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愛、時をこえて 関ヶ原異聞【THEATER1010】

私、段治郎ファンです。 コレは結構長いです。 そして貴城けいさんファンです。 これは彼女がトップお披露目の博多座公演を観て「宝塚にもこんなに歌と芝居のバランスが取れた美人な男役が居るんだ~」と驚いて気になり…しかし、その後すぐ退団してしまったのでヅカ時代の舞台は殆ど知らないに等しいビギナーファンです(でした、に今作品でなっちゃったかな~汗
で、このなんの脈絡のナイ私の趣向を知ってか知らずか?この二人が共演!という信じられない舞台がこの度上演。 しかも吉野圭吾さんもご出演! あら?藤本隆広さん、ANZAさんも? って事はミュージカル風味も期待できちゃう?!…とあらば「もう二度とナイ顔合わせだろうし遠征決定~♪」
総括。
え~っと…、う~んと…最後まで観劇を続けるのが辛かったです冷や汗
本チラシがUPした時に感じた「ビミョ~」なヤな予感は悲しくも的中汗
宝塚×歌舞伎×ミュージカル…という異種混合がどのような化学反応を起こして…というようなフレ込みでしたが、それぞれの良い所を抽出して相乗効果が!というものではなく、それぞれが中途半端に織り込まれており、どれもものすご~く消化不良。 総体的にはカーテンコールを含めて歌舞伎色が強かったような印象。
鉛筆あらすじ
時は天下統一を成し遂げた豊臣秀吉がこの世を去り、その後天下を取ろうと徳川家康が勢力を拡大し、世は再び乱世に…という時代。秀吉の懐刀であった石田三成が、家康への憎悪をたぎらせその勢力を阻もうと画策していたある日、偶然にも出逢った“夢を売る”という旅商人から十字架が突き立った不気味な棺桶を家康に送りつけようと買い入れた。 そしてその十字架を引き抜くと封印が解け、吸血鬼ドラキュラが蘇る。ドラキュラは三成に封印を解いた礼として「そなたの望みを何なりと叶えてやろう」と、忠誠を誓う。 かくて三成はドラキュラの力を借りて家康討伐に出るのだが、家康側の家臣・細川忠興の妻であるガラシャにドラキュラが恋をしてしまった。 そこから悲劇がはじまる…。
元宝塚トップスター・貴城けい、退団後初主演舞台!という事で、彼女のヅカ時代の熱烈ファンにとっては、今回の役所“男でもナイ、女でもナイ妖かしの者”というドラキュラまた仮の姿は出雲のお国、という…男役アゲインでもあるし、和物が得意だったというヅカ時代の舞台姿に再び会えた~♪という事で満足な舞台だったかもしれません。 しかし…しかし、作品としてはあんまり!でした。
ダンジロ×かし
私、貴城けいさん(@ドラキュラ&出雲のお国)好きですけど…辛かった汗
在団中に耳障りだったビブラートをかけすぎる歌唱法(退団が決定してから過去作品を映像で観た感想)は、退団間近ではその陰は薄くなっていて、すごく聴きやすく、歌に情感を乗せるのが上手い方だなぁ…と思っていたのですが、今舞台では、あの強烈ビブラートが復活していて、歌詞が聴き取れない、聴き取れない。 演技は…この作品故に“タカラヅカ貴城けい”の延長線上なので、これからガラッと脱却した作品でもう一度拝見してみないと判らないです。
対して華城季帆さん@細川ガラシャは「こんな歌の上手い人がヅカにも居たのね…」という驚きが。 演技は思いっきりヅカ娘役のセリフ回しでしたが、今回の役所には違和感なく好演。
澤瀉屋チームは…
段治郎さん@石田三成
改めて「ダンジロさん、声がイイな…」と。 色悪のような不気味さと、敵役のような憎らしい高笑い等、声の表情はすごく良かったです。 ですが…それとは対照的に表情に変化がナイ事にすごく違和感が~。 お能の舞のシーンでは、そのお詠いぶりに「おっ♪」と思うものの…踊り、硬っ!! 腰、高っ!! 歌舞伎やってください! 今年、まだ一度も歌舞伎座に立ってナイんですよ~。 心配でなりません…悲しい
笑也さん@細川忠興
歌舞伎で立役をされたとしても前髪だったり、つっころばし系だったり…で、こんなに“男”って感じの武将系は初めてかも? セリフまわしには何の違和感もナイものの、男性としての(和物の)所作にぎこちなさがあり、特に手が気になって気になって~。
笑野さん@細川ガラシャの侍女・楓
いくら笑野さんが華奢な女形さんだからといっても、やっぱり男性ですから、華城季帆さんと並ぶと「でかっ!ごつっ!」 せっかく女性が居るのに何故あえて笑野さんが侍女なんだよ~、と思っていたら、ドラキュラに噛まれて錯乱し化身する様に海老反りや鬼女(牙を付けてクワ~ッと口を開ける様)といった歌舞伎風味が取り入れられていた故でした。 なるほど…だけど~。
そしてミュージカルチーム?は…
吉野圭吾さん@高山右近
多分、吉野さんファンには激しく消化不良だったかと怒り ドラキュラとの対決で、申し訳程度にダンスちっくな演出が入ったりしてましたけど、吉野さんがキャスティングされた意味…といいますか、なぜ吉野さんだったか?という意味が全く見い出せませんでした。 貴城さんとダンスバトルのような見せ場がある訳でもなく、歌で聴かせるソロナンバーがある訳でもなく…残念。 和物に初チャレンジいう事と…珍しい舞台に出演したな、という…ひとつの経験という事で汗
藤本隆宏さん@島左近もまた同じく。
ANZAさん@マルゲリータは賛美歌ソブラノで聴かせ所ありでした。
ん~、それにしても稀にみる…不思議な作品でした、うんしょんぼり

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