美女と野獣(6)+リハ見【広島・ALSOKホール】

実は…すご~く待っていた田島ガストンの登場です! 田島ガストンアニメから抜け出てきたような“まんまガストン”は、一番回数観ているようで…そうでもなかった事に気付きました汗 京都BB時では長期登板でしたが、福岡BB時は前半途中の2ヶ月間くらい?もっと?で、一度抜けたら…二度と戻って来てくれなかったので「また田島ガストンが観たいっ!」という気持ちがすご~く強かったんです。
前観劇時から主要キャストも結構入れ替わっていたうえ、リハーサル見学会も開催されたので、千穐楽まで我慢するつもりが…突発しちゃいました汗(だってキャスト替わっちゃうかもしれないし~)
見る リハーサル見学会【Be Our Guest】
またしてもBOG(4/11=BOG、4/18=Human Again、4/25=Gaston、5/16=BOG)…って私は4/18しか参加していないけど~。 ほぼ全篇通しで、ダンスキャプテンの石野喜一さんの厳しい指導が飛んでました。 ベルとナプキン’Sのカンカンって、あのスカートがナイと「どんだけ足上がってんだよ!」とビックリするくらいの上がりっぷりと回転具合である事が判明。 ALSOKホールの舞台は奥行きがナイようで、ベルとルミエールを芯にしてナプキン’Sが連続ターンで回転するシーンでは円の中側に入りがちで位置キープが難しいようでした。 ルミエールが音に合わせて上手から下手へお皿の上をピョンピョン飛びながら下りてくるシーンでは、重装備衣装がナイ故にすっごい跳躍で「道口さん、超身軽~♪」 一番印象的だったのはショーを終えてベルの反応を伺う一同の表情についての指導。 「あ~、美味しかった~☆」というベルの一言を聞くまでの期待と不安が入り混じった表情と緊張感をきちんと表すように、と。 本篇ではその一言後の皆の爆発した喜びっぷりがすっごく良かったです♪
質疑応答は田島亨祐さん進行で、世登愛子さん細見佳代さん上出匡高さん
以下本篇の感想を各キャストごとに…

よつばのクローバー 喜納兼徳さん@モリース
この広島公演でデビュー☆ お目めパッチリで表情が大きいので感情が解りやすく、お腹ポッコリだけど全体的にスマートな印象のパパ。 手がスッとしていてその表情が奇麗です。 「世界的な発明家になるわ」とベルに言われた後の「本気かい?」は「だろ~?」的な言い回しで優勝する気マンマンです。 ベルがふと見せる寂しげな表情に曇るパパの表情も見所。 お守りのマフラーもすっごく嬉しそうです(優勝を確信したようです?!) お城でバベットに絡まれた時のデレデレっぷりがイイ♪ 歌は言わずもがな高安定。
よつばのクローバー 田島亨祐さん@ガストン
雅彦さんからお名前が変わっては初ガストンですよね☆ もう観てるだけで顔がほころんじゃう筋肉バカっぷりの憎めない愛嬌は田島ガストンならでは♪ ベルから取り上げた本を見て「絵がナイじゃ~ん!」で笑いが起こるのは「あ゛~、この男アホやな~」とガトストンのキャラを強烈に印象付ける大切なポイントだと思うんです(野中ガストンは全く笑いが起こらず) プロポーズでベルの声マネ「Oh~ Yes~♪」はホント笑える☆ スィリーガールズに言う「いつも“あいぶき”してやる」ってのは、ちょっと難しい言葉をカッコつけて言ってみた結果“逢い引き”を上手く言う事が出来なかった…というガストンのアホっぷりを表しているセリフなんだそうです(リハ見:田島談) 深いな~。 印象的だったのは、助けを求めてモリースが酒場にやって来た時「ベルが捕まった!」と聞いて最初は本気で心配して真剣に話を聞いている所。 「ガストンはガストンなりにベルが好きなんだな…」と思わされて新鮮(他のガストンは鼻っからモリースを相手にしていない感じなので) ラスト橋の上での対決で劣勢になった際「頼む引っ張ってぇ~」という情けない滑稽さに“ディズニーの敵役はどこまでも卑怯で悪”という明確な図式が見えます。 田島ガストン、好きだな~♪
よつばのクローバー 青羽剛さん@コッグスワース
こちらもこの広島公演でデビュー☆ 私、WSSで拝見しているようですが…青羽さんと認識して拝見するのはこれが初めて。 道口ルミエールとほぼ同じ背丈で、織笠ポット、有永バベットと居並ぶと…めちゃくちゃ迫力ある召使い’Sです。 今のキャストとの年齢のバランスで言えばとてもしっくり来る感じですが、“召使いの長”としての威厳は厳しい。 ラスト、王子様から「嗚呼、愛しいコッグスワーズ」とハグされる特別感は「ん?なんでコッグスワースだけ?」とちょっと違和感を覚えます。 セリフ回しは爽やかなのでもっと堅物~な感じが出ればイイなぁ…と思うのですが、セリフの言葉をジェスチャーも併せて表現するのがとても解りやすくて◎ お城の案内役を頼むベルが「あなたなら全てお分かりでしょう?」としなだれかかる時の嬉しそうな事といったら! コッグスワースのお笑いポイントはすでにクリアされていて驚きました。 人間に戻ったコッグスワース…でかっ汗 ブーツの新調っぷりがやたら浮いてました~。
よつばのクローバー 他のキャストについて…
広島公演では「もう二度と会えない…」と思っていた坂本里咲さん@ベルは予想外の復帰で、特筆すべきこともなく高安定。 でも~、やっぱりラストが泣けないベルなんだなぁ~。 柳瀬大輔さん@ビーストは一幕ラストの【愛せぬならば】が…ブツ切りでヒドイ事になってました汗 ここまで来たら楽まて完走して欲しい! あんな状態なら寂しいけれど交替を!…と思っていらっしゃる方は多いかと。 道口瑞之さん@ルミエール、本日のBOGは客席の手拍子が大きく、ピンスポが当たる前は大拍手~。 …だもんで、いつもは照明さんを指して「有り難う」と艶をつけて言う所が、「おっ?」と、ちょっと驚いて感激したように客席に向かって「(あら~)ありがと~う♪」ペコリ、となりました。 笑えた~♪ コッグスワースの背中のネジ回しを取ろうと試みて「取れナイなぁ~」というセリフは、福岡BB時の軽~い口調に戻ってました! 有永美奈子さん@バベット、ルミエールと連携ブレーで敵をやっつけるシーンではお互いに投げキッスするようになってました☆ 竹原久美子さん@タンス夫人はかなり改善されてきてますが「さ、どうぞ」とベルにドレスを差し出す際にそっぽを向く表情は悲しんでいるべきかと思うのですが~汗 遊佐真一さん@ルフウは、もうホント何も特筆すべき事がなく安定。
実は…この日の客席は「こんなにガラガラでヤバいんじゃ~冷や汗」というような入り具合で(と言ってもALSOKホールは大きすぎ)心配したのですが、この日は私が観た広島公演の中で一番盛り上がった舞台でした。 劇中の拍手やBOGでの手拍子も熱く、客席で観ていて…ウキウキした気分♪(byチップ) カーテンコールは途中からスタンディングオベーションになり、回数も今までで最多でした。 「あ~、楽しかったぁ~」と心から思った観劇でした拍手

劇場 キャスト
ビースト:柳瀬大輔/ベル:坂本里咲/モリース:喜納兼徳/ガストン:田島亨祐/ルミエール:道口瑞之/ルフウ:遊佐真一/コッグスワース:青羽 剛/ミセス・ポット:織笠里佳子/タンス夫人:竹原久美子/バベット:有永美奈子/チップ:川良美由紀/ムッシュー・ダルク:田辺 容

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