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ブラッド・ブラザーズ【博多座】

4月1~18日は【三婆】、4月22~28日【ブラッド・ブラザーズ】が計11公演という博多座では初の試みとなる珍しい公演形態
ミッキー、エディ、ミセス・ジョンストンがWキャストで全4通りの組み合わせがあり。 私は【武田治さん×岡田浩暉さん×金志賢さん】と【藤岡正明さん×田代万里生さん×TSUKASAさん】という組み合わせで計2回の観劇となりました。
昨夏から早くも再演で全国ツアー…ってよほど人気作品なんだな、と期待しての今博多座公演がで初見。 個人的には劇団四季退団後初めて金志賢さんと下村尊則さんを拝見出来る事がかなり楽しみでした。
先に観劇した友人から『イギリス特有の階級や時代背景を把握してから観劇した方がいいよ』とアドバイスを受け、開演前にパンフレットを熟読して臨む…(私にとっては珍事です!)
舞台上手側にバンドを配し、セットは上手側が見切れる為、上手バルコニー席の販売はなし(博多座で初めて見た!)。 セット自体は全く変わらず…上手側がエディが暮らす上流中産階級側、下手側がミッキーが暮らす労働者階級側とし、舞台奥には間を繋ぐ橋1本がかかっている、という象徴的な美術。 小道具や演者の演技、ナレーターの解説でシーンが次々と変わっていく見せ方ですが、観客は全く違和感なく次々とシーンが移っていくのは見事☆
イギリス独特の風習や迷信『早く帰らないとブギーマンに連れて行かれちゃう』『新しい靴をテーブルの上に置くのはダメ』『カササギが一羽で現れたら不幸の前兆』など初めて耳にするものは興味深く、それに対して『指をクロスにして厄除けをする』という…日本で言う『え~んがちょ!』的なものはあるのは世界共通なんだな、と面白く観ました。
“ロンドンに27年間愛されたミュージカル”というのは、ロンドンだからこそ、のロングランなんだろうな…と思ったのは観劇後の感想。 代表的なメインテーマ的な有名なナンバーがある訳でもなく、重い結末で幕が引かれる今作品。 やはりその境遇を身近に感じて共感出来る作品と捉えられるのはロンドンっ子でしょうから。

Wキャストの感想を…
鳥 武田治さん × 岡田浩暉さん × 金志賢さん
武田治さん@ミッキー 一幕、7才のやんちゃ坊主っぷりに全く違和感がなく、【スウィーニートッド】のトバイアスの時も思ったけど、ちょっとアホの子的なお役は抜群に上手い方ですね。 二幕で登場の“色気づいたティーン・エイジャー”ってのが、その出だけポン☆と印象付けてしまう見事さ。 歌は…以前からのさほど印象は変わらず。
岡田浩暉さん@エディ レミゼのマリウス以来…一体何年振りの拝見でしょう? 真っ赤な頬、半ズボンにベストの7才児は衝撃的でしたが、映画観賞後に街灯にぶら下がって「おっぱぁ~い!」と絶叫する様の方がもっと衝撃的でした。 エディとしての歌の印象はあまり残らず。
金志賢さん@ミセス・ジョンストン 唄い出しで「唄い方と声、濱田めぐみさんに似てる~」という驚きが。 私、実はあまり金さんと認識して四季の舞台で拝見した事がなかったので、今回改めてその歌声とヴィジュアルに驚き。  下村尊則さん@ナレーターとの絡みが自然でニッコリ☆ ソツなく上手い、という印象。 母ちゃんとしては…ん~。

鳥 藤岡正明さん × 田代万里生さん × TSUKASAさん
藤岡正明さん@ミッキー やんちゃな7才児が自然。 サミー兄ちゃんに虐げられている様がリアル。 一幕ラストの【長い長い日曜日】は圧巻。 やっぱり藤岡君、歌ウマ~♪
田代万里生さん@エディ 初めまして。 一幕は肩を左右にブンブン振りながらニッコニコの笑顔で「ジョンストンのおばちゃま」ってのがツボ。 もう少し歌を堪能出来るソロナンバーがあれば良かったのに。 今後他の作品で拝見出来る事が楽しみになりました。
TSUKASAさん@ミセス・ジョンストン 子沢山の肝っ玉母ちゃん風情がピッタリ☆ 快活な明るい笑顔に「どうにかなるわよ」という雰囲気と母性を感じました。 歌もパワフルで◎
杜けあきさん@ミセス・ライオンズは本当にお綺麗で品があって素晴らしい! 足を怪我されていたようで庇ってらしたのが心配でした。 下村尊則さん@ナレーターは…「こんなに歌がセリフが聴き取りにくい人だったっけ?!」 やたら艶を付けているせいか、お顔も声もなんだかジュリー(沢田研二ね)っぽくて…なんだかなぁ、な、ちょっと残念な印象。 伊藤明賢さん@サミーはとにかく豪快で笑える! 二幕、革ジャンでの登場に「おぉ~っ♪」と客席がどよめいて拍手が起こるのが面白い愛されキャラを好演☆ 鈴木亜美さん@リンダは…あんな顔だったっけ?という印象で、特には…うん。

この作品を観てますます【ビリー・エリオット・ザ・ミュージカル】を観てみたくなった! 映画【リトル・ダンサー】大好きなんです♪ 何回観ているんだか~。

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