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六月博多座大歌舞伎・夜の部【博多座】

金平糖本日は【着物の日】。 お土産は紫陽花のような色どりの金平糖は可愛い和紙の小箱(助六の絵柄)入り、そして愛之助さんがCM中の資生堂『フルメーク ウォッシャブル ベース』のサンプル(博多座館内にもPOP多数)も。 梅雨の小休止+涼しさに着物を着ていくには助かるお天気の1日で、華やかな客席。

恩讐の彼方に

初めて観る新歌舞伎。 大分県・耶馬溪の【青の洞門】は行ったことはあるし、それが20年もの年月をかけて人力のみで掘られた…というのは知っていたけれど、僧了海の人となりとか、掘る事になった経緯などはこの演目で初めて知りました。 …でもって、十数年振りに訪れてみたくなりました! しかしこの演目、暗転が多い、長い…。 セットが大掛かりだから仕方がナイんだろうけど、序盤で多すぎるから集中力が途切れがちで困った!
魁春さん@お弓、サイコ〜♪ 常々「魁春さんの演じるキャラって何を演じてもドライだな」と思っていましたが、ここにきてピッタリ☆ キャラがはまるとこんなにも可笑し味が増す方だったとは! お弓は一人残されてもちゃっかり逞しく生き抜いて行くのが判るふてぶてしさ。
宗之助さん×壱太郎くん若夫婦のなんと初々しいことよ〜♪ 二人のやり取りを見ているとこちらまでデレデレしてくる感じで、だからこそこの夫婦を襲う事を促すお弓の非道さが際立ったかと。 壱くん、顔ちっちゃ〜い!
梅玉さん@市九郎は悪党になりきれない小物ぶりから、出家して僧了海となってからの信念の人の孤高さを好演。
対して翫雀さん@中川実之助は永年追い続けた父の敵を探し出すまでの流浪の旅+ひたすら岩堀の苦行は感じられないパンパンな容姿と元気な声色で…違和感で残念。
歌舞伎として何度も観たい演目ではナイけど、お芝居として面白かったし舞台美術がスゴかった。

船弁慶

染五郎さん@静御前って、この能衣装って目に新しい感じ…って事は私、染五郎さんのは初見かも? 線が細くて綺麗なお顔立ちだけど、やっぱり立役さんなんだな、と。 平知盛の霊は目が凄く良かった、とにかく“目が語ってる”って感じで、どちらかというと“動きは豪快だけど目には哀愁”で、恨みというより哀しみが強い印象を受けました。 綺麗☆
翫雀さん@源義経って…座組からいって妥当な配役でしょうけど…うん。
東蔵さん@舟長三保太夫の冠者っぽい姿って若々しくて新鮮♪

鯉つかみ

ず〜っと観たいと思っていたのに、ず〜っと観るの機会に恵まれず、やっと今回の初観劇の今演目。
壱太郎くん@釣家息女小桜姫がとにかく可愛い! 愛らしくて吉弥さん@篠村妻呉竹と一緒に観客みんながニマニマしちゃう♪ 歌舞伎に出てくる“世間知らずな箱入り姫さま”って、ものすご〜く積極的で毎回笑っちゃう。 奥座敷の障子に“姫と大きな鯉のシルエット”が浮かび上がる演出がファンタジ〜♪
愛之助さん@滝窓志賀之助は、瑞々しいほどの小姓ぶりで驚き(また女形観たいなぁ…)。 対して鯉魚退治での志賀之助はキリリと美しい若衆で、多分、夜の部を観に来たお客さんの殆どはこのラスト“本水にて立廻り”を楽しみにしていただろう大きな客席の反応☆ ビニールシートが配られた前方列の方は水を避けるのに大変そうでしたが、鯉の中に入ってる役者さんもこれまた大変だろうなぁ…。 目に表情があって白目をむいてグロッキーする様に愛嬌があって、豪快な立廻りなのに笑いが起こる、という。 宙乗り〜早替り〜本水立廻り…と歌舞伎のケレン味たっぷりに、水しぶきをまき散らしながらの“泳ぎ六法”での引っ込みに拍手喝采。 「歌舞伎を観た♪」という満足感を得れた一幕。

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  • レ・ミゼラブル

    (2019.7.29〜8.26)
    ●昼の部/12:30〜15:40
    ●夜の部/17:30〜20:40

  • akko-3(あっこさん)
    歌舞伎・ミュージカルを中心に舞台観劇好きな福岡市民でリゾートダイバー
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