美女と野獣(7)千穐楽【広島・ALSOKホール】
今年2月17日開幕から約4ヶ月間、総公演回数105回で12万人もの動員達成したそうで、本日【美女と野獣】広島公演千穐楽を迎えました。
私的には3月中旬から思いがけずの広島通いで、よ~やく本日にて解放。 近隣(←もはやこの感覚が怖い~)での公演が終わってしまって寂しいけれど…財政が破綻しかけていたので、ホッとした…というのが正直なところ
結局、終わってみれば、危惧していた通り福岡BB時投資金額を軽~くオーバー 総決算は怖すぎるのでヤメておきます
10回観劇。
前回観劇時には「あら~」な寂しい客席でしたが、ロビーには真っ赤なバラが沢山に飾られていて千穐楽独特の熱気を帯びた華やかで満席の客席は、ひとつひとつが打てば響くような反応で熱い!重厚! 大半が熱心なリピーターでしょうけど、初見の方もいらっしゃるのか?新鮮な素直な反応もあり、ひとつひとつのナンバーへの拍手が大きくて長い! この空間で一緒に観劇していて「楽しい♪」「嬉しい☆」 舞台って、演じ手と観客が一体となって作り出す空間なんだなぁ…と改めて思った次第。 客席の熱さが明らかに演じ手をノセて…の相乗効果が本当にスゴかったもの!
福岡BB千穐楽ではアクシデント続発でしたが(これはこれで思い出深いものが~)、本日は田島ガストンがちょこっとセリフを噛んだくらいで、他は目立ったミスもなく~♪
この広島公演、プリンシパルの柳瀬大輔さん@ビースト、織笠里佳子さん@ミセス・ポット、そしてアンサンブルさんも何人か完投されたようで…お疲れさまでした。 柳瀬ビーストは、期間後半は歌が残念な事になってましたが、演技が素晴らしく更に深~くなり、織笠ポットは福岡BBのタンス夫人デビュー時の「硬っ」が嘘のような、自然な演技の成長ぶりは(何様発言失礼!)目を見張るものがありました。 織笠さん、若いのにすっかり母親路線ですが…もはや貴重な存在に成長されたかと。 ただ最後まで「どうしたらイイか分からん!」というビーストに駆け寄る時の歩みが高速ダッシュ!の機敏さで若者ぶりを隠せませんでしたけど~。
今公演でデビューされた方で唯一、小川美緒さん@バベットが拝見出来なかったのが残念でしたが(中島徹さん@ルフウも今期デビュー?だったらこちらも拝見叶わず~)、他のキャストは全て観劇叶いまして様々なバリエーションで楽しめました♪ 夏の静岡~秋の仙台公演では、皆さん更に進化されるでしょうし、新キャストデビューがあるでしょうから…気になる所ではありますが『広島公演、悔いなし!』なので、本日の千穐楽をもって私“2008年BB納め”となりました~。 道口瑞之さん@ルミエール×青羽剛さん@コッグスワースのコンビネーションがすっごく良くなっているので、その進化の過程を追いたい…のが本音ではありますが
通常カーテンコールの後、再び幕が上がると『ありがとう広島・千秋楽 2008.6.8』のパネルをセンターにして居並ぶキャスト。 割れるような拍手の中、道口さんが一歩前に進み出てご挨拶~、あ、ごあいさつ~♪ イベント満載だった福岡BBでは、司会&挨拶役=ルミエールが常だったので、人間ルミエール姿で話す道口さんは見慣れた光景でしたが、本公演では初遭遇だったので、私テンション↑(他に挨拶しそうなキャスト多数だったし) 途中、大きな拍手に「あっ、有り難うございます」と笑顔ペコリ…でしたが淀みなく述べる口上に更に感動~。 道口さん、遊佐さんはユタ千穐楽→広島BBと休みなく移動の~楽まで完投でしたから…本当にお疲れさまでした!
何度も続くカーテンコールではBOGもあり、本篇では観る事が出来ない王子やガストン&ルフウ、モリースが歌い踊る姿がなんとも可愛らしい♪ 最後のキメ☆のポーズで田島亨祐さん@ガストンは通常カテコのキメポーズ、遊佐真一さん@ルフウも両襟を左右に引っ張って寄り目~と、最後までキャラを演じていたのが印象的でした♪
作品としてやっぱり大好き【美女と野獣】
キャスト
ビースト:柳瀬大輔/ベル:坂本里咲/モリース:喜納兼徳/ガストン:田島亨祐/ルミエール:道口瑞之/ルフウ:遊佐真一/コッグスワース:青羽 剛/ミセス・ポット:織笠里佳子/タンス夫人:竹原久美子/バベット:有永美奈子/チップ:川良美由紀/ムッシュー・ダルク:田辺 容
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