三銃士+トークショー【博多座】

実は私、三銃士のお話を全く知りません。 NHK人形劇を何回か観た事はあるのですが…トータルでど~ゆ~物語なのか?が全く分かっておりません。 …のくせに、先月までの帝国劇場での情報を一切入れず、本日観劇(実は配役さえ、観ながら確認する有様) 唯一確認して認識して楽しみにしていた吉野圭吾さん@ロシュフォールが怪我のため降板。 原慎一郎さんの代役が発表され、今ひとつ士気があがらず博多座に足を運んだものの、新作ミュージカルを観劇するのは久々なうえ、劇場の入りも上々な様子を目にして「お♪期待して良さそう☆」
たまたま取っていた本日ソワレですが、後にトークショーが追加されてラッキー♪(吉野さんも参加予定だったのに…と、ココでも残念!)
舞台美術、すごく大掛かりですね~! …ってこれはオリジナルそのままですか?(パンフレットを購入していないので情報不足です) 随所に三銃士の三本の剣が象徴的に使われているアイデアが面白かった! 街の奥行き間とか、宮廷の空間とか魅入ってしまいました(が、王妃の部屋のつい立ショボ!と場面によって落差が激しいのは何故?) 船のシーンでは「ここは北島丸(サブちゃん歌唱【北の漁場】参照)のローリング手法を伝授してもらえば良かったのに~」と思ったり。 宝塚みたいに銀橋があるのには驚いた!(博多座のヅカ公演でも銀橋ってナイのに)
衣装は殆どが白っぽい淡い色味でフワフワしたものが多いので、悪チームの黒とシャープなラインが際立ち対照的でイイですね。 瀬名じゅんさん@ミレディのキャラがすごく立ってました。

曲はメインテーマ以外耳に残るものがなかったなぁ…という印象。 「ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために」、何度も発せられるキャッチフレーズですが、劇中それが体現されている感が薄い印象で「ん?どこが?」「え?何が?」とモヤモヤ感が残りました(このフレーズはやっぱ【ユタとゆかいな仲間たち】のものだよな!うん!)
井上芳雄さん@ダルタニアンが主人公なんですよね?(カーテンコール、最後に一人で出てくるほどのもの?) きっと彼の成長物語が軸となっているんでしょうけど、いろいろな“いきなり感”が雑すぎて終始全く共感出来ず
橋本さとしさん@アトス石井一孝さん@アラミス岸祐二さん@ポルトスという三銃士はミュージカルファンには魅力的なキャスティングかと思うのですが、な~んか各々のしどころがなく残念…ってのは全体に感じた事でした。 これは私が【三銃士】という物語に馴染みがナイからそう思うのか?というのは謎ですが「なんか…いろいろ残念」というのが観劇を終えての全体の感想です。 海外でヒットしたミュージカルを日本人キャストで上演する際の作品選びって…何が決定のポイントなんでしょうね?
アフタートークショー松澤重雄さん進行で、井上芳雄さん瀬奈じゅんさんシルビア・グラブさん今拓哉さんが登壇。 博多、博多座の印象や舞台での失敗談等ありがちな質疑応答は割愛して…公演期間中、瀬名さんは悪チームなのに一日警察署長をするとの事。 すでに敬礼ポーズが決まってました☆  あ!王妃は博多では芋焼酎をたしなんでいらっしゃるそうです。 松澤×井上の博多弁による「あ~ら、奥様!」的な博多座公演チケット販促コントを…横目に水分補給する他三人の対比が笑えました。

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