ユタと不思議な仲間たち【九州厚生年金会館】

昨日の佐賀公演に続いてのミニ遠征。 そして以下、ヒノデロ語り~♪
ひのでろ@キューピー
今公演の観劇目的は“道口ヒノデロ”だったのですが、私、正直なところ『道口さんが演じるからヒノデロが好きなのか?』『ヒノデロというキャラクターそのものが好きなのか?』っていう所が、あまりにも好きすぎて解らなくなってきちゃってたんですよ汗
で…劉さん@ヒノデロを観ての結論。 『ヒノデロというキャラが好き』…ってか、やっぱり【ユタと不思議な仲間たち】という作品が好きな事を再認識した、という事でしたっ!
劉昌明さん@ヒノデロは…キモ可愛いんですね! 道口ヒノデロが第一声を発するまで男だと気付かない観客が多いと思うのですが、劉ヒノデロは明らかに最初から“おかまちゃん”。 顔は、噂には聞いていましたが…怖いです、ゴツイです! メイクは…素はハンサムさんなんだから、もうちょっと工夫すれば美人さんになると思うのだけど~わざと怖めにしてるのかな? 日本人でもこの役は和物の所作が盛りだくさんで難しいかと思うのですが、ぎこちなさはあるものの、それが可愛らしく思える劉ヒノデロは充分にあり!ですね♪
ご挨拶での「よ~ろし~くネ」は「留学生かっ汗」という速攻突っ込みをした訛り具合でしたが、その他は「頑張ってるなぁ」「ここまでヒノデロを作り上げるのは大変だっただろうなぁ」という何故かしら暖かい目て観てしまうチャーミングさでした☆
モンゼ@キューピー
とは言え、もちろん道口ヒノデロが観たかったんですよ! ものすっごく! …でも、そうなると私、ロックオン観劇になってしまうもんだから、演目全体に目が行き渡って楽しむ、という観劇が出来ないんですよね。 ですから、今公演で久々に「あ、そういう演技をしてたんだぁ」とこれだけ回数観ているにもかかわらず、新たに気付いた事もあったのは収穫でした。
セットは前回の全国公演とまた仕様が変更になってるんですね。
冒頭のいじめシーンで「あら?音、とんだ?」と思った所は、跳ね橋がナイんですね。 でもって藁を積んだ傘?が高さが変わるんではなくてスライドする等。
佐賀、北九州ともに夏休み最後の思い出作りに…と大勢の親子連れで賑わった会場でした。
わらし~ず

ペドロ一家(体長5cmのミニキューピー)akko-3作

劇場 キャスト
ペドロ:菊池 正/ダンジャ:柏谷巴絵/ゴンゾ:伊藤潤一郎/モンゼ:小笠真紀/ヒノデロ:劉 昌明/ユタ:藤原大輔/小夜子:久居史子/寅吉:吉谷昭雄/ユタの母:菅本烈子/クルミ先生:丹 靖子/大作:中村 匠/一郎:小原哲夫/ 新太:酒井良太/たま子:上原のり/ハラ子:市村涼子/桃子:後藤華子

ユタと不思議な仲間たち【佐賀市文化会館】

昨年に引き続いての全国巡業公演が、よ~やく九州に上陸です♪
道口ヒノデロ目当で最前チケットを確保していた佐賀公演&北九州公演でしたが…劉ヒノデロでしたっ悲しい …って、実は私、劉ヒノデロってこれが初遭遇だったし、演目そのものが本当に大好きなので両日ともにチケットを手放すことなくミニ遠征して来ました♪
昨年から引き続き全国公演をしているこの演目ですから、今回のツアーが終わればさすがに数年は封印されるでしょうから、見納めておかないと!
ゴンゾ@キューピー先に他の会場にて今カンパニーで観劇した友から「柏谷ダンジャと伊藤ゴンゾがすごくイイ!」と聞いて楽しみにしていたのですが、期待通り! 自分の持っている『ダンジャとは…』『ゴンゾとは…』というイメージに両者共にピッタリ☆ そして歌が上手い! ユタってカンパニーが少ないから、如実にコーラスに歌の善し悪しが出てしまう演目だと思うのですが、今カンパニーは耳に心地よく響いてきます。 わらしたちのハーモニーは◎
ダンジャ@キューピー
私の席にはとくに柏谷巴絵さん@ダンジャの生声が綺麗にビンビン聴こえてきて鳥肌もんでした♪ 特にここ最近観ていたダンジャは「悪くはナイけど、陰が薄い…」という印象だったので、パンチのあるこぶしが気持ち良く効いた男前な歌声と、スッキリとカッコいいヅカ男役的な男装の麗人的なダンジャとの再会はすっごく嬉しかったです。 ただ「パンジャマァ」と「ピィ~マン」の訛りは激しく頑張ってもらいたいっ! 重要な笑いポイントですから!(新太の「ぷれじぇんと」もネ)
昨年はず~っと深見ゴンゾで拝見していたので、若々しいゴンゾ、というのががまず新鮮! 『癇癪持ちで力持ち』というやんちゃなの暴れん坊ぶりがすっごくピッタリとくる伊藤潤一郎さん@ゴンゾですね。 歌もウマ~♪
ペドロ@キューピー
菊池正さん@ペドロは…菊池さんはおそらくこの二年間ほどこの演目に縛られっぱなしで、他演目への出演がナイのですが、ペドロ親分~一郎のシフトとしても、それ故にホントに深く深く暖かいペドロ親分が出来上がっていて、素敵です☆ 小夜ちゃんに寄せる想いがますます行動や表情に細かく表現されていて、ホロリとさせられます悲しい
いじめっ子たちは…といえば、中村匠さん@大作が角刈りだったのが新鮮でした! ま、元々小学生がパーマ&リーゼントなのが変なんでしょうけど~。
上原のりさん@たま子が私、何故かしらすごく好きなので、再会が嬉しかったです♪ 時々ハラ子になったりしてますけど、のりさん=たま子が私の中では確定イメージなので。
そして…初遭遇となりました劉昌明さん@ヒノデロについては、明日の北九州公演レポートにて語りたいと思います。

鉛筆 写真のキューピーわらしは…以前、ヒノデロだけ作っていたんだけど「一家で揃ってなくっちゃ寂しいな」と思って全員作ってみました♪(身長5cm)

劇場 キャスト
ペドロ:菊池 正/ダンジャ:柏谷巴絵/ゴンゾ:伊藤潤一郎/モンゼ:小笠真紀/ヒノデロ:劉 昌明/ユタ:藤原大輔/小夜子:久居史子/寅吉:吉谷昭雄/ユタの母:菅本烈子/クルミ先生:丹 靖子/大作:中村 匠/一郎:小原哲夫/ 新太:酒井良太/たま子:上原のり/ハラ子:市村涼子/桃子:後藤華子

宝塚歌劇月組公演・ミー&マイガール【博多座】

博多座に主演男役と主演娘役が来ない公演…というのは初めてです。
個人的には月組の瀬名じゅんさんの舞台を拝見した事がなかったので、楽しみにしていたのですが…それでも、偶然何かのTV放映で観て「芝居も歌も上手いジェンヌさんが居るんだなぁ」と存在を認識していた霧矢大夢さんが主演公演、と聞いて楽しみでした。
公演期間の途中で他の役ではキャストチェンジもあった…という、博多座のヅカ公演としては珍しく実験的だった印象です。
この演目は大学生の頃、ロンドンで一度だけ観た事があるのですが、メインテーマ曲とセット転換が面白かった印象しか残っておらず、歌詞も完全な理解に至りませんでした。 東宝での日本版も観た事がナイので…かれこれ、20年近くぶりの観劇となりました。
霧矢大夢さん@ビルは期待を裏切らない好演。 歌、芝居に加えて抜群のコメディセンスも持ち合わせグイグイと組を引っ張っての奮闘公演。
対して、羽桜しずくさん@サリーがあんまりにもあんまりで~冷や汗 私が観劇したのが初日だったので、公演後半では成長や安定も…だったのかもしれませんが汗 “ザ・娘役”というような乙女ビジュアルですが、歌があまりにも残念でした。 彼女は次期、どこぞの組で正式に主演娘役として就任する日が来るんでしょうか?
他に印象に残ったキャストは星条海斗さん@パーチェスター。 スラッと背が高く、頑張って霧矢さんのアドリブやギャクに食らいつき、おもしろ弁護士として?客席の笑いを取っていました♪
それから桐生園加さん@ジョン卿。 髭の似合うスマートなジェンヌさんって少ないかと思うのですが、これが色気があるおじさま風情で上品で凄く良かったです。 彼女の持ち役かと思いきや、これは本公演では霧矢さんがされていた役だそうで、今公演では大抜擢だったんですね! とても素敵で、ジョン卿ばかり目で追ってしまいました。
客席通路をふんだんに使ったり、ご当地ネタや時事ネタギャクも取り混ぜて、の奮闘ぶりは好感が持てました。 ラストのミニショーも「嗚呼、今年も博多座に宝塚がやって来た」という気にさせてくれて満足でした。