博多ざ・んまい博多ざ・んまい博多ざ・んまい

アイーダ@MY千穐楽【福岡シティ劇場】

福岡シティ劇場にて昨年4月16日に開幕した【アイーダ】。 今年1月8日をもってそのロングラン公演千穐楽を迎えました。
私は千穐楽当日の観劇ではありませんでしたが、MY楽を見納めてきましたので当日と…公演期間全般を振り返っての感想を。
ホルス
星まず総括。
全部で8回観劇した(キャスト一覧後記)のですが、著しい成長…といったら何様な表現ですが、素晴らしく完成していったという印象なのは五東由衣さん@アムネリス! 先の京都公演でデビューされたばかりで、その際は登場回数も少なかった為、今公演で殆どのアムネリスとしての登板で出来上がった印象。
前半の奔放で無邪気に愛くるしく美しい姫は、回を重ねる度に「可愛くてたまらない!」 大好きなラダメスの動向に一喜一憂する少女の顔、父である国王の様子を心配する心優しく弱い娘の顔、アイーダにみせる優しい友達の顔。 この前半があるからこそ、ラダメスとアイーダに裏切られたと知ってからの絶望と悲しみ、そして未来の国王として下す苦悩の決断の様が際立つ印象
このお話はこの三人の人としての成長をみる物語でもある訳ですが、一番の成長はアムネリスかと。 悲しいながらも慈愛に満ちた刑をはからう様は“菩薩”のよう。 後の彼女の国王としての政治ぶりを明るいものと予感させ、悲しいながらも希望があるように思えます。 ♪何を見たの? 何を聞いた?♪…この歌では毎度涙させられました。

星そしてMY千穐楽。
ひと言『こんなに可愛い濱田アイーダ、観た事ナイ!』 アイーダは濱田さん以外の誰が演じても、かなわない!ってなくらいのハマり役ですが…それは常に“強いアイーダ”でした。 自分勝手な行動で奴隷となった身を恥じ入り、苦悩しながらもヌビア国民に為に立ち上がる…そしてラダメスとの愛に戸惑い、喜びそして苦しむ。 素晴らしい! 素晴らしいけれど、なんていうか一貫して“突きの一手”というかプッシュ!プッシュ!で強すぎる印象で、女王としての凛とした威厳を保つ事は必要でしょうけど、何故かしら観ていて疲れる事もありました。
が、です。 この日のアイーダは…適当な言葉が浮かびませんが“素敵な女性”と言う感じでしょうか?(う~ん違うなぁ~) 人から指図されるのが嫌な元気いっぱいな王女、奴隷になった事へ自責の念、アムネリスに寄せる共感、ヌビア国民からの期待に対する戸惑い、そしてラダメスを愛する苦悩。各々の心情に沿った演技で、表情は愛くるしい場もあって…驚きました! ここまで濱田アイーダがボロボロ泣いているのは…多分、初めての遭遇でしたし。
千穐楽を前にして、もう極めた感のあった濱田アイーダが、またもやこんな変化をみせるとは!! もう完成してしまっていた印象のある役に変化を加える余地があろうとは!! 「やはり舞台って生ものだなぁ」と改めて感じ、更に深くもっと奥へ奥へと役を追求して進化させていく“濱田めぐみ”という役者さんの実力を見せつけられた印象でした。
二人の王女…って【ガラスの仮面】ではありませんが、全公演を通して終始この二人の王女の成長ぶりが観点であり、私の中では“アムネリス優勢”だったところにきて、このMY千穐楽で…やっぱり二人の王女になりました。
他キャストについても印象的な事は多々ありましたが…ともあれ『二人王女に乾杯!』ってな事で。 カーテンコールはほぼオールスタンディングで、すごい盛り上がり! 濱田さんが必死に涙をこらえて微笑んでいらっしゃったのが印象的でした。福岡アイーダ、千穐楽おめでとうございました!

青い旗 キャスト
アイーダ:濱田めぐみ/アムネリス:五東由衣/ラダメス:阿久津陽一郎/メレブ:有賀光一/ゾーザー:飯野おさみ/アモナスロ:石原義文/ファラオ:勅使瓦武志/ネヘブカ:今井美範
観劇した日のキャストを自分の記録の為に以下↓

青い旗 【1】5/26・ソワレ
アイーダ:井上智恵/アムネリス:佐渡寧子/ラダメス:福井晶一/メレブ:有賀光一/ゾーザー:大塚俊/アモナスロ:石原義文/ファラオ:勅使瓦武志/ネヘブカ:今井美範

青い旗 【2】6/27・ソワレ
アイーダ:濱田めぐみ/アムネリス:五東由衣/ラダメス:福井晶一/メレブ:有賀光一/ゾーザー:大塚俊/アモナスロ:石原義文/ファラオ:勅使瓦武志/ネヘブカ:松本昌子

青い旗 【3】8/15・ソワレ(プレステージトーク会)
アイーダ:濱田めぐみ/アムネリス:五東由衣/ラダメス:阿久津陽一郎/メレブ:中島徹/ゾーザー:大塚俊/アモナスロ:石原義文/ファラオ:勅使瓦武志/ネヘブカ:今井美範

青い旗 【4】9/21・マチネ
アイーダ:樋口麻美/アムネリス:五東由衣/ラダメス:阿久津陽一郎/メレブ:吉賀陶馬ワイス/ゾーザー:大塚俊/アモナスロ:石原義文/ファラオ:岡本隆生/ネヘブカ:今井美範

青い旗 【5】11/10・ソワレ(リハーサル見学会)
アイーダ:濱田めぐみ/アムネリス:五東由衣/ラダメス:阿久津陽一郎/メレブ:吉賀陶馬ワイス/ゾーザー:大塚俊/アモナスロ:石原義文/ファラオ:勅使瓦武志/ネヘブカ:松本昌子

青い旗 【6】11/25・ソワレ
アイーダ:マルシア/アムネリス:五東由衣/ラダメス:阿久津陽一郎/メレブ:吉賀陶馬ワイス/ゾーザー:大塚俊/アモナスロ:石原義文/ファラオ:勅使瓦武志/ネヘブカ:松本昌子

青い旗 【7】12/21・マチネ(X’mas特別カーテンコール)
アイーダ:濱田めぐみ/アムネリス:五東由衣/ラダメス:阿久津陽一郎/メレブ:有賀光一/ゾーザー:飯野おさみ/アモナスロ:石原義文/ファラオ:勅使瓦武志/ネヘブカ:今井美範

青い旗 【8】1/6・ソワレ
アイーダ:濱田めぐみ/アムネリス:五東由衣/ラダメス:阿久津陽一郎/メレブ:有賀光一/ゾーザー:飯野おさみ/アモナスロ:石原義文/ファラオ:勅使瓦武志/ネヘブカ:今井美範

関連記事

劇団四季おぼえ書き

ウィキッド【電通四季劇場・海】

昨年10月に【ウィケッド・USJ特別版】を観たのですが、こんなにも早く本編が日本で上演されるとは嬉し

記事を読む

劇団四季おぼえ書き

ソング&ダンス55ステップス【福岡シティ劇場】

前作【Song&Dance2】にハマりにハマって福岡上演時にはバカみたいに通った私、今作品の

記事を読む

劇団四季おぼえ書き

ウエストサイド物語【福岡シティ劇場】

劇団四季12年振りの再演!となった2007年9月以来の…私、ほぼ2年振りの観劇となった今作品。 ここ

記事を読む

劇団四季おぼえ書き

ユタと不思議な仲間たち(千穐楽)【福岡シティ劇場】

6/29~7/22、全26回公演のうち…7公演、観ちゃいました! ダブル、トリプルキャスト…でロ

記事を読む

劇団四季おぼえ書き

美女と野獣(3)【広島・ALSOKホール】

え~っと…まず断っておきますと(誰に?何に?)本日の遠征を決めたのが先でした。 でも我慢出来ず、先週

記事を読む

劇団四季おぼえ書き

美女と野獣・初日【福岡シティ劇場】

長~い保守・点検期間を終え、今年はじめての…福岡シティ劇場で演目が開幕☆ 今年は“福岡シティ劇場1

記事を読む

劇団四季おぼえ書き

ウィキッド【大阪四季劇場】

東京開幕直後一度観て以来の…二回目のウィキッドです。 でもって大阪四季劇場も開場直後のマンマ観劇以

記事を読む

劇団四季おぼえ書き

CATS 【キャッツ・シアター】

過去キャッツを観たのは…1990年、福岡のシーサイドももちに建設されたキャッツ・シアターで1度だけで

記事を読む

劇団四季おぼえ書き

美女と野獣(4)リハ見+西ベルデビュー【広島・ALSOKホール】

今回は唯一、発売日に確保していたチケットでの遠征観劇。 吉谷コッグスワース&道口ルミエールは「東京ユ

記事を読む

劇団四季おぼえ書き

美女と野獣(6)+リハ見【広島・ALSOKホール】

実は…すご~く待っていた田島ガストンの登場です! アニメから抜け出てきたような“まんまガストン”は、

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

    • 2018 (12)
    • 2017 (36)
    • 2016 (21)
    • 2015 (19)
    • 2014 (59)
    • 2013 (19)
    • 2012 (27)
    • 2011 (30)
    • 2010 (32)
    • 2009 (28)
    • 2008 (64)
    • 2007 (71)
    • 2006 (49)
    • 2005 (59)
    • 2004 (47)
    • 2003 (10)
    • 2002 (18)
    • 2001 (15)
    • 2000 (4)
    • 1999 (1)
  • 魔界転生

    (2018.10.6〜28)
    ●昼の部
    11:30〜15:25
    ●夜の部
    17:00〜20:55

  • akko-3(あっこさん)
    歌舞伎・ミュージカルを中心に舞台観劇好きな福岡市民でリゾートダイバー
    詳細はコチラ
PAGE TOP ↑