつり方と口の端のピクピク具合はマンガを観ているようで楽し過ぎます~。
1日のマチネで「体ができでねぇっ!」と手拭いでユタを叩く時♪スパ~ン♪とそれはそれは大きなイイ音がして客席大爆笑☆ ソワレの二幕(だけかな?)昔のお着物になっていたような? マチソワ日は着回してるのかしら?
よつばのクローバー 遊佐真一さん@大作
クルミ先生から濡衣を着せられた時のキョトンとした悪意のナイ笑顔がツボです! 仲直りの握手「嬉しいよぉ」は遊佐大作が一番好き。
よつばのクローバー 笠松はるさん@小夜子
こなれて来たのが悪い方に作用しているのか?小夜子からどんどん離れて行っているような印象で残念。 田舎娘っぽさがなくなった…というか。
よつばのクローバー 藤原大輔さん@ユタ
今期のユタは大ちゃんしか拝見していないのですが…大ちゃんユタの好きな所は、冒頭のいじめから寅吉じっちゃに救済された時の呆然とした表情と「ねっ、小夜ちゃん」と財布を渡すオドオドぶりがピカイチ☆です(他の成長は…以下自粛) 今回、わらしのご挨拶後に名前を言い当てるシーンで「白粉の匂いの好きな………」の間がすご~く長くなっていて、ヒノデロのおたおたイジイジ百面相ぶりが楽しめる嬉しい事になっとります! 大ちゃんGJ♪
はぁ~、本当にイイ舞台でした…悲しい
次にわらし達に遭えるのはいつかな~? 今期一度も遭遇できなかった田代隆秀さん@ペドロ池末絵己子さん@ダンジャとはいつかお目にかかれる事を楽しみに…今期の見納めとなりました。

劇場 キャスト
ペドロ:菊池 正/ダンジャ:丸山れい/ゴンゾ:深見正博/モンゼ:大徳朋子/ヒノデロ:道口瑞之/ユタ:藤原大輔/小夜子:笠松はる/寅吉:吉谷昭雄/ユタの母:菅本烈子/クルミ先生:丹 靖子/大作:遊佐真一/一郎:厂原時也/ 新太:酒井良太/たま子:後藤華子/ハラ子:市村涼子/桃子:松葉梨香

ユタと不思議な仲間たち(1)【四季劇場・秋】

今期の東京リターン公演のチケットを取った時点では「今年(2007年)散々公演したから、次回再演迄はまた何年か封印されてしまうはず。そうなると現キャスト陣がその時点で再びキャスティングされる保証はナイし、ましてや在団してるかさえ~悲しい」と思い「これは東京リターンでしっかりと見納めておかないと!」と無茶を決め込んで2月、3月のチケット押さえました。 すると…今年も“全国巡業再び”と言うではあ~りませんか汗 …な、訳で3月遠征は諦めました。
諦めた…はずだったんですが~、先月観た東京リターン公演がすっご~く良かった!感動した! 「全国巡業に出ちゃったら…観れるのはまたず~っと先になるし~。キャストもこれまた全く読めないし~」と迷い始め~、ふと気が付くとJALマイルも貯まってる! 「これは行っとけ!って事でしょう♪」と、またまた自分の都合の良いように解釈して、決行しちゃいました☆  しかも“1泊2日ユタ三連チャン”の異常な観劇態度で臨むアホ遠征汗
改めて思った事は「やっぱりユタは特別大好き」という事。 常々、劇団に対しては不満タラタラですが、こればっかりは「この作品を作ってくれて、浅利慶太アリガトウ!」と心底思う。 しっかり見納め“悔いなし”と思うと同時に、今後しばらく観れない寂しさもあって冒頭からボロボロ泣いてしまった観劇となりました~。
たまたま3月1日ソワレ終演後に“バックステージツアー”が開催され参加。 実は京都公演時にも観劇日に偶然…で参加したのですが、再び♪ 内容は全く同じで、舞台監督さん進行の元、“ユタの体力作り”の裏で行われている【夏の長者山~秋の湯の花村】のセット転換を音尺に合わせて実演。 その後、参加者がそのセットに登って村探検~舞台袖のセット見学~スタッフさんに質問、という内容。 ヒノデロのバトンも石段の下に据えてあったので(京都の時はなかったような?)青空教室でヒノデロが大作の膝に触れてニマニマする如く…触ってきました(爆!) あのバトンって片端しか重りが付いてナイんですね~。
今回初めて知った事が二つ。 ひとつはクルミ先生の背中の青虫は、新太が事前に仕組んでいるという事! いつもヒノデロの美しい寝顔に見とれてるので、全くこれは気付きませんでした冷や汗(参加者には気付いている人多数) もうひとつは小夜ちゃんの弟の名前はヒロシという事(これも知っている参加者多数) ヒロシは初演時から使っているらしいので…もう立派な成人男性かと~。
参加者から『ペドロの喫煙シーンのカット』について質問がありました。 これは私も大好きなシーンでひどく残念に思っていた事なので「質問者GJ!」。 昨年から続いている公演は“小学生無料招待ブロジェクト”の一環なので、「小学生に観せるなら煙草のシーンはいらないな」という演出家の鶴の一声であっさりカットになったらしい。 「とてもいいシーンで残念なんですけどねぇ~」と舞台監督さんも名残惜しそうでした。 このシーンのセリフの中には座敷わらし達の永遠に彷徨い続ける悲しい運命が表現されているので、煙草じゃなくとも何かしらの形で復活切望!(ヒノデロ萌えポイントですし♪)
質問コーナーで聞きそびれていつも疑問に思っている事。 銀林荘の離れの時計、深夜12時をさしているというのに「あら寅吉さん、まだイイんでないの?」と引き止めるユタ母。 もう充分な時間かと~。 でもって、そんな時間に風呂に入っていたユタ…思いっきり“宵っぱり小学生”でいかがなものか?と毎度思うんですけど~。
…と、ココまで書いて長くなったので汗本篇の感想は別記事に改めます。

ヒノデロ@コスプレキューピー

↑突然作ってみたくなって…作ってみました☆
衣紋抜き劇場 キャスト
ペドロ:菊池 正/ダンジャ:丸山れい/ゴンゾ:深見正博/モンゼ:大徳朋子/ヒノデロ:道口瑞之/ユタ:藤原大輔/小夜子:笠松はる/寅吉:吉谷昭雄/ユタの母:菅本烈子/クルミ先生:丹 靖子/大作:遊佐真一/一郎:厂原時也/ 新太:酒井良太/たま子:後藤華子/ハラ子:市村涼子/桃子:松葉梨香