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一谷嫩軍記【国立劇場】

国立劇場での観劇は久々です。 以前は毎年三月は新作ものがかかる事が多く毎年行っていたのですが…ご無沙汰でした。 館内ロビーにオリジナルキャラクター“黒衣ちゃん”が徘徊していたのにはビックリ! 久しく行ってナイとロビーの様子もちょっとづつ変っていて戸惑うこともあり~。 今年は【国立劇場開場45周年】なんですね。 今回の演目は昨年10月から続いている【歌舞伎を彩る作者たちのシリーズ】のひとつとの事。 これだけ久々の国立を楽しみにしていたのですが、え~っと…やたら気絶してました。 実は開演まで時間があったので日比谷からプラプラ歩いてみると…弱いながらも雨が斜めに降ってて、劇場に着いた頃には全身ずぶ濡れ! 開演時間ギリギリの到着で開演前に疲れてしまったのであります~(←激しい言い訳)

堀川御所

義経が命令を下す大序のこの幕はなんと!98年振りの復活上演との事。 門之助さん@俊成娘菊の前は…門之助さんの赤姫って初めて拝見したかも? 三津五郎さん@九郎判官義経はともて上品かつ希望に満ちた感じを受けました。

流しの枝

團十郎さん@薩摩守忠度の和歌が“詠み人知らず”として【千載和歌集】に編さんれる経緯を描くこの幕は37年振りの上演との事。 イヤホンガイドによると昔は『無賃乗車の事を薩摩守忠度と言った』そうです(=タダ乗り)。 義経が次の場【熊谷陣屋】でキーアイテムになる『一枝を伐らば、一指を剪るべし』と書かれた制札を直実に渡すのはこの場にて。 なるほど…こ~ゆ~経緯があっての事なのかぁ~と日頃観れない前段を経て観る熊谷陣屋は理解が深まる…。 秀調さん@菊の前の乳母林って…秀調さんの女形って初めて拝見したかも? なかなか勇ましいばあさまで、でっけぇプリティな彌十郎さん@林の倅太五平との対比が面白い! 三味線の旋律にのせて調子のイイ乗り地が耳に心地良い☆ 團十郎さん@忠度が和歌の書かれた短冊を山桜の流し枝に付け乗馬でキメ。

熊谷陣屋

東蔵さん@経盛室藤の方魁春さん@熊谷妻相模が良かった! すごく良かった! いつもはドライで「なんか気持ちが入ってない感じで苦手だなぁ」という印象が強かった魁春さんが、首実検の首が我が子のものと判ってからの感情の爆発具合が胸に染みました。  彌十郎さん@白毫の弥陀六実は 弥平兵衛宗清は緩急が秀逸。 團十郎さん@熊谷次郎直実平山見得~「十六年は一昔。夢だ、夢だ…」とつぶやく送り三味線での花道引っ込み。 武士としての力強さを強い目力に感じながらも、網代笠を深くかぶって座り込んで泣く様に父親としての人となりを感じ泣けました…。

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