博多ざ・んまい博多ざ・んまい博多ざ・んまい

仮名手本忠臣蔵・昼の部【歌舞伎座】

“赤穂義士討入三百年”という事でこの上ない豪華な顔合わせ! 兼ねてから「一度、順番通 りに大序~討入まで観てみたい!」と思っていたので、睡魔に打ち勝つ自信はなかったものの、一日通しで観劇しました! 口上人形も…「やっとあなたと遭えた♪」的な感激の対面 ?! 今回は全体に対して言える事なのですが“日本の伝統色”の美しさ、そのバリエーションの豊富さに改めて大きな感銘を受けました! 色によって登場人物の性格を現す工夫はもちろん、とにかく、とにかく「うわぁ~、綺麗…」と思わず声に出してしまう事たびたびでした。
通しで観たことで“春~冬”と時間の経過、季節の経過が一年に渡っている事に、今回恥ずかしながら初めて気がつきました!

大序・三段目

古式の演出の…幕がそろりそろりと引かれ、板付きの登場人物ひとりひとりに魂が入っていく姿。 う~ん、やっぱり歌舞伎って面 白い♪
吉右衛門さん@師直鴈治郎さん@判官勘九郎さん@若狭之助。 それぞれ人物の性格をこの場でしっかりと観客に説得する力がナイと、この後のお芝居を最後まで引っ張っていけないであろう大序。 傲慢さと好色さの二面 性を大いに際立たせる師直は、憎々しいながらも駄々っ子のようで愛嬌がある。 “えっへん・バッサリ”の場の、板東吉弥さん@伴内がたまらなくイイ! 好きな役者さんに私の好きな“愛嬌のある道化役”を演じられると…もう頬がゆるみっぱなし♪
師直の激しい気分のムラやそれに振り回される周りの応対も解りやすく笑える。 判官をネチネチといじめる様、それにジッと耐える様は鴈治郎さんの表情が素晴らしく、吉右衛門さんの“イヤな上司”ぶりが際立ったように思えた。

四段目

富十郎さん@石堂彦三郎さん@薬師寺はその役柄の度量の広さを如実に表現されてさすが! 扇雀さん@力弥は、あまり立役で拝見した事がナイのもあって印象深い。 父親と無言の別 れを告げる場面、そして父親が待ちわびる由良之助の到着を身を乗り出しながら花道で伺う表情が良い。 團十郎さん@由良之助の登場は、やはり場内が湧き“さすが大きな役者!”といった所。 登場同時に家中一同が座に入ってくる様は、家臣と気持ちが同化してしまって心が痛い。 “扇ケ谷表門城明渡しの場”では、“引道具”の効果が素晴らしい。 暗闇に赤い門という色の対比、一同を見送った由良之助ひとりであるから余計にその効果 が発揮されているのでは?  團十郎さんの“表情”でジ~ンときたのは初めて。

道行

勘九郎さん@勘平福助さん@お軽で前半のしっとりとしたくどきを春の野を舞台に美しく舞ったかと思えば、翫雀さん@判内の登場で…スイマセン!後半は判内 しか観ていないっ! 重い重い前段の後にはこんな楽しい切となるのは嬉しい♪

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  • 博多座文楽公演(3・4日)

    ●昼の部/11:00〜13:40
    ●夜の部/16:00〜18:10

  • akko-3(あっこさん)
    歌舞伎・ミュージカルを中心に舞台観劇好きな福岡市民でリゾートダイバー
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