愛と青春の宝塚【福岡サンパレス】

2002年にフジテレビ系列にて2夜連続放映され、好評だったドラマの完全舞台化(私は末見)。 それをかつてホンモノのヅカトップだった方々がWキャストで演じる…という豪華なキャスティングの公演。
リュウタンさん
52年の歴史に幕を下ろした新宿コマ劇場で上演された最後の1ヶ月公演作品となった東京公演を終えた後、全国ツアーへ…というその福岡公演。 3公演あったのですが、私は博多座でトップお披露目をしたかと思えばアッ!という間に二人して退団してしまった“貴城けい×紫城るい”、この元宙組コンビが観たかったので(博多座【コパカバーナ】→東京宝塚劇場【維新回天・竜馬伝!】を観た)1日目の夜の部へ。
気が付けば私、紫吹淳さんは【ドラキュラ伝説】で、大鳥れいさんに至っては【松平健特別公演】【劇団四季への客演】等で数回…って事で、主演4人はすでに拝見した事がある方ばかりでした。 まるで私、めちゃめちゃヅカ好きな人みたいやないか~い汗
宝塚歌劇団に全く興味がナイので、一般常識的な知識しか持ち合わせていなかったのですが、戦時中は満州などへの慰問活動をしていた…等の、劇団の歴史はもちろん、当時の世相~人間関係~恋愛~夢など垣間みれた作品でした。

清く、正しく、美しく!…傷付き悩みながら、でも夢に向かって強く前進していくジェンヌ達の傍観者的(ストーリーテラー的)な人物として佐藤アツヒロさん@オサムというキャラクターの存在が面白い。 これって手塚治虫さんがモデルですよね? カテコまで元・光GENJIの佐藤さんとは全く気が付いてなかった私汗 とにかく、ジェンヌさんしか気に留めてなかったものだから、石井一孝さん@影山航の登場に「あら?カズさん…?」 元・劇団四季の小林アトムさん谷本充弘さんを発見して「おっ、こんな所で♪」という…男性キャストに対して、非常に失礼な観劇態度で臨んでいた私汗
お話の舞台が戦争前~戦時中~戦後…なので仕方がナイのですが、きらびやかなスターさん達勢揃い☆なのに衣装の大半がモンペ。 せっかくの美人さん顔にも煤メイクで汚しているので、ヴィジュアル的には非常に残念~、ってストーリー的には何も間違ってナイんですけど、ね汗 でも『元トップ大集合!』なんで、キラキラした艶やかさを期待しちゃうじゃナイですかっ!
紫吹淳さん@嶺野白雪(リュータン)は…私、観劇中ず~っと“牛タン”かと思ってました。 「ジェンヌなのになんて夢のないニックネームなんだ?!」→「でも“すき焼き”好きだからかぁ」と冷や汗 歌はやっぱり不安定なものの、苺を持って登場した高飛車ゴージャス女っぷりはすっごく華があって紫吹さんにピッタリだな、と。 こ~ゆ~、ちょっと気が強い…けど可愛い女性ってハマりますね。 欲を言えば、あの生身の人間離れした抜群のスタイルを堪能出来るお衣装で拝みたかったです…。
貴城けいさん@橘伊吹(タッチー)は、耳障りなほどだった強烈ビブラートが緩和されていて「あ、やっぱり歌うまい」と再認識。 芝居は…ん~、可もなく不可もなく。 けど、紫城るいさん@紅花ほのか(ベニ)との並びには、なんだかジ~ンと感慨深いものが、にわかファンながらもありました。 で、その紫城さんは、一歩間違えばかなりうっとおしい難しいお役かと思うのですが、ぎりぎりキュート、で収まっていたかと
大鳥れいさん@星風鈴子(トモ)は、4人の並びでは何故だか凄~くお姉さんに見えた違和感を覚えたのですが、しかしトモの芝居はとっても良かったです。 改めて歌も芝居もお上手な上「美人さんやなぁ~」と見とれてしまいました。 大鳥さん、映像の方のお仕事はされないのでしょうか?
ラストはカーテンコールを兼ねた10分程度のダンスレビューショーのおまけつき♪
ガシガシと華やかに踊る4トップに満足、満足☆

劇場 キャスト
嶺野白雪(リュータン):紫吹淳/橘伊吹(タッチー):貴城けい/星風鈴子(トモ):大鳥れい/紅花ほのか(ベニ):紫城るい

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