キュリオス【福岡ビッグトップ】

ダイハツ・キュリオス福岡公演は今年も筥崎宮外苑にて。

創設30周年記念作品という事だったので、いつも以上に期待して観劇…だったけど、コミカルな小芝居ものが多くて、ダイナミックな超絶技巧を期待していたので、ちょっと物足りない感じ? 過去に観劇した中では【ドラリオン】が一番好きだったので、音楽や色彩のパワーが違ったのかな?

しかし舞台美術や衣裳は凝りに凝っていてやはり素晴らしい!

  • カオス・シンクロ1900(オープニング)
  • ロシアン・クレードル
  • エアリアル・バイシクル
  • 透明サーカス
  • コントーション
  • バランシング・オン・チェア
  • ローラ・ボーラ
  • アクロネット
  • コミック・アクト
  • エアリアル・ストラップ
  • ヨーヨー
  • シアター・オブ・ハンズ
  • バンキン
  • フィナーレ
劇場
福岡ビッグトップ(筥崎宮外苑)
日時
2019.2.26(火曜日)/16:00〜

トーテム【福岡ビッグトップ】

筥崎宮外苑に特設のテントにて、2月3日〜3月19日全64公演【ダイハツ トーテム 福岡公演】が開催。 私がシルク・ドゥ・ソレイユの公演を観るのは 【キダム】【ドラリオン】【コルテオ】【クーザ】に続いて久々の観劇。 本日は真冬のような寒の戻りでめっちゃ寒かったけど、平日の昼公演というのに客席は大賑わい♪ 改めてシルク・ドゥ・ソレイユの人気振りを目の当たりにした!

今公演“トーテム”とはいわゆる「トーテムポール」の「トーテム」であり、種の起源・順序という意味。 進化する人類の可能性と、飛びたいという人類の永遠の夢を、表現している…そうです。キーヴィジュアルのカエル?が印象的で観劇前まで、どういうストーリーがさっぱり頭に入っていなかった…。 劇場テント入り口の看板前で、あの“カエルTポーズ”で撮影している人、多数☆

いつも通り、セットや衣装、メイクは独特の美しさで極まっていて、毎度のことながらその“芸術性”に感嘆! 脅威の人間業に驚愕! 人間の肉体の極限って…どこにあるんだろう? 今公演で特徴的だったのは前公演以上に多様されていた印象のあるプロジェクションマッピング。 臨場感満点で、よりその世界観に引き込まれた!

各々の演目、いずれも手に汗握って、上を見上げているとポカーンと口が開いてしまうのは毎度のことながら、今回特に印象に残ったのは【ローラー・スケート】。 直径1.8mの小さな台座の上を超高速で男女が回転する様はハラハラの連続! 二人とも結婚式をイメージしているようでストーリーがハッキリしてて、お互いを信頼して身を預けている様が演技はもちろん、信頼を交わす演出が素敵で、船に乗ってキスをしながらの退場まで、すごく魅入られてしまった! 「ステージ、広いんだからさぁ…何もそんな狭いところで回転しなくても〜」と思った事はナイショ。

本日は【フィックスト・トラピス・デュオ】【ハンド・バランシング】は観れずに残念! リピーターもすごく多いようで、フィナーレで花束を渡しているお客さんも多く全演目制覇している猛者も多そう。
さ! 次回のシルク・ドゥ・ソレイユはどんな驚きの世界を見せてくれるのか? 今から楽しみ〜♪…っと、まずは、トーテム日本ツアー、皆さんお怪我なく無事の成功をお祈りしてます!

第一幕
カラペース
フープ・ダンサー
リングス・トリオ
ユニサイクル・ウィズ・ボウル
クラウン・フィッシャーマン
クリスタル・レディー(フットジャグリング)
モンキー・ビジネス
エスカラード(チャイニーズ・ボール)
第二一幕
トレアドール(ディアボロ)
コントーション
サイエンティスト(マニピュレーション)
クラウン・ウォータースキー
フープ・ダンサー
ローラー・スケート
ロシアン・バー
フィナーレ
劇場
福岡ビッグトップ(筥崎宮外苑)
日時
2017.3.8(水曜日)/12:00~

KOOZA【福岡ビッグトップ】

今回でシルク・ドゥ・ソレイユ公演を見るのは4演目目。 「いつか舞浜の常設劇場“ゼッド”で観てみたいなぁ~」と思っていたら…昨年いっぱいで閉場してたんですね(3年3ヶ月って短かっ!)
演目タイトルは宝箱を意味するサンスクリット語の“KOZA”からインスパイアされた『クーザ』だそう。 主人公の少年の元に大きな箱が届いて…その中から飛び出したのがポスターやCM等で演目のアイコンになってるカラフルなストライプの“トリックスター”。 その彼が少年を魔法のスティックでクーザの世界へ誘う…という演出で数々のパフォーマンスが披露されます。

私は演出的なものが前回の【コルテオ】よりも好きでした。 トリックスターのド派手な登場から、舞台奥に下がっていた幕が天井四方にふわりと引っぱり上げられ、バンドが演奏するバルコニーのような山車が前にズンズン出てくるオープニングは好良くて鳥肌が立ちました! あの天井の幕がなんか…海の中を進む船、みたいな印象を受けたんですが…私だけ?
トリックスターの、キビッキビッした一連の動きとドヤ顔のキメポーズがいちいちツボでした☆
センターでメインのパフォーマーが演技をしている時、円形舞台の周囲にセットの設置~撤収を手伝う為の他パフォーマーも控えている事があるのですが、口をあんぐり開けてセンターを見入っていると、その袖に控えてる方がこっちを見てニッコリ、って事が多々。
クラウンの皆さんも開演前から客席内を縦横無尽に行き交い、お客いじりで楽しませてくれました。 私、気が付けば周りの人がクスクス笑ってるなぁ…と思ってキョロキョロすると、後ろに居たクラウンから頭の上にポップコーンを載せられてましたっ!

パフォーマンスはどれも感嘆でしたが、特に印象的だったのは【Wheel of Death】。 何度も思わず声が出てしまいました。 高速回転する二つの大きなホイールの中や外周を演者が走ったりジャンプしたりで手に汗握りました!(ずっと見上げて声上げてたんで、首痛い+口乾く~) タイトルにならって衣装は悪魔ちっくな感じなんですが…おヘソとお尻にお花が付いていたりで、これがなんだか可愛くてツボ。 シルク・ドゥ・ソレイユの衣装って動きやすさが1番でそれからの装飾でしょうから、デザイナーさんって凄いなぁ、と毎回感動。 やっぱりこれは生で観たい舞台ですね☆
次回の演目ではどんな驚きと感動を見せてくれるのか楽しみです♪
以下、本日の演目 ↓↓↓

・Charivari
・Contortion
・Solo Trapeze
・Unicycle Duo
・Clowns Magic
・Double High Wire
(休 憩)
・Skeleton Dance
・Wheel of Death
・Pickpocket
・Hoops Manipulations
・Clowns Crown
・Balancing on Chairs
・Teeterboard

コルテオ【福岡千早・新ビッグトップ】

シルク・ドゥ・ソレイユの公演を観るのは2003年【キダム】、2008年【ドラリオン】に続いて3回目。 毎回その芸術的なパフォーマンスに感動や刺激を受けるので、一度母親にも観せたい!と思い、今公演の【コルテオ】に引っぱって行きました♪
イタリア語で『行列』という意味のこの公演は“道化師の世界の物語”で構成。 円形の客席のセンターを左右に分断する細長い廊下のようなステージが配され、縁者は左右(もしくは前後)に向かってパフォーマンスを展開。 客席奥からゾロゾロ登場する演者たちは行列をなしてステージに上がり、ショーの開幕。
幻想的な夢の世界を具現化してくれる圧倒的なパフォーマンスは今回も期待通り☆ …ではあったものの…個人的には以前観た作品よりも、いささか芝居かがった要素が多く、個別のパフォーマンス自体はインパクトのある目新しいものは乏しかった印象(私感ですよ!あくまでも)
しかしながら、やはり1本の芝居を観ているかのような…根底にストーリーがあって展開される構成や、衣装、ライティングなどは“日常を忘れさせてくれる空間”は『さすがシルク・ドゥ・ソレイユ!』で楽しめました。
特に印象的だったパフォーマンスは“人間空中ブランコ”的な【パライダイス】。 空を舞うパフォーマを屈強なムキムキマンがキャッチするのですが、技が決まる度に『どや!』顔でポーズをきめるのがツボでした。 そして【ボーカル・エアリアル・シルク】。 技としては以前も観たことがあるものでしたが、唄いながらなおかつパフォーマンス、ってのが驚きでした!
一度、舞浜にある常設劇場で観てみたいな。