舞台「黒子のバスケ」 ULTIMATE BLAZE【福岡市民会館】

舞台「黒子のバスケは」2016年春から始まって、今作がラストの4作目!!(【1】2016年春=THE ENCOUTER/【2】2017年夏=OVER-DRIVE/【3】2018年春=IGNITE-ZONE) アニメ化の時も思ったけど、原作の最後までやり遂げる…って作品なかなかナイですよね? 舞台化、しかも黒子テツヤがアニメの声優・小野賢章さんが演じるって時点で、すっごく驚いたけど、まさかその後毎年舞台化され、原作の最後までやり遂げるとは!
【2】【3】は、ライブビューイングで我慢したけど、完結篇で…しかも大千穐楽が福岡で! これは行くでしょう!(小野賢章さんは福岡出身だし〜) 私【2.5次元ミュージカル】的なものは、黒ステしか経験がナイけど、いつもは「きっと観客の最高齢は私だわ〜」という感じだったけど、今回は先輩方が沢山なのも驚いた!

毎回思うことだけど「2.5次元役者の皆さんの再現率は凄い!!」 橋本全一さん@灰崎祥吾は完璧でしょう!!(客席でいじられてた人はなかなか厳しいよね〜) そして今回は青峰+桃井と共にほぼ解説役だったけど、鮎川太陽さん@紫原敦も改めて「ムッ君そのもの〜」。各々ご本人のキャラクターへの寄せ方も凄いけど、キャスティングの人、凄いなぁ…と。 黒羽麻璃央さん@黄瀬涼太の復活も嬉しく、「きーちゃんピッタリ♪」

今回は【ゾーンvsゾーン】や【赤司征十郎は二人いる】の表現を楽しみにしていたけど、照明デザインが素晴らしく「なるほど〜」と感嘆しきり! ゾーンに入った試合での演者のフォーメーションはまるで精密な殺陣を観ているようで、殺陣師?振り付け師?の凄さに感動☆

カーテンコールの挨拶では演者の皆さんは『やり遂げた!』という満足感と、『終わってしまった!』という虚脱感がないまぜの表情で、涙ぐんでいる方も多数。 小野賢章さんの挨拶で「舞台化のお話をいただいた当初は一度お断りした」「自分より黒子にふさわしいピッタリな役者さんが他に居るだろう」「怖かった」…という事を聞いて、凄いプレッシャーの中で戦ってたんだなぁ…。

黒子のバスケ、これで本当に全てが終わってしまったんだなぁ…という寂しさが〜。 バスケットボールに何も興味がナイ私が、ここまで引き付けられて見届けた原因は未だに自分でも解らないけど、とにかく楽しませてもらいました! 有難う!黒子のバスケ!

劇場
福岡市民会館
日時
2019.5.19(日曜日)/17:30〜

舞台「黒子のバスケ」OVER-DRIVE【ライブビューイング】

舞台「黒子のバスケ」待望の第2弾が、東京+大阪で上演!! 本日は大阪公演での大千穐楽のライブビューイングに参加。 なんとな〜く久し振りに中州大洋に行きたかったので、こちらでゆったり鑑賞。 この映画館は変わらない安心感があるわぁ〜♪(催事では指定席になるのネ)
昨年の第一弾【THE ENCOUNTER】は遠征観劇したけど、今年はこの時期の上演の為ハナから遠征を諦めて、ライブビューイングがあるであろう事に賭けていたので…有難う!そして有難う! ライブビューイング決定の発表って、結構間際なんでドキドキするわ…。

演出方法は前回を踏襲していたので、特に目新しいもののはなかったも印象(ダンスシーンは減ったかな)、畠山遼さん@緑間真太郎+山田ジェームス武さん@高尾和成河合龍之介さん@木吉鉄平+牧田哲也さん@日向順平のお風呂シーンがあったのにはビックリ!笑った! サービスシーンですか?これは!! 真ちゃんは完全にお笑い要員になってしまってた!(VSあひる、VSたぬき)

今舞台のストーリーは、休部していた木吉鉄平が復帰して、花宮真率いる霧崎第一と激突!!というパートで、私の好きな名セリフが多いので、これを生で聴けるのはテンション↑ 私、木吉先輩は大好きなキャラなので思い入れも強く、前のめりに鑑賞。 河合龍之介さん@木吉鉄平は…う〜ん、ちょっと、かなりヴィジュアルイメージが違うんだけど、台詞回しとか、高校生ながらに驚きの包容力とか、どっしり構えている「楽しんでこーぜ」 という、頼れるセンター感じがとても良く出ていたかと。 自己紹介「この~木何の木〜♪」が聴けなかったのは残念! 名セリフ「もし1年の心が折れそうになったら俺が添え木になってやる。もし2年の心が傷つけられそうになったら俺が盾になってやる。誠凛を守る…俺はそのために戻ってきたんだ!!」は、やっぱりウルッとキターーーッ!
対して、ヒール役・太田基裕さん@花宮真は、ヴィジュアルも表情もイメージ通りのうえ、キャラクターのイメージを全く壊す事のないイヤな奴振りが完璧でビックリ! ライブビューイングだから、細かな表情の演技とかも、素晴らしく再現されていた! 演じているご本人はココまで吹っ切れたヒールは演じてて楽しそう?キツそう? 田中穂先さん@原一哉、キャラの再現だから仕方ないけど、終始目が隠れてて…ちょっと気の毒(イヤな奴だけど)
小野賢章さん@黒子テツヤ名セリフ「ふざけるな!僕は、キセキの世代のバスケットが間違っていると思って戦うことを選びました。けど、彼らは決してお前のような卑怯なことはしない。そんなやり方で、僕らの、先輩達の、みんなの夢の邪魔をするな!」、こちらは誌面やアニメの迫力には及ぶことが出来ず残念!…と言っても、心の中で一緒に「邪魔するな!」って叫んだけどね。

お話の構成上、仕方がないけど、前作でメインだったキセキの世代たちが総じて解説キャラになっていたのは、非常にもったいない感じだし、役者ファンの方は消化不良だったのでは?(第3弾があれば、その傾向が更に!) あと気になったのは、田野アサミさん@相田リコは、前回も思ったけど、あんなに急いでしゃべる必要があるの?(ちゃんとセリフが聞き取れるのは凄いけど)。 そして改めて、Spiさん@大坪泰介、ピッタリだ!(ん?複雑?) そして鍛治本大樹さん@土田聡史が、ちょいちょい面白ナイスキャラになって、イイ味出てたのが印象的☆
舞台のライブビューイングは初参加だったけど、充分に堪能出来た♪ 地方もんにはホント有り難い!

キャスト
黒子テツヤ:小野賢章/火神大我:安里勇哉/木吉鉄平:河合龍之介/花宮真:太田基裕/日向順平:牧田哲也/相田リコ:田野アサミ/黄瀬涼太:黒羽麻璃央/緑間真太郎:畠山遼/山田ジェームス武/青峰大輝:小沼将太/桃井さつき:杉ありさ
劇場
中州大洋(森ノ宮ピロティホールのLV)
日時
2017.7.17(祝・月曜日)/17:00~

舞台『黒子のバスケ』THE ENCOUNTER【サンシャイン劇場】

バスケは全く興味ナイんだけど、何故だか【黒子のバスケ】、すっごく好きなんです。  キッカケは「黒子って…?」という歌舞伎好き故のキーワードから引っ掛かり、アニメ→漫画でハマった…という経緯。 常々“2.5次元ミュージカル”も気になっていたところに『黒子のバスケの舞台化!』で、振付が川崎悦子さんとあらば、「これは遠征決定!」(この舞台は2.5次元…とは違うのかな?) 途中、群舞のような(あくまでも“ような”)ダンスが入っていたけど(皆、硬い…)演者が唄う訳ではナイので、ミュージカルの位置付けではナイのかな。

あまりの席の悪さと高額手数料のローソンチケットの販売手法に不満タラタラ、チケット購入後に『千穐楽・ライブビューイング』が発表され、地元映画館で観れるというオチまで付いて、遠征前にテンションただ落ちでの上京でしたが…結果、満足な観劇でした♪

驚いたのは客層。 98%女子! 女子! 女子! その中でも、多分、私が最年長だったのではナイかと〜。 考えれば演者はイケメン揃いで、皆さん、どうやらアニメキャラの具現化という事で夢を壊さない為か?、体毛を処理していらっしゃるようで…お肌ツルッツル(気になったのはソコ!)
きっと一番キャスティングが難しいであろう黒子テツヤ役が、アニメで声を担当している小野賢章さん、という事が功を奏しているようで、他も全て違和感ない絶妙なキャスティング。 特に田野アサミさん@相田リコはドンピシャ!!(この中にあって小野賢章さんがちょっとオジさんに見えてしまった事は秘密)

ストーリーは最初の出会いから、誠凛高校vs桐皇学園高校で敗退し「もっと強くなって次は絶対勝つぞ!」と、新しい光×影が誓い合うところまで。 原作を忠実に追った展開に、観客は“お気に入りのアノ場面”が目の前で展開される事に大いに湧きます。 バスケの表現は、実際のボールとゴールや光と音で実にうまく表現されていて感嘆! 大道具の出し入れ+その他大勢を担う“エンカウンターズ”の活躍は舞台作品の特徴で、黄瀬ファンの女子どもの黄色い声やウキウキ具合に爆笑! 緑間のラッキーアイテム“狸の信楽焼”は、演者が大きな被りモノをした巨大なもので、無言で動いていたのが面白かった! お好み焼きの表現もしかり!

原作はこの後も続いてるから続編への期待もしちゃうけど、紫原くん役なんて背格好から探すのが大変だろうなぁ…。
ともあれ、初めて“漫画原作の舞台化”を観劇、という体験をした満足遠征でした♪

劇場
サンシャイン劇場
日時
2016.4.20(水曜日)/19:00〜