思い出を売る男【自由劇場】

“劇団四季のストレートプレイ”を初観劇。 元々、苦手なジャンルなのですが…危惧した通り、気絶時間が飛び飛びにありまして、ちゃんとした【おぼえ書き】が…実は書けません! 情けない~冷や汗
冒頭、この作品の背景や上演にあたっての想いなどを、劇団四季創立メンバーの日下武史さんが解説。 それから物語が始まる…という趣向。
敗戦直後のうらぶれた街角を舞台セットは素晴らしく造り込んであり、とても趣があり、そのライティングも幻想的な雰囲気で、郷愁を誘うような感じもあり…なんともいえない空間の中で物語は展開されていきます。
セットの転換はなく、背後の壁にいろいろな人物の思い出を、街角で“思い出を売る男”が映し出し、人物たちがその思い出を語る…。 壁に映し出されるシルエットで演じれる様と人物の独白でその人の人生を想像して…という手法で『人の数だけ人生がある』と至極最もなことではありますが、観る側・受け止める側とっては、自分に共通する部分があれば面白い作品だうろな、と私は思いました。
そもそも“思い出を売る男”自身の人物の背景解らず『郷愁を誘うお伽噺』に終始してしまった印象が強く、『この作品で何を観客に伝えたかったのか?』というのが…私には難しかったです。

青い旗キャスト
思い出を売る男:石丸幹二/広告屋:下村尊則/G.I.の青年:田邊真也/乞食:日下武史/黒マスクのジョオ:芝 清道/花売娘:松元美樹/街の女:西田有希(劇団俳優座)/恋人ジェニイ:五東由衣

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