橘劇団・昼の部【博多新劇座】

この劇団公演以来の1年振りの博多座新劇座です。
連休中日という事でそれなりの賑わいは覚悟していましたが、団体予約が入っていて…当日、開場と同時に入場して…ギリギリ座れた!という大入りの客席(団体は後ほどゆっくり入場) 私がこの劇場で観劇した中で、一番の入り☆ フルキャパが270名(だったかな?)だそうで、あともうちょいだったようです(いや、これ以上は防災上危険な気が~)
舞台はお馴染みの三部構成。

顔見世ショー

…の前に若手が幕前で数名紹介があり、ショーへ突入。 もう顔を知っている役者さんも増えたので、あ、この人居たね…と確認しながらの観劇。 やはり全体通して観るとこの劇団には「これはちょっと…」という人が居ないので安心して楽しめます

遠山の金さん

お芝居はTVでお馴染みの…で期待は高まりましたが、今イチってか今サンくらい残念でした。 いわゆるお決まりの…なんで「キタキタ~」感はありましたが、本かなぁ? 観劇後、筋を思い出せないくらい印象に残りませんでした

歌と踊りのグランドショー

ラストは見応えたっぷり☆ いつも楽しみにしていた三枚目キャラの橘夫美若さんの御出演が本日は全くなく、ここでの登場を楽しみにしていましたが…残念! 若手の方がお面を付けたりして奮闘されてました。 前座長・菊太郎さんの【吾亦紅】は墓石の前でバッチリクールに決めていたと思えば…墓石をクルリと回せば【菊之墓】と。 客席のおばちゃん大爆笑! いつもこの劇場で思うのは、TVで仕込みやSEで使われる“おばちゃんの笑い声”がリアルで生で聞けるのはスゴイな、と。 ホントにあの通りに笑うんだもの~。 つられてついつい笑ってしまうのは大衆演劇ならではの楽しいところ。 現座長・大五郎さんは女形に多く挑戦されていて、どれも美しさと迫力がましていた印象。 ラストは豪華絢爛【二人花魁】。 歌舞伎に劣らない豪華絢爛の拵えを二人分揃えることが出来る劇団の力にもうなりましたが、大五郎さんの堂々とした所作に見入りました。 が、菊太郎さんの適当な所作と綺麗じゃない花魁はちょっと怒りをおぼえるほど(勘弁してくれよ…)
…とは言え「あ~、楽しかった♪」

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