グレート・ギャツビー【博多座】

『全く好みではなかった』という、その一言に尽きる作品だった…。
小池修一郎さんが宝塚歌劇で世界初の“ミュージカル化”に成功したものを脚本・演出を新たに再び!という触れ込みだったが、宝塚だから成立したように思う(観た事ナイけど)。 
カッコいい男と可愛く美しい女が出会い、お互いの環境が変わっても一途にお互いを想い続け…という“ラブロマンス”という表現が相応しいような、各々が自分のことしか見ていない人物像にイラつく為か、とにかくモヤモヤする観賞後の心持ちがよろしくナイ! 登場人物で唯一心を寄せて観れたのは、畠中洋さん@ジョージ・ウィルソンのみ。 みんな自分勝手! 特に夢咲ねねさん@デイジー・ブキャナンに魅力がなく、キャラクター設定だとしても…なぁ〜。蒼乃夕妃さん@マートル・ウィルソンは佐藤仁美さんが演じそうな役だった!
曲はリチャード・オベラッカーによる全曲書き下ろし!だそうだが、個人的には印象に残るフレーズやメロディがひとつもなく…(ヅカ版はどうなの?)

…なので、楽しめた衣裳についての感想を。
映画1974年版では、ラフル・ローレンが、映画2013年版ではプラダやミュウミュウがコラボしてて、アカデミー賞の衣装デザイン賞も受賞しているだけに、舞台版もアール・デコ様式?の衣裳がとっても素敵☆ AKANE LIVさん@ジョーダン・ベイカーがその象徴的なアイコンとして登場していてお洒落♪

今公演って『去年好評だった舞台の再演!地方都市公演も!』ですよね? どの辺りが好評で、再演ではどの部分がブラッシュアップされていたのか教えて欲しい。 まずは宝塚版の映像を探して観てみなくては(観劇前に予習しておくべきだった!)

キャスト
ジェイ・ギャツビー:井上芳雄/デイジー・ブキャナン:夢咲ねね/トム・ブキャナン:広瀬友祐/ジョージ・ウィルソン:畠中洋/マートル・ウィルソン:蒼乃夕妃/ジョーダン・ベイカー:AKANE LIV/ニック・キャラウェイ:田代万里生
劇場
博多座
日時
2017.7.22(土曜日)/17:00〜