大ギンギラ博覧会2006「いつも心に太陽を!」【西鉄ホール】

ギンギラ太陽’s は来年が10周年…という事で、今秋と来春に“10周年記念公演”を開催!というその秋公演。
ちなみに“ギンギラ太陽’s”とは福岡市を拠点とする劇団で『地元民にしか解らない芝居づくり』をモットーに?福岡の各種業界の歴史やエピソードを綿密な取材にした脚本とし“かぶりもの”を用いて建物や乗り物を擬人化し演じる事で人気を博しており、常にチケットは完売状態。
2005年には、なんとPARCO劇場での公演を成功させています!

今年の?福岡ニュース

ミッキー&ミニーVSキティ&ミミィが、お互いの人気とテーマパークの自慢合戦を始めると…「所詮、そのテーマパークは電気とプラスチックで手来た造りもモノでしょ!」と、到津の森公園さん、かしいかえんさん、太宰府天満宮さん、の三人が登場☆
そして今年一年、不景気の波に飲み込まれた様々な建物たちが登場する…。
【フタタとコナカとAOKI】の“男の世界”には大爆笑!

翼をくださいっ!外伝『幻の戦闘機・震電』

あらすじ…
ようやく黒字になったスカイマーク・エアラインズさんが、お世話になった雁ノ巣飛行場さんへ挨拶にやってくる。 そこで聞かされる、雁ノ巣さんの歴史。
第二次大戦末期、福岡の雁ノ巣飛行場でゼロ戦に替わってB-29に対抗できる飛行機の開発が行われていた。 その名は【震電(しんでん)】。
本土防衛の切り札として開発が急がれたが、試験飛行が成功した日の夜に福岡大空襲に遭い、次なる試験飛行の日の前々日に終戦を迎え…幻となってしまった飛行機。
一度も活躍することなく廃棄処分となってしまった悲しい歴史。 しかしその開発に活かされた技術が、今や日本で一番のバス保有台数を誇るあの“西鉄やくざバス軍団”の製造に活かされたのだった!

初めて知った、福岡の歴史の一頁でした。 ギンギラの舞台で感心するのは、このような地元の史実を綿密にリサーチして見せてくれる事。 大切な事を気付かせてくれる事。 ホロリとさせてくれる事。 以前観た【天神流通戦争】でも、各老舗百貨店の歴史を福岡史実に絡めながらの感動の舞台でした。 私達が今、暮らしている大好きな福岡について再認識させてくれて、有り難う!

さらば!YS-11

今年9月30日、国産旅客機として活躍した双発プロペラ機・YS-11が41年間の任務を経て、日本の空から完全に引退をしました。
劇団主宰の大塚ムネト氏が、その前日、鹿児島~福岡をYS-11のかぶりものを装着して搭乗し、その模様をVTRで紹介。

女ビルの一生

博多座さん
ギンギラ太陽’sの原点である“デパートキャラ”が6年振りに登場!
今回はマダム大丸玉屋姐さんが、天神と博多の流通事情を過去に遡って現状まで語り合う

女ビルの鏡と言われた玉屋姐さんが、川端百貨店のキーテナントとして入る計画がポシャって廃業に追い込まれた我が身を嘆く所で…“リバレイン3兄弟(?)”が、あざ笑いながら登場! ホテルオークラさん、スーパーブランドシティさん(現:イニミニマニモ)そして博多座さん。 そこで玉屋姐さん擁護に出たマダム大丸が、3兄弟に強烈な突っ込みを入れて撃退。
博多座さんには「“博多のキャデラック”って言われているそうねぇ。 東京や海外の人気公演ばかり呼んで、それで“博多”が名乗れるのかしら?」と強烈なジャブを一発! 痛い所を突かれた博多座さんは飛び六法で引込み。 笑った、笑った~♪
そして、今度新しく建て替えが決まった博多駅ビルさん。 しつこくつきまとう井筒屋さんをあしげにし「阪急さんとの結婚が決まったんだけど、今は東急ハンズさんからの返事も待ってるトコなの」と、のたまう高ビー女ビルぶりに、観客は一気に井筒屋さんの味方に?!
私的には以前、広告の仕事で毎日のように玉屋に通っていた時期があるので、久々の玉屋姐さんとの再会が嬉しかったなぁ~。

パソコン ギンギラ太陽’s OFFICIAL WEB SITE
カメラ 観客全員で“西鉄やくざバス軍団”記念撮影!
顔につけているのは厚紙がくり抜いてあって、これはパンフレットになってるんです。 私、写ってマス☆

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