六月博多座大歌舞伎・千穐楽【博多座】

【六月博多座大歌舞伎】千穐楽昼夜通しで行ってきました。
歌舞伎を観始めた頃って“1日通し観劇”って、体中が痛くなって体力的にも気力的にも辛かったけど、今は全くヘッチャラ 年齢を重ねて体力的には落ちているはずなのに…ちょっと不思議汗
今公演では、5月中旬より殺人的に仕事が忙しくなってしまい、船乗り込みも行けず、本公演も部を通して観劇出来たのは千穐楽一週間前悲しい
すでに舞台をご覧になった方から『今公演の博多座の盛り上がりはスゴイ』『連日満員御礼』と伺ってはいたものの…実際に博多座に行ってみて、その賑わいぶりにビックリ!
なんでも今公演の売り上げは10億円を越え、博多座柿落し公演以来の…歌舞伎公演としては?観客動員数の新記録樹立!だそうです☆
博多座内のレストランも食事時には見た事ナイくらいの混雑ぶり。 今月の一人当たりの客単価って…スゴイ数字だったかと~(博多座売店も超混雑!きっと幕内では大入袋が?!)
この盛り上がりが今後の博多座における歌舞伎公演の盛り上がりに繋がればイイのですが…次回の歌舞伎公演は来年二月。 『勘三郎さんだから観てみたい』という方が多かったにせよ、今公演で「歌舞伎って面白い」「歌舞伎また観てみたい」と感じた人も多かったはずで…この気持ちを持続させるには、ちょ~っと待ち長いですよね。
博多には『飽きやすの好きやす』という言葉があります。 興味をもってなんでもすぐ 飛びつくけれどすぐに飽きてしまう…という意味でありまして、この歌舞伎ブランク期間がそのような事にならないよう祈るばかりです~(ロングラン公演がこの地で難しいのは気質の問題が大かと)
さて、今公演で残念だったのは、21日に勘太郎さんが夜の部ラスト【雨乞狐】で巫女のパートを踊っていらっしゃる時に靭帯を痛め、翌日から休演された事。 22日【熊谷陣屋】の義経は勘三郎さんが代役を務められ、23日からは市蔵さんが。 今月末から始まる巡業も休演されるそうで、ゆっくり確実に怪我の回復に努めれますよう…一日も早い回復をお祈りするばかりです。

鉛筆 千穐楽までの…代役に伴う配役の変更は以下の通り。
【熊谷陣屋】源義経 → 市蔵
【人情噺文七元結】和泉屋手代文七 → 七之助
【弁天娘女男白浪】浜松屋倅宗之助 → 芝のぶ
【雨乞狐】野狐・雨乞巫女・座頭・狐の嫁 → 七之助/小野道風 → 勘三郎
各部・各演目の感想は…また後ほど追記予定