コーラスライン【九州厚生年金会館】

“立秋”なのに猛暑の中、高速バスに乗って北九州にプチ遠征ですバス
今年1月京都ACL観劇時には「こんなに面白くなかったっけ?!」と、ひどくガッカリして悪い印象が上書きされてしまっていた演目ですが、キャストもかなり入れ替わってるし…道口さんは、今年はどうやらACL縛りで他演目では拝見出来そうもナイし…今年はコレで見納めかも?…で「やっぱ、観とかなくっちゃ♪」
総括。「1月の京都公演の時よりは面白かった」です。 「歌、それはあんまりなんじゃ…」ってな度合いはキャストが入れ替わっていても、あまり変わっていなかったのですが、セリフと演技に、そのキャラクターが描く情景がクリアにイメージ出来ました。 四季特有のあの気になって仕方がナイ開口セリフ味が殆どなく?、セリフがスッと自然に耳に入ってきました。 失礼ながら「普通に台詞しゃべれるじゃん」「よっぽど聞きやすい!」とでも言いますか汗
京都公演では客席の笑いも起きなかった“ココは笑うトコ”っていうセリフや演技のポイントも、ちゃんとウケて、客席は素直に敏感に反応していた印象です(土地柄の違いもある?)
しかしこの猛暑の中…このハードな演目をタイトな巡業スケジュールでこなす皆様、本当に本当にお疲れ様です! おかげさまで楽しいひと時を過ごせました。 どうぞ体調を崩さずに、全国公演を無事務められますように☆

見る今日思ったくだらない気付き
【1】とにかく幕が開いて一番最初のピアノのリズム。 ♪ポケットバ~ンク♪…のサウンド・ロゴに似てるんだなぁ。
【2】冒頭でダンスの指導をするザックの…「ステップ、ステップ、クロス、ステップ、ステップ、クロス、ピポット」(←ちょっと違うかも)ってココの言葉のリズムが…♪コクコク、キレキレ、コクキレ、赤っ♪(アサヒビールの発泡酒【本生】のCM)のリズムに似てるんだなぁ。

以下、気になった方の感想を鉛筆

滝沢由佳さん@キャシー 常に怒っているような表情で…恐い。 ダンスはさすがで、歌も意外と(失礼!)なのですが…“一時期でもスターとして輝いた過去がある”というような、かつての栄光を感じさせる華がありませんでした。 “必死さ、焦り”というよりは“常に何かにイラついている”という感じが強く、ザックとのかつての関係を想像させるような色気は感じられず残念。
鈴木由佳乃さん@コニー どっしりと構えた(開き直った)感とそれでいて、笑いを取る間が抜群に上手い! 何を悟っているようなしゃべり方がツボでした。
石塚智子さん@ヴァル 今まで拝見したヴァルはの中で感じたことがなかった“共感出来る可愛さ”がありました。 ですので増本藍さん@シーラとのキャラの違いが大きく出て面白かったです。 コミカルな演技、上手い方ですね♪
岸千恵子さん@クリスティン ん~。 極度のアガリ症にはあまりみえず、別に夫・アルに頼らなくてもなんとかやっていけるのでは?という印象(新婚ラブラブぶりも薄い) 壊滅的な音痴ぶりもハズし方にも今イチ笑えず。 低音せいか?何故だか落ち着いている感じがを受けました。
金田暢彦さん@マーク 神父さんとのやり取りのキャラの切替が上手くてすごく笑える♪ 歌もウマイ。 けど…見た目“若さがはち切れんばかりの20才”で『すごいっ!』って感じが足りなかった印象も。 でも今まで観たマークの中では一風変わったキャラクターに仕上がっている感があって面白かったです。
道口瑞之さん@ボビー もう何も書く事も…という安定ぶり。 ルミエール直後は“胸板厚いプチマッチョなボビー”でしたが、すっかりスリムでより“ちょっと変わった(オタク系)青年”って感じがより見た目もUP。 シーラとのスキンシップぶりが、より自然になっていて…長年一緒にオーディションを受けて共に夢を追っている同志、みたいな感じが出てきてて◎ しかし「もっと歌が聴きたいよぉ~」とあのワンフレーズだけの低音美声を聴いて…改めて消化不良になったりして。
STOP! キャスト
ザック:加藤敬二/ラリー:内御堂真/ダン:中山大豪/マギー:増嶋あゆみ/マイク:藤原大輔/コニー:鈴木由佳乃/グレッグ:武藤 寛 /キャシー:滝沢由佳/シーラ:増本 藍/ボビー:道口瑞之/ビビ:荻原亮子/ジュディー:恒川 愛/リチー:西尾健治/アル:川口雄二/クリスティン:岸 千恵子/ヴァル:石塚智子/マーク:金田暢彦/ポール:望月龍平/ディアナ:熊本亜記
…と、観劇レポート無事に書けたのですが、実は開演直前、私、大変なアクシデントに遭遇冷や汗 「ココまで来て観れないなんて~汗」の事態を覚悟していたのです。

私、以前4年間ほど博多~小倉を新幹線通勤してまして…職場の厚生年金会館近辺まで毎日歩いてました。 懐かしくて久々に北九州の町並みを歩いてみてみると(転勤以来!)、リバーウォークをはじめガラッと変わっていたり、相変わらずだったり…で、当時は日常だった風景も目新しい♪
で、勝山公園を抜けて視界に会場の厚生年金会館が入ってきた瞬間、思わぬアクシデント発生!
痛っ!」 お腹にチカッと強い痛みが走って「へっ??? 何???」と思ってお腹に視線を落とすと…ブ~ン。 その痛みを感じた箇所から大きな蜂が飛び立ちました。
びっくりは、は、は、蜂に刺されたぁ~?!」 近くのトイレに駆け込むと…刺されたとおぼしき場所が腫れ上がっている開演40分前。 「ココまで来て、こんな直前で道口さんの舞台が観れないなんて!」「蜂も刺すなら、もうちょっと前に刺してくれよ~」と小パニック。 「このまま無理して観劇中に死んだら公演中止になって迷惑がかかる!」「しかしコレで死んだら二度と道口さんの舞台は観れないわっ!」と思い直し、厚生年金会館を横目に救急医療センターに急行病院
「蜂に刺されましたぁ~冷や汗」と血相変えて駆け込むと、すぐに診察。
「強い毒性を持った蜂なら、すぐショック症状が出ますけど、今まだ出てナイところを診るとそんなに心配ナイですよ~」と、刺された場所に軟膏をひと塗りで終了。
安心したのと、そんな簡単な処置でホントにイイのかよ~?、とドッと疲れた開演8分前
「用心の為に、今日明日は激しい運動などは控えてくださいね~」と言われた直後に厚生年金会館にダッシユ!
汗だくで着席した開演20秒前っ!(開演時間が遅れていたので) 開演に間に合うだなんて…愛だわね、愛♪(←アホです。蜂の毒にヤラれてます)
いや~、今日ほど「北九州に通勤していて良かった」と思った日はナイわね(←アホです。蜂の毒にヤラれてます)。 この辺りの地理を知らなかったら、こんな短時間で診察受けて会場に戻って来る…なんて、疾風行動は出来なかったものね~。
…と観劇前に一波乱ありまして(だって生まれて初めてだもの、蜂に刺されたって!)、お腹の痛みを気にしつつも汗だくで観劇した思い出深いプチ遠征となりました(こんな思い出、もう二度といらない)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください